めーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

めー

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薄化粧(1985年製作の映画)

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妻子殺しと爆破の罪の男が脱獄して逃亡生活を送る。そんななか出会った女と…という感じ。女の影響?で化粧というか眉毛を描きはじめるけど、孤独同士の同一化のような気がする。さみしい

建築学概論(2012年製作の映画)

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すれ違いな恋愛、大人になってから当時を語るシーンはないけれど、2人が思い出しながら進んでいるようだった。韓国映画に出てくる家って全部良い〜小さい家も大きい家も!
共学の大学だとこんな感じで恋愛始まるの
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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フランスらしい恋愛の煌めきと痛み、豊潤な景色にのせて、全てが美しい。
存分に浸れる180分、アデルの物語
君の名前で〜とか、ドランの映画を思い出した

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

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なんてちっちゃくてかわいい話なの
好きが詰め込まれてる感じがして心地よかった
もっとしっかり日常を味わいたいなぁ

小津ポリス(過激派)が殴り返されてて爆笑した。ノーランあるあるすぎて笑い増し

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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時間なんて気にせず、ずっと無駄なことができたらいいのに

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

正直な映画にみえた
クソクソクソな現実しかねぇ〜今世やっぱむりぃ〜って泣いたけど、小さな幸福をいっぱい柔らかく描写されててさらに泣いた。というわけでもうずっと泣いていたんだが…
日常のちょっとしたスト
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

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ヒリヒリする苦しい映画
どんな些細なことでも真実を知るってのは暴力的だ〜とかなんとか申しますが、暴力度が大変高い

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

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制限された時間の中で広がっていく結びつき。フリン映画だけど、一貫して彼自身がのびのびと、時に傷つき生きていることに豊かさを感じる。最後まで繋がりをみせてくれたのは良い‼︎しかしみんなちょっと暗そうでち>>続きを読む

夜霧の恋⼈たち 4Kデジタルリマスター版(1968年製作の映画)

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アントワーヌ氏の社会不適合感が良い。微妙にマッチしない感じがリアル。そんなところが結構コメディ的に、時に仰々しく表現される。そして恋愛も、愛おしさが全開。もーまじダンシ‼︎って感じ。
通して軽やかな作
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アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

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30分でテンポ良い
『大人は判ってくれない』から、アントワーヌ氏は就職へ…
好きな子になかなか近づけないのに、その両親と仲良くなるの歯痒くて愛おしい

台風クラブ(1985年製作の映画)

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気怠い日常の開放、闇を散りばめて
みたままをダイレクトに感じられる良い映画だ〜
長回しだけど、なんか自然だな。みやすい。
台風後の異常な景色と青空、何度見ても興奮する

オアシス(2002年製作の映画)

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唯一無二の繋がりだ…泣いた…とおと…2人のオアシスだけをずっとみせてくれ、映画の中ではせめて断罪しないでよぉ…ヤメテ…ヤメテェ…恋愛って2人だけの世界だったらどんなに良いんだろう、全ての見え方が絶対に>>続きを読む

解散式(1967年製作の映画)

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ヤクザ解散後の兄弟の関係とヤクザの居所。時代の揺らぎは義理人情が淘汰されつつあるが、まだ捨てきれない沢木(鶴田浩二)。兄弟だった者たちへ、任侠道に生きる者の最後の悲しく寂しい足掻き。
映画の看板多すぎ
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

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民事介入暴力の女弁護士(宮本信子)がヤクザずぶずぶのホテルを立て直しをする。ホテル側の男2人と女弁護士の軽快なやりとりは面白い。ヤクザの表現がオーバーすぎるのと、ノブちゃんが出てくるまでが長い…伊丹の>>続きを読む

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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ゴダールの『女と男のいる舗道』でアンナカリーナが涙したこの映画は、どんな映画なんだろうとずっと思っていた。横に流れてパッとうつされる顔、映像での抑圧の表現と明暗の美しさに苦しくなる。画面があまりにも強>>続きを読む

怒りの日(1943年製作の映画)

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普遍的でみやすいな〜人間は泥臭く汚い抑圧の中に生きる。ベルイマン的だ、神はいない…(そんなぁ〜)
人間の複雑性って永遠のテーマだな。画面つよい!
ミゾグチみた時の冷静な視線と強さを感じる

沈丁花(1966年製作の映画)

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かなり笑えてちょっとホロっと、まとまってて超みやすい。オールドミスな姉2人の結婚するとかしないとか、のホームドラマ。この司葉子、楽しくて良い。しかし気付いてしまった、司葉子だの淡島千景だのオカマリだの>>続きを読む

香港の夜 A NIGHT IN HONGKONG(1961年製作の映画)

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日本と香港など割と動き回る
メロドラマなのでキャットファイトはなく、上品な仕上がり…というか司葉子はいつも上品だ。首元が広い服めっちゃバエてる…美しすぎる

流れる(1956年製作の映画)

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芸者の置き屋。女中の梨花(田中絹代)を通して、人物の動きをみる。
序盤からウッとなるような空気が滲む…
流れるように生きるとはなんて儚いのだろう…と、湿っぽくなんてならず、女たちのシビアな生き方がある
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

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人生のどうしようもない愛おしさが詰まっている
コーヒーやお酒などを2人で向き合って飲み会話をするというホン・サンスの長回し、密にならざるを得ない環境でミスったり良い方向にいったり…わかる〜逃れられねぇ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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うっわ。良い‼︎てか初期にクリップしてた映画をやっとみた笑
久しぶりにタランティーノ…緩急がクセになる〜これ学生の頃に見なくてよかった〜拗らせるところだったわ…
時系列の間の話をあとからみせてくれるの
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続・座頭市物語(1962年製作の映画)

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兄弟!カツシンとトミサブ。ちゃんと前作から続いてて良いし、全体的に分かりやすい。兵隊やくざの森一生の回の時に思ったけど、ロングショットが良い。あの水辺で過去を振り返るシーンめっちゃ良かったけど、イチの>>続きを読む

エレキの若大将(1965年製作の映画)

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初・若大将シリーズ
ドラえもんみたいにいろいろ解決してくれる加山雄三。いろいろとこなしつつもラッキーボーイ!でも、感情がみえにくい気がする…そこが良いのかな。
大円団まで、のびやかでテンポ良い映画。無
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スーパーの女(1996年製作の映画)

4.0

久しぶりに邦画でこんなに笑った
宮本信子がキレ者で爽快!マルサでも感じる愛くるしさはなんだろう…この全力なキャラクターが親しみと共感性を盛り上げてくれてるのかな。とにかく最高〜
地域のあるスーパーを立
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座頭市物語(1962年製作の映画)

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めっちゃ良い‼︎勝新の盲目主人公ということですが、不知火検校よりもカッコいい仕上がり…
わかっていたけど〜わかっていたけど〜お互いの運命にグッと来ちゃいましたね。淡々としている人との交わりに彼の歩みを
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娘・妻・母(1960年製作の映画)

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いろいろな感情が渦巻いてて何だか疲れちゃったな〜と感じる面白さ。家族って難易度高すぎる、そりゃ未婚率あがるかも…とか…どうなんだろう笑。財産相続や親の扶養、自身の家庭の問題、など普遍的なテーマだと思う>>続きを読む

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

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人間の本質とか言うと嫌になる。独りで生きることってやっぱできないのかな、組織への安心感なんて…その中でも自然は美しかったり、激しかったり自由だ。
情報少ないけど、圧倒的な映像と音に引き込まれて見入った
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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今までにない映画体験だった、音の記憶の旅。
アピチャッポンの長回しは美しいな

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

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死と祈りは繋がりやすい。体調崩した頃、祈ってばかりいたことを思い出す。もう、神頼みなんよ…
笑い転げたよね、だってちょっとさぁなんか理想とか絵図っちゃったじゃんかー寂しい、穏やかな終わりのにおい。
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.0

胎児の頃より楽しみにしていた上映
生きてて何が良いんだ?回答無し。
何も考えられないしわかんない、漂流することだけはできる。あー、でもなんだかうるさいことばっかだなぁ。
このwandaを肯定も否定もな
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稲妻(1952年製作の映画)

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人間の新しい生活、在り方
1952年か〜古さがない、とか言いたくないけど…笑
やっぱラストまでの持っていき方が秀逸だ…稲妻が落ちる、そこから母と清子の展開と、続く人生の現実に打ちのめされる。なんて堅実
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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最悪だけど、そこに最高のロマンがあった。この気分の悪さはなんなんだろう、社会や秩序がなければ息がしやすくて走りやすくて気持ち良いのかな…それはすべての人間に与えられているものなのかもな〜炙り出されてい>>続きを読む

ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

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「世の中気楽にいきましょ〜!」じゃ、ないねん!って思ったけど、これみたら最高になった。働くすべての人への応援映画じゃん〜‼︎(?)
不真面目に生きるためにスポンサー(笑)をみつける、た・め・に、真面目
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

彼が知的で冷静であることで成り立つ全てが詰まっていた…素晴らしいステージで涙と震えが止まらん‼︎
訴えや願いは彼自身もその1人だという強烈な一貫性になんだか親しみを覚える…やっぱ本当にすごい人だ
帰っ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

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OLは昼ごはんはいつメンで集まって、ねむい〜彼氏ほし〜とか空の会話ばっかしてるし、ドラマとかテラハ、バチェラーは興味ないけど話題に合わせるてみるし…コロナ禍で全て無くなったので、そんな日々を懐かしく思>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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ええ〜良い‼︎
ちゃんと内なる声をきいて変化していくウッディ、また新しい彼の人生のはじまりを感じる。なんて清々しいのだろう…
なかなかに現代的なテーマな気がする、時代にあっていて良い。ウッディだけ他の
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