ハトクマポータブルさんの映画レビュー・感想・評価

ハトクマポータブル

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

2.9

ボブマーリー好きやからなんとか見れたけど、映画的な面白さの無い量産型伝記映画でショック🥲
あと、曲のワンフレーズをまじなんでもない日常会話でボブマーリーがぶっこむ瞬間がたまにあって、そんな持ちギャグみ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.6

傑作の香りしかしないオープニングクレジットスタイルでハードルをぶち上げて、ノーダメージどころか、ずっと良かったんだが??って作品を、薪割るのうまいおじさん主演で、平日の回に高校生カップルが映画デートで>>続きを読む

MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランクな気持ちで観に行ってみたら、第一部が案外、考えしろのあるもので、「だめだ気を引き締めないと」と、思ったら第二部が始まり、こっちが比較的フランクに楽しむことができるものだった。
第二部は手話あり
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

4.0

清原監督の映画は、こだわりが強いと言うと語弊を生みかねないけど、でもめちゃくちゃ丁寧で、なんというか人肌の温もりを感じる丁寧さというか、誕生日に母親が作ってくれる晩御飯みたいな感じで本当に好き。

熱のあとに(2023年製作の映画)

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冒頭のタバコも笑みも機能していない機械的な動作に感じてしまって、その後も噛み合っていないように思えるものが多くて、なんだか観た誰かと色々話したいなと思いながら観ていた。
太賀の気持ち結構わかるなぁくら
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ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンプラッシュ'79(1994年製作の映画)

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開始1時間はボブマーリー不在、ほぼステージの寄り画、歌詞字幕無しのスーパーストロングスタイル。
目瞑って体ゆすってるのが正解の見方。
ただ、演者も街の人も街の景色も全部カッコええんや。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.0

あまり穏やかな映画を「心地よい」と感じれない悲劇のファスト世代末端構成員なので、冒頭のシーンを観ながら、「やばいかも」と思ったのは愉快な過去の話で、めっちゃええやんけというのが今の話。
出会う登場人物
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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とにかく音楽の入り方がたまらなくださかっこいいんだよなまじで。

彼方のうた(2023年製作の映画)

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序盤から「美味しいェものゥ」って舌足らずな小川あんが野放しにされていることから、この映画多分好きだなって安心して見ていたものの、なんだか所々退屈になってしまい、自分の感度が下がっているのだと、悲しくな>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.8

どこかで見たような内容で想定のいく展開なのに、食い入るように観ちゃったんだから、それはもう素晴らしいってことですよ。
同じ時間帯に同じ新宿で粗品の電蟹がやっていたこともあり、どの登場人物も最初は「お前
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きのう生まれたわけじゃない(2023年製作の映画)

4.0

まるで真冬なのに柔らかい春風を浴びるような心地よさで、めちゃくちゃ良い。
ぎりぎり知らないビジュアルの鳥が出てきたが、あれが烏骨鶏か。
烏骨鶏ってあんなにちょうど知らないビジュアルだったのか。
アーニ
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明ける夜に(2023年製作の映画)

3.8

こんな日が1年に一度あれば良いよね。とわざわざ思い描きはしないけど、あったらめっちゃ良い、そんな日が良い塩梅で詰め合わされていた。
登場人物が多いのにみんな魅力的に映ってて素敵だった。

苦い涙(2022年製作の映画)

3.5

オゾン好きな方だし、割と期待してたけど、うっすら乗れなかったな。。

PLASTIC(2023年製作の映画)

3.9

平均スコアがあまり高くなかったから身構えたけど、いーや全然良かった。
酷評レビューの内容も正直理解は出来るんやけど、良かったと思える部分のツボの押し方のほうが超えてきたかな。
最初と最後の音楽とタイト
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遠いところ(2022年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良い。
社会問題のひとつひとつを抜粋してテーマと名乗りお人好しだけが売りになってしまっている作品が誰も幸せに出来ていないこんな世の中で、この現代を生きているということが社会問題の渦中であり
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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大谷のベンチでの声掛けとかイニング間にベンチ裏で甲斐と相手を分析してる会話が観れるだけで最高やんか。

怪物(2023年製作の映画)

2.9

退屈はしなかったけど、何も残らない。

見晴らしのいい遊具で小柄な方の小学生が「そうだねッ」と言い放ったので、すぐに心の中で「..プロテインダネ」とそっと添えてパッション屋良を完成させられたときが
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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これを見る10分前まで2時間近く大鶴肥満を見続けた代償として、大鶴肥満の残像が頭にこびりついて離れず、途中までまったくなにも入って来なかった。ごめんね。
30歳で11歳の子供がいる人生は自分には一生経
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まーごめ180キロ(2023年製作の映画)

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実家一連が名シーンすぎる
恋愛のところも、一昔前ならみんな笑ってたんだろうけど、そうならないのはちょっといいことだねって思った。

逃げきれた夢(2023年製作の映画)

4.2

25歳を過ぎたあたりで、それまでの人生が生まれ育った環境や経験したことだけでなんとなく流れに身を任せていても、その生まれ持った人生貯金を切り崩すだけで成り立っていたことに、急に気付き始め、突然自分の人>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

4.0

「バルタザールは唯一涙した映画」とか盛大な前振りですか?と思うほど、ギャグ要素満載で二次会強制参加大学生みたいになってるあのEOとか笑っちゃうよね。
引くぐらい多種多様かつ、凄まじい数の人間以外の動物
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.3

破滅的に良かった。
わかるよ七森くん!わかるよ麦戸さん!
と思いながらも、間違いないっす白城さん!
ってなるし、対比してるように見えてみんな根底は同じなのよ。
全登場人物ぶっささりました。
自分はぬい
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

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このあたりのドキュメンタリー、主戦場を超えるかとたびたび期待してはみるものの、圧倒的に劣るのは何故なのか。
テンポかな。
だいぶお年寄り向けのテンポだった(偏見)
内容も内容でなんだかこれ観に来る人な
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.6

冒頭のトレーニング器具の重りが軋みながら繰り返す上下運動を見せられた時点でご飯3杯はいけることを確信して、その期待を裏切ることなく素晴らしい傑作との出会いに感動した。
開始15分で早くも尊くなった岸井
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I AM JAM ピザの惑星危機一髪!(2022年製作の映画)

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辻凪子が大阪を飛び出し東京を通り越して、いとも簡単に宇宙に飛び出して叫ぶは「世界一のコメディエンヌになりたい」というただそれだけなのだが、良いじゃんそれで!それで良いじゃん!ね!
強烈な野心に満ち溢れ
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.6

やっと観れた。おもろすぎやろ。
基本的に全部良いんやけど、最後あそこまで空気が出来上がってるのに「帰った方がいい?」って絞り出すところがシェリフをシェリフたらしめすぎていて、そのセリフ書けるんえぐい。
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.5

中盤の感想が、うるせぇ声でけぇバタバタすんな。しか湧き出なくて、もう僕は人の心を無くしてしまったのかもしれないと、悲しくなったでございます。
終盤はもう1人のやつ追い出したおかげで、比較的大人しいなっ
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バビロン(1980年製作の映画)

4.6

冒頭から文脈には全く必要のない2秒ぐらいが毎カットごとに在りながらにして、一片の無駄もない天才的な大傑作。
ストリート系青春群像劇として、よくある感じの内容ではあるものの、全てのカットが本当に丁寧に作
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ロミオ(2019年製作の映画)

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何週間か前の座王に出たどんぐりたけしが、ぶち抜いた眼球を放り投げて「右目だけでも届けー!女湯へー!」ってギャグしてたの思い出したら、映画が終わった。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

良い映画。すごく見やすかった。
結果的にただただ主人公が自分の友達のことを教えてくれただけの映画だったと思うと、ほんと良い映画だった。
「こちらあみ子」とほぼ同じ役柄やった尾野真千子はもはや方言マスタ
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四年生ボギョン(2013年製作の映画)

3.5

もう自分はこの監督の作品に対しては、全ての雑念を捨てて「ええやん!」と思うムーブに入っている。