誰さんの映画レビュー・感想・評価

誰

マグダレーナ・ヴィラガ(1986年製作の映画)

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苦痛の表情に心が痛んだ
それにしても構図や色合いが最高だった
壁のタイルやアーチの牢獄も素敵

マグダラのマリアだと気付いたのがエンドロールが流れてからだった
逃れられない罪と故郷を思い出せる唯一の居
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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犬の名前がこの映画の総てな気がする
戦争が起こる理不尽な世の中で、映画にだけは変わらぬ日常とくすりと笑える癒しであって欲しいね
ラブストーリーってなってたけど、どちらにとっても別に恋愛がマストじゃなく
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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様々な人種をその人種役として起用してリナサワヤマにバトンタッチされるの本当にすこ

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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だいぶ好きだった。
掘り下げて考えたい。
マトリックス見直した後だったから繋がってて尚良い。

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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衣装デザインが大変好み。
台詞は少ないけれど、小説を読んでいるようだった。
酒に溺れた亡霊の彷徨い、名もなき人物たちの群像劇。
鑑賞後、全ての音が分離して鮮明に聞こえ、耳を研ぎ澄まさせられていたと気付
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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絵画、眠りの森の美女、白雪姫、不思議の国のアリスのオマージュ
アオサギは白雪姫のハゲタカ(死神)
宮崎駿監督の原点と歩みと未来、そして死生観
132 “信じる気持ちを強く持て”
一番感動したのはエンド
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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あんたを救いたいのは、一緒に私も救われたいからだ
心配ならいくらでもする、いつだって駆け付けるから、私をあんたのヒーローで居させてよ
ずっと一緒に居たいを鵜呑みにしてる私を、どうか嗤わないで
人生ごと
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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感想を書き忘れていました
視覚的な量子力学の説明で、小さな宇宙の話
未来と過去の逆行性
観測者(観客)がいて存在する事象(映画)
TENETが作られたからメメントが存在する
未来からの過去の救済のメッ
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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悪夢は些細な切っ掛けに過ぎない。
ジェフリーの中の好奇心と欲望は、きっと本来彼の中に渦めいていたものだ。
老人に囲まれて生活し、愛に溢れているようで何かが退屈。
この世は陰と陽で出来ている。
コマドリ
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不滅の女(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

娼婦に恋をし、嫉妬で殺してしまい、娼婦で商売をしている大元の盲目の老人に犬を使って殺された?
閉塞的な部屋から窓を覗くショットは牢獄の暗喩か
スーラのグランドジャット島の午後を彷彿させるショットが出て
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ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

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新文芸坐にて。
私にとっての恐怖とトラウマが詰まっていた。
美術が素晴らしい。

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

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思ったより新しめの映画だった
前編モノクロかと思っていたので色付いた時の感動があった
“寂しさは私を完全にする”
転生後ちょっと蛇足感はあったけど台詞が良かった

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

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死は容易く、つらいのは愛ですね確かに
一番綺麗なベッドシーン?の撮り方だった

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

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映像が実験的で面白かった
遡る時系列も好きだな
監督はロマンチストだね

そばかす(2022年製作の映画)

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表層の表層 可視化の第一歩目
いい加減マイノリティの幸せを描いた映画が観たいよもう作るね
主役の方、綾野剛に見える時あった

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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交わらない世界で交わるのは女の生き様
シスターフッドには物足りないけど
相変わらず地獄のような世界で生きてるうちら
ディテールの詰めが甘くて芝居じみていたのが残念

(1990年製作の映画)

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実験的で大変面白かった
社会的な話もあったり、人間の本質もあったり、文学や絵画から影響を多く受けているところもとても好きだ

エルヴィス(2022年製作の映画)

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相変わらずの豪華絢爛な美術と衣装で、本人かと見紛うほどの演技
しかしエルヴィス本人のパーソナリティに然程踏み込まず、搾取した側に真実を語らせる描き方には疑問が残る

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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あまりにも地獄で、しかし私たちの日常だった
ラスト原作からの改変らしいけど、突然のポップな終わり方にびっくりした
これを家父長制による苦しみの問題提起だと捉えられる人はどれくらいいるんだろうか
あから
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

明快で脚本の手本とされるだけある
男性社会であまりにも逃げ場がないテルマとルイーズはそうならざるを得なかったね
30年経っても色褪せない良さだけど、社会が大きく変わったとそろそろ言わせてくれ

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

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映画初め
原作ありきでも脚本の密度がすごい
カットインの暗喩、音の使い方での魅せ方も感心してしまう
美術もよかった
センスに脱帽
EDの明るさで今までの不安全部なくなる

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

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洗濯物の間を抜けて運命のキスをしたい
テーマソングとても良かった
どこまでが現実だろう

EMMA エマ(2020年製作の映画)

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美術が良かったのでカメラワークや照明が勿体無い

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.3

この世の生きづらさと其々の理想の世界と人間の本質だった
第三者視点のときだけ言語障害が明らかになったり、マルコヴィッチの症状を統合失調症に見立てているのも秀逸な構造
他の誰かになりたいという羨望と、肉
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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“映画”への解釈違いで1/3以上は観れなかった
ジム・ジャームッシュオマージュも謳わないでほしい
あとみんなマスクしててこわい

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

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マイケルケイン目当てで鑑賞
時代遅れな発言や演出はあるけど、脚本がよくできていた
ラブ要素がほとんどないのもいいし、レズビアンも一瞬だけど三人出てくるし、着飾ったのを知ってもいつも通りの姿でデートしよ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

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みんな出てきて嬉しかったけど、キャラがフィービーとポッドキャスト以外弱すぎてもったいないな 兄妹設定意味あるんかってくらい兄の存在空気

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

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もう1,2忘れかけてたけどサラは最高にクールなゲイガールだった
脚本よくできてる

ホリデイ(2006年製作の映画)

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息抜きに母からのおススメ
2週間のホームエクスチェンジやってみたい
脚本家のおじいちゃんかっこよかった
そんな絶対に恋愛しないと死ぬん?ってなったし二人とも恋愛より先に心のケアをしたほうがいい

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