tookーoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

裸のランチ(1991年製作の映画)

4.0

観念と概念、観る者に問いかけて…いや、観る者のそれに挑んでいる様な
想像以上の気持ちの悪いクリチャー
作品が解るとか分からないとかでは無いく、ましては「好き」とか「嫌い」問題にしていない。
有る意味、
>>続きを読む

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

5.0

公開から60年が過ぎ数万の人がその面白さを、話さずには要られない作品、全てを委ねどっぷり残酷に浸り楽しもう。
劇中の英語も分かりやすく、繰返し観て作品の元のニュアンスも楽しめる。
ひとつ望むならば、暗
>>続きを読む

捜索者(1956年製作の映画)

5.0

1956年の作品、人種差別等の問題を今なら考えてしまうところだが。
拉致された娘の奪還と、復讐ドラマ。
エンターテイメント作品の中に、現実的な厳しいエピソードを織り込まれ、製作側の意欲的な姿勢が伺える
>>続きを読む

繕い裁つ人(2015年製作の映画)

-

琥珀色の空間と、アンティーク感の醸し出すテイストで観る作品なのかなぁ。
以前、小さいがドレスメーカーにいた私には、服への「愛」が感じることが出来ない、作品でした。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

4.0

さて2作目、続編です。
前作のヒットを受け、更なる展開の工夫がポイントが見所と成りますが…反対側からの「復讐」ッと、早くも此の手を使ってしまった感、大有りですが、前・後半と展開の工夫が良い👍ですね。
>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

5.0

リュック・ベッソンへの興味処は、その企画力と奇抜な映像センス…って私は思っていましたが、それも此の作品まで此の後は、これ迄の焼き直しの様な企画作品ばかり…
一本目のこれは、感情を萎えさせ無い為のタイム
>>続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

-

山下達郎さんが此の話が好きで、「夏への扉」って曲、作りましたネ。
興味を持った私は、読んだ…何度も読んだ…本当に欧米での映画化がなかったのだろうか?同作者のあれを撮ったスピルバーグさん…とかネェ
権利
>>続きを読む

愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1(2019年製作の映画)

-

古本屋さんと、詩を絡めて話が進み深水さん宇野さんが出ている…ッと興味津々に拝見…しかし私には駄目でした。
「本」が山盛り出ているのに、その存在感も、扱いも、酷く感じられた。
バストショットのアングルが
>>続きを読む

座頭市(1989年製作の映画)

4.5

封切観賞は、面白い❗っていう作品に思えなかった…のですが。
23年が経ちディレクターカット❗勝新再編集4K版での配信と…来たので観賞。 
此が…殺陣が凄い‼️
余分な話・展開を削ぎ落とした…
ハードボ
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

覚悟はしていた。見届けるにはエネルギーが要ることを…衝撃的なシーンが続く。 此の事件が特別なのではなく、あの「飛行機が…」「建物占拠の…」全てのテロ現場で起きてる事なのだろう。
いろいろ言い分は有るの
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.0

導入がチョイと長いが、おお!「ドッペルゲンガー」モノ?ッと思っているとエドガー・アランポーの「影を殺した男」の逆バージョン❓なんて思っているうちに話のスケールがでかく成る、でかく成る❗
導入の伏線が解
>>続きを読む

闇の子供たち(2008年製作の映画)

5.0

此の作品の辛さは、半端無い❗強烈である‼️
2008年封切から13年経つもSNS 等を介し更に…COVID 19 の影響も有り大きな問題に成っている。
此の作品の5年前の「KT 」等、阪本監督はリスク
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.5

セリフ、セリフ、セリフ、そしてニューヨーク…まさにウディ・アレン
「マンハッタン」から変わらない、面白さ…
彼女の「用事」を絡め週末のNYを楽しもうとするカップルだが、各々に思いがけない展開が…
刺激
>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

-

笑いを取れたのは、小池さんだけで大泉さんはこれも、どれも同じに思える演技⁉️
此のコメディセンス私には駄目でした。
女医さんの処辺りから舞台劇風演出バリバリに…
小池さんのけれんみたっぷりのダミ声は…
>>続きを読む

遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

5.0

ハワード・ホークスそして一部は、オーソン・ウェルズが撮ったとも言われている作品…やられた❗良く出来た作品だ‼️
30年後J ・ カーペンターが抜群のセンスを持ちリメイクに取り組んだ‼️
ハリウッドは素
>>続きを読む

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

-

原作は1938年、カーペンターのは1952年の「遊星よりの物体X」のリメイク、邦題が「より」から「から」に成っている。
52年作品でストーリー展開の面白さは既に完成、カーペンター版のリメイクは彼の映像
>>続きを読む

将軍たちの夜(1967年製作の映画)

4.0

戦中の猟奇事件を、戦中⇄戦後で追う…
恋愛と大物暗殺も絡め、ストーリー展開が濃厚に成って行く…トム・クルーズの「ワルキューレ」を、合わせて観ると…より楽しめる❗…ぞ‼️

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

2.5

Fast~で始まったからRust~で終わる…成る程…ッと言いたい処だが、一作目の邦題命名の逸話が有るのだから、ここは一つGAGA さんも頑張って欲しかったナ❗
作品の方は、とことんやってしまっている、
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

5.0

なんと映画好きには美味し過ぎる‼️ヨダレが止まらない‼️
次から次に繰り出される作品と話の面白い事、まるで宝石の雨嵐や~
映像面のクオリティの飛躍ばかり目立つ業界だが、「音」がいかにバックアップしてい
>>続きを読む

戦火の馬(2011年製作の映画)

5.0

主人公⁉️を、擬人化せずナレーションや心のセリフすら無く進行する作品…こんな映画有っただろうか?
スピルバーグはやってのけた❗かつて彼は、「国境や言葉を越え、スクリーンからだけで楽しめる作品を創りたい
>>続きを読む

キング・コング(2005年製作の映画)

5.0

語るべき事を、語り
魅せたい処を考えに考え創り上げた
創り手の英知漲る感動作、傑作‼️
自宅観賞でも、大きなスクリーンで観た感動が甦る。
I'MAX3Dで観たい作品‼️

白と黒のナイフ(1985年製作の映画)

3.5

スターウォーズ二作品を撮りつつ、腰を据えたこの様なサスペンスを、此の監督は撮っていたんですね。
駆け引きを、面白くする様に思考を凝らせていますが、サスペンスのテンションは弱くチョイとかな…と
シスコの
>>続きを読む

評決(1982年製作の映画)

5.0

じっくりと「映画」と言うもの楽しみたい時、私は此の作品…
何度観ても、劇場で観たあの「面白さ」が堪能出来る稀少な作品。
駆け引きに、展開にとことん酔いしれる。

経験(1969年製作の映画)

2.0

「僕のひと夏の経験」シリーズの様な作品、前半ほぼ観光PV +綺麗なお姉さん…てな感じたっぷり映画
鮮やかなラストではあるが…
「ブリット」出演があったもののアメリカでの役が、添え物的な役ばかりの不遇な
>>続きを読む

アラスカ魂(1960年製作の映画)

5.0

まずは、作品の保存状態良さに驚くが言葉(セリフ)の掛け合いの面白さに「映画の面白さ此処に有り❗」と叫びたくなる。
泥だらけの殴り合いは、見もの‼️
60年前と思えない綺麗な映像と、ラブコメ⁉️劇の旨み
>>続きを読む

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

4.8

つい今と重ね合わせ、もどかしさも有るが33年前の作品、強烈なメッセージと共に考えさせられるが何よりも此のコロナ禍の2021現在、人間と言う生き物の有り様が心の品格?が変わってないの事にショックを覚えざ>>続きを読む

8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

1.0

リモート撮影風作成作品、COVID19 禍の世界への苛立ち、メッセージとも取れる処もあり…なのですが、1時間半程がどうも私には、作り込みが乏しい(私が感じた処の…)内輪落ちが多いぐだぐだ感しか覚えられ>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.7

回収マーケティングが大きな欧米作品が公開を見合せてる中、抱き合わせ配給作品の公開が楽しみに成る昨今、そんな中映画好き此の作品はたまらないプレゼント🎁では無いだろうか?
2年前、大腸癌の手術・治療をしな
>>続きを読む

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

5.0

話のテンポ、画だけでも面白さを出せる演出のセンス‼️
CG サーカス状態の「ワイ・スピ」より、車絡みでは実の有る面白さが此処に有る❗
もう少しで50年も経つ作品なのに、旨い処満載‼️
ジョン・ウィリア
>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

5.0

何だろう此の、台詞、カット内の空気感、間の取り方 押しつけてこない可笑しさ、演出の感性意外の何者でもない。
三人のオムニバスで在りながら、感性の受け流しが最高じゃない❗
エンディングのCharaの歌が
>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

3ヵ月、まるっと3ヶ月大きなスクリーンで楽しみたい作品が、自分が観たい🎥がなく時間が経ちましたが…やっと来た作品‼️ いろいろ突っ込みたくは成るが、此の手のジャンル理屈だては
、野暮と言うのも 楽しめ
>>続きを読む

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

1.5

二時間近くの尺は、必要だろうか?
短い尺で徹底的に弾け笑わせては、貰えないものだろおか?
福田さんは、数少ない日本の「笑い」を創る監督でしたが、「女子ーず」や「…ブー子」「ヨシヒコ」等時の勢いは無く、
>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.5

SFファンタジー⁉️モノ脚本提供の彼、どんなリアリティサスペンスを魅せてくれるのか、ゾクゾクする予告編‼️
日本劇場公開を切に願うと共に、此又待ち遠しさ頻りの作品‼️

早速🚴劇場へ、展開が早い❗手際
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

これは、是非とも  観たい‼️
此の面子にして、ウキウキ😃🎶押さえられない予告編‼️じゃー
…日本公開、切に願う🙏
🙏2022/1/28
待ちに待った封切り‼️早速‼️
良かった❗素晴らしい‼️楽しさ
>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

4.0

封切当時は、大人気の二人がダブルで主演❗期待度の高い作品でしたが、期待とは離れた所に有ったのか、非難Go Go ‼️ (轟々)だつた事記憶しております。
二人の当時のオーラが弱く成った今、一作品と観る
>>続きを読む

トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

5.0

子供の頃、床屋の待ち合いで読んだマンガ本の巻頭特集で取り上げていてた。大部話題に成っていた事は憶えている。後にTVで観て、メディアで自宅観賞。事に至るまでの話の組み立てがしっかりしていて尚且つグイグイ>>続きを読む