ぽかぽかさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

4.6

中学卒業したばっかの初期JKたちが先輩女におしゃぶり付けられて首輪はめられてケチャップやらマスタードやら卵やらクリームやら砂糖?やらぶっかけまわる洗礼を受ける。最高すぎ。このまえ話した美大生ギャルが何>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.1

最高の片想い映画で爆アゲ。撮影中に引きから角度変わって寄りになって熱い愛の言葉を吐く。「これが人生なんだ。僕がお茶を入れたり君が入れてくれたり…。これなんだな。結婚て これなんだ。これが人生なんだ」映>>続きを読む

イバラ・夜の祈り(2023年製作の映画)

1.0

ポエムと感傷、海、そして死…最悪要素てんこ盛り。圧倒的今年ワースト。この撮影でこんな脚本の映画になることってあるんだ。Twitterブロックしてますのくだりはちょっとオモロかった。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.4

速すぎ映画サイコー。人生サイコー。常に何かしながら何かする、を徹底しててずっと面白い。例えばワイヤレスイヤホン付けてiPadに向かって喋り続けながら部屋の中を動き回って作業する、みたいな行為の複数性。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.8

シリアスとユーモアを完全に分けてるのが敗因。やっぱ戦争と震災は映画向きの題材じゃないよ。決めゼリフ言ったりグッとアップに寄って真剣になるとこ全部ダサい。人間ドラマどうこうより、話すときにほとんど動かず>>続きを読む

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

3.7

ポエティックだったり感傷的なところでだいぶ減点したけど所々省略効いててカット繋ぎが気持ちいいのとか良い。船をずっと出し続けるのはいかがなものかと思う。ガキが急に野グソし始めてカメラ引いてティッシュ投げ>>続きを読む

こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

3.4

川瀬陽太に吉岡睦雄に宇野祥平に邦画オールスター集結で歓喜なんだけど後半深刻になってきて急激にガン萎えした。家庭事情の話とかどうやっても陳腐になるだろうしクリシェとしての疾走もクリシェやなあとしか思わな>>続きを読む

遺灰は語る(2022年製作の映画)

2.9

90分でこのダルさ。画面の貧しさ=生活を描く気がない。モノクロだったり劇中劇だったり、映画をやろうとはしてるけど、貧しさのごまかしにしか思えない。

春画先生(2023年製作の映画)

5.0

何の必然性も説明も前振りもなく唐突に地震が起こり、3人のカフェ店員女性の中からなんら特別な理由付けもなく北香那が選ばれ、名刺を受け取るまま何のドラマも過去も感情も行動に加担されることなく、映画という名>>続きを読む

永遠が通り過ぎていく(2022年製作の映画)

-

たぶんこの人も山戸結希と同じで映画じゃなくてもいい人なんだと思う。やりたいことが明確だし自分の手の中で完結してる。映画に対する姿勢とかよりも根本的なマインドが真逆なんだろうな。

スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

4.0

序盤、自宅のミニスクリーンに映されたホームビデオ、ホテルのテレビで流れる映画を見て釘付けになる男、ジョン・カーペンターは映画を愛している。セックスに至るまでの雨、霧がかった画面、列車に乗り込むまでの導>>続きを読む

天国の日々(1978年製作の映画)

3.8

まさかの百合。結構人が動き回るし面白い。めちゃくちゃジョン・フォードじゃないすか? イナゴの大群→全てを燃やし尽くすシークエンスは言わずもがな。そのあとの静寂も素晴らしい。

恋も忘れて(1937年製作の映画)

4.0

孤独と対立、おれもずっとそんな感じで生きてきたから分かるよ…と感動した。子供たちがキモい動き方してて面白い。ラストとかは結構感傷的でうげーと思ったけど、母親が子供を学校に送ってってまたいじめられるから>>続きを読む

エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

3.0

今の撮り方と真反対の作風で全然面白くない。コテコテの加工・編集。ラストちょっとドキッとする。

懲戒免職(2006年製作の映画)

3.5

黒板に書かれた峰不二子、やはりディティール。

カントリーガール(2010年製作の映画)

4.1

いきなり犯罪から始まる安心感。渡辺あやのダルい脚本天才。女の子ナンパするとこで音楽流れてタイトル出るのかっこよすぎる。うさんくさいジジイの謎の計画のために外国人観光客の財布パクりまくる素晴らしいプロッ>>続きを読む

真夜中のサバナ(1997年製作の映画)

2.4

倍速で観てもダルい。透明な犬散歩させてるジジイなんだったんだ…。

ラストレター(2020年製作の映画)

1.2

岩井俊二ワースト。映画ではなくずっと小説をやってる。庵野秀明だけが正義。

イディオッツ(1998年製作の映画)

4.2

乱交シーンでガチ挿入しててギョッとした。その後の静謐でぎこちないキスにトリアーの美的感性が表れてる。緊張感は正義。ほぼカサヴェテスじゃん? たまにマイク見切れたり車の窓にカメラ映ったりすると元気が出る>>続きを読む

指輪をはめたい(2011年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ感動した。映画って人生だし、人生って恋だし、その3つが=で結ばれる感覚。目的があるのは分かっててとりあえずそれに向かって全力疾走するんだけど目的の対象は判然としてないという素晴らしいプロッ>>続きを読む

劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲(2003年製作の映画)

4.7

なんだこの歪さ…。マジで1ミリも意味分からんけど省略が気持ちよくて、2時間で物凄い遠くまで飛ばされる。船から2人で落ちるところとか謎にスローのアップにするの変だし、「私、ボンゴレが食べたいな」のとこも>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

1.0

最悪な百合。震災を扱うとコメディにできないから絶対におもんなくなる。岸井ゆきのも浜辺美波もどうでもいい、大学サークルの最悪な飲み会とか2時間見てたかった。中崎敏は素晴らしい。

地獄の門(1980年製作の映画)

3.3

脳ミソとか内臓とか体内から出すの好きすぎるだろ。こんなに話を意味わからなくさせるのもすごい。大量のウジ虫が飛んでくるところが1番意味わからん。

「ウディ・アレンはいいね」「モテるらしいぜ 羨ましい」

愛怨峡(1937年製作の映画)

3.6

溝口にしてはダルい…。後半の演奏隊のロングショットから踊りの舞台に繋がるところ良い。

劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

3.0

ファーストサマーウイカにグッときた。やはり1人だけ風格と面構え、芯の強さが違う。尻すぼみでおもんなくなるが。

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

4.3

直角の水路とかいう文学すぎるモチーフから始まって明確な契機もないまま現在と千年前の物語がぬるりと入り交じっていく異様な構成がこんなに見やすいのどうかしてる。転校生:貴伊子の家にいくシーンがすごくて、動>>続きを読む