バンドネオンのボタンの音まで聴こえた。
息子さんと声が似てて、たしかに混乱する。
原題「The Years of the Shark」使ってほしかったな。
Jass(Jazz)の名が付くまでの話。
サッチモはじめ、錚々たる面子が揃っておきながらも、ジャズは添え物に徹していた。
フラットとシャープの間の音って言い回し好き。
五線譜の手紙が良い。
遺影、皆の合唱、高橋先生の言葉とか、書籍と映画で、感動は倍になったと思う。
煙で霞む景色、昭和ってこんな感じだったんだろうな…煙草の灰が、白鍵と黒鍵、その間に散るシーンは少し不快だった。
森山未來が20代にも40代にも見える。
原作で最も好きな台詞、映画ではカットのようで、少し寂しかった。
必ずほころびは出る。
登場人物誰も好きになれなかった。
終盤 山梨のお父さんの言い回しは個人的に良い。
嘘をつかない人間は居ないけど、大切な人にだけは正直に向き合いたい。
髙とか、邊とか全角/半角も気になるよね…
「ここに居ていいんだよ」って言ってくれる人がいるだけで少し救われる。
タイスの瞑想曲とか、音楽療法っぽいクラシックが時折、流れてきます。
人間いつ何があるかわからない
“金なんかなくてもこの結婚は失敗じゃない“と、思えるようになりたい
“きみに読む物語“よりも患者目線。
違和感がすべて伏線だった。
夢の中?の描写が血管に見えたの少し苦手…
観入りすぎて、色調の変化を見逃した。
音楽が切り拓いていく場面展開。
最後の最後にキャンディード。最高でした!
バーンスタインの映像を見返すシーンよかった。
私はハッピーエンドだと思いたい。
飲み込む意味が非常に重い。
ビビッドな色彩と、最後の淡白な背景が対照的。