さひさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.5

DVDで字幕版を鑑賞。

米国ウェストバージニア州、アパラチア山脈の湖畔の森で休日を過ごそうとした人たちの騒動を、ホラー映画の設定を逆手に取って描くホラー・コメディ。

何も知らずに観始めたが、こんな
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

DVDで字幕版を鑑賞。原作未読。原作の続編を映画化した『ドクター・スリープ』に備えて観る。

小説家のジャックはロッキー山脈にあるホテルの管理人の仕事の面接を受け、妻と幼い息子ダニーと共に冬季閉鎖で誰
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EXIT(2019年製作の映画)

4.6

求職中の若者ヨンナムは、大学の後輩で美人のウィジュと再会するが、毒ガス事件に巻き込まれ、ビルを上の階へ上の階へと逃げることになる。

序盤のベタなノリに正直大丈夫かなと思ったが、いったん毒ガスが主人公
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トルブナヤの家(1928年製作の映画)

3.1

1928年のソ連のサイレント・モノクロ作品。上映題は「トルブナヤ通りの家」。87分版を毎秒18コマの35mmフィルム上映。ピアノの生演奏つき。

散らかり放題の集合住宅。田舎から出てきた19才の少女パ
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ヘイフラワーとキルトシュー(2002年製作の映画)

3.5

DVDで字幕版を鑑賞。原作未読。

フィンランド。ヘイフラワーは家事も妹の面倒も一手に引き受ける少女。そんな彼女も小学校入学が迫り、やんちゃな妹キルトシューは自分の面倒を誰が見るのかと駄々をこね始める
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15歳、アルマの恋愛妄想(2011年製作の映画)

3.7

DVDで字幕版を鑑賞。原作未読。

ノルウェーの片田舎。もうすぐ16歳になる少女アルマは、エッチな妄想が止まらないが、そのせいもあって学校でも家庭でも孤立してしまう。

妄想シーンから現実シーンに戻る
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

4.0

1809年フランス、エリザベットは妹を励ますため妹の婚約者ヌヴィル大尉にまりすまして手紙を書き始め、オーストリア帝国との戦争で大活躍した英雄譚を捏造する。しかし、1813年になり大尉が村に帰ってきて…>>続きを読む

オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(2019年製作の映画)

2.9

ホールでの試写会上映にて日本語吹替え版を鑑賞。

若い女性登山家の小袋子(シャオ タイ ズ)は、ヒマラヤで名うての民間救助隊に入隊するも、チームは胡散臭い仕事を請け負って救助ヘリでエベレストに向かう事
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.6

120fps上映(全国で3館のみ)をDolby Cinema(=Dolby Vision+Dolby ATMOS)にてDolby 3Dの字幕版で鑑賞。

元・海兵隊員で五十代の狙撃手ヘンリーは、国防情
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.4

羊の飼育が盛んなフランス中央高原のコース地方(少なくとも原作では)。この地に別荘を持つ女性が雪の降った夜から行方不明になっているが、その真相は……。

第32回東京国際映画祭のコンペティション部門上映
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

4.0

雑種犬マローナ(飼い主が変わると呼び名も変わる)が死に際して自分の一生を振り返る、フランス語作品の長編アニメーション。

第32回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門にて日本語字幕&英語字幕付き上
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戦場を探す旅(2019年製作の映画)

3.6

1863年(だったかな?)のメキシコ。フランス軍とメキシコ軍の戦闘を写真に捉えたい写真家ルイは、前線に向かうもののなかなか辿り着けない。

第32回東京国際映画祭のコンペティション部門上映作品。日本語
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スクールズ・アウト(2018年製作の映画)

3.0

フランスの地方、中学の代理教員ピエール・ホフマンは優秀な生徒だけを集めた三年生のクラスを担任することになるのだか……。

もっとエンタメ寄りの作品かと思って観に行ったら、こっち系だったか。生徒も先生も
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.5

アレクサンドル・アジャ監督によるワニ映画。

カテゴリー5のハリケーンによる大雨で辺りは浸水し、暴風雨の中で凶暴なワニたちに囲まれてしまう。

アジャ監督作なので日本公開されたら観に行くつもりではあっ
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.5

DVDで鑑賞。

2008年から2009年にかけて、ハリウッドのセレブ宅へ留守中に入り込み、窃盗を働いた十代の若者たちを描く。

まぁまぁ面白いのに、90分が長く感じる。ソフィア・コッポラ監督作だから
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

Dolby Cinema(Dolby Vision+Dolby ATMOS)で鑑賞。

アメコミの「バットマン」に登場する悪役ジョーカーが誕生するまでを描いた映画。これまでのバットマン映画とは繋がりは
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15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.2

1976年、アフリカのジブチ。フランス人学校のバスジャック事件にフランスは特殊部隊を送り込むが……。

8月に有楽町スバル座にて観た『マイ・エンジェル』で元・飛び込み選手フリオ役だったアルバン・ルノワ
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今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.6

『プチ・ニコラ』の挿し絵や「ニューヨーカー」誌の表紙のイラストで知られるジャン=ジャック・サンペの絵本の実写映画化。

サンペさんのイラストのポストカード目当てで前売り券を公開前に劇場で購入。

ポス
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

殺し屋(暗殺者)達が独特の世界を築いてる中を、凄腕の元殺し屋ジョン・ウィックが大暴れするシリーズ3作目。

Dolby ATMOSで鑑賞。

本編前に前2作のダイジェストを日本の配給会社が流してくれる
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青のハスより(2018年製作の映画)

3.7

「MOOSIC LAB 2018」上映作品。スリーピースガールズバンド The Wisely Brothers をフィーチャー。

昨年11月の上映では舞台挨拶のある回ばかりで、満席で入れず。今回の再
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.6

駅に設置されてる誰でも自由に無料で弾けるピアノと、警官に追われてるのにピアノを弾いてしまう青年……。

という面白そうな設定の筈が、安直な感動ドラマになってしまい残念。悪くはないんだけど。泣いてる人も
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.5

字幕版を鑑賞。

帝政ロシアの時代、サンクトペテルブルクから北極点を目指して航海に出た祖父を追う少女の物語。

フランス=デンマーク合作の長編アニメーション。台詞はフランス語。

良かった。2015年
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ブルース・リーのグリーン・ホーネット(1974年製作の映画)

3.2

DVDで字幕版を鑑賞。

ブルース・リーの出世作であるテレビシリーズ版「グリーン・ホーネット」(1話30分×26話)を、再編集して劇場公開したものの1作目。

伝記映画『ドラゴン/ブルース・リー物語』
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

人類が月や火星に進出している未来。宇宙飛行士のロイはかつて宇宙で行方不明になった父にまつわるプロジェクトに参加することになるが……。

『スペース カウボーイ』や『アルマゲドン』といった他の宇宙モノの
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.2

名画座で鑑賞。

2004年にアメリカのトランシルヴァニア大学の図書館で起きた強盗事件の映画化。本人達も登場するドキュドラマ。

NYから近いようで遠いケンタッキー州。全米で14番目くらいに良い街らし
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.7

アナベル人形シリーズ3作目。死霊館ユニバースの映画を全く観てなくても楽しめる内容。

監督はゲイリー・ドーベルマン。シリーズの脚本を手掛けてきた人でこれが初監督、ってこのパターンは大抵つまらない映画に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

2年前にタランティーノの新作の題材がこれだと知ってギョッとしたのだが、161分という長さを全く感じさせない映画になってた。

映画の中だけで完結せず、事件を知ってるこちらに実際の事件とは異なるものを見
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