とみぷーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なしで今年ワースト作品。俺のドクターコトーを汚しやがって。許すまじ中江監督。
物語のテーマとなる要素が多いのにその全てが消化不良。コトーが急性白血病になる展開から、シーズン1以降描くのを避けてきた
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思ってた内容と全然違ってびっくり。てっきりロック様がクソアメコミヒーロー達を駆逐していく胸熱映画だとばかり思ってたのだが、蓋を開けてみれば良くも悪くもきちんとしたヒーロー映画だった。正直ロック様がジャ>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の5分とラスト5分が素晴らしい。あとエンドロール後に映像がないのも今作に関しては好印象。しかし本作のテーマである絶対的存在(物語としても黒人カルチャー全体としても)を喪失した後、残された人達はどう>>続きを読む

張込み(1958年製作の映画)

4.0

個人的橋本忍祭り。ぶっちゃけ砂の器よりこっちの方が好み。理由は単純明快で、物語が最低解でのみ進んでいるから。要するに分かりやすい作りだからに尽きる。話はおっさん2人が奥さんを張り込むだけの映画なのに何>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

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次は字幕ありで観よう。観たという事実が大事。

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

個人的橋本忍祭り。前半のまったり進んでんのかよう分からん捜査劇、後半のピアノの旋律に合わせた犯人の過去。はっきり言って歪な構造だし、ミステリー映画として観れば後出しジャンケンにも程がある展開も沢山ある>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良くも悪くもワイティティ映画。だが、今回はそのベクトルがあまり良くない方向に向いていたなと思ったのが1番の感想。はっきり言ってジェームズガンの出来損ないにしか見えないのだが、ジョジョラビット的ヒューマ>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

思えばゆるキャンが好きな作品となった理由として、今作が『他者との心地良い距離感、それによる他者との相互理解』という作り方を間違えると押し付けがましくなりそうなテーマを魅力的なキャラや世界観で巧く落とし>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.0

どう足掻いても名作。今観ても面白い言葉遊びとしてのコメディセンス(翻訳が優れてる説も否めない)、鏡のシーンの見事さなど枚挙に暇がない。強いて言うなら、というか唯一かつ拭いきれない不満点である上司の顛末>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

期待値を上げて観るのは良くないよね。はっきり言ってオープニングがピーク。シンゴジラは怪獣災害シミュレーション的面白さがあったが、今作は日本一のウルトラマンファンが作ったウルトラマン、以上というしか感想>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

正直鑑賞前は『サムライミがストレンジ?大丈夫なん?』と不安が凄まじかったのだが、そこはライミ、全くの杞憂だった。ライミしか撮れないドクターストレンジ、控えめに言って最高。目ん玉くり抜き、ワンダがただの>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.0

凄い!全然面白くない!もしかしたらブライアンシンガーってめっちゃ有能な監督だったのかも!始まって1時間経ってもまだ戦ってくれない。あるのはジジイがオバハンを宥める、学生カップルの恋のいざこざ等、最終章>>続きを読む

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

4.2

ヨーダは相変わらずホンマに何もしないエイリアン。

面白かったぜこんちくしょー!でも冷静に考えて面白くないと困る。だってスターウォーズの正史の中で、このクローン対戦が1番戦争感ある題材だもの。だからこ
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(2020年製作の映画)

3.6

二階堂ふみ目的で鑑賞。逆にそれ以外で観る理由などない、残念ながら。やはりというか当然というか、ふみちゃんの演技は素晴らしいの一言。特に前半の眼鏡っ子ふみちゃんを見れただけで大満足。肝心の物語も菅田と小>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.9

普通に面白くて草。敵対関係にある者同士が利害の一致で一時的に共闘するという展開はベタだが熱い。マグニートーが味方でおる時の安心感たるや。話も次の展開が気になるくらいには面白く、ミュータントの能力も楽し>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.9

レビューするのをすっかり忘れてた。

素晴らしいドラマは必ずしも素晴らしい映画にはならない。やはりオッドタクシーは毎週30分のアニメ(俺はリアタイで鑑賞出来なかった、残念の極み)としてのクリフハンガー
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X-メン(2000年製作の映画)

3.8

とにかくサイクロプスが嫌いという記憶だけは引き継いだ状態での再鑑賞。思ってたよりずっと面白くて一安心。ミュータントの数も能力も棲み分けがしっかりしてあって好印象。プロフェッサーの能力は映画向きですね。>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.8

ダークヒーロー映画としてはとても良く出来た映画だと思う。自分で自分のやらかした事を必死こいて解決しようとする様は純粋に応援したくなるし(これがトニースタークだと傲慢さと自尊心がマシマシなので全く感情移>>続きを読む

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.2

ついにボンドが宇宙へ!って言われてもそもそもボンドが宇宙へ行くのを望んでる人0人説。中盤まではいつものボンド映画のテイストでなおかつ銀歯クソデカ男が前作から続投している為、個人的には凄く楽しめた(正直>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

長い!お尻裂けちゃう!が1番の感想。絶対もっとタイトな作りに出来た。特にブルースの父親の件で、黒幕に会う→アルフレッドに会う→黒幕に会うという展開、絶対一回で済んだよねこれは。連続殺人犯を探すという凄>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.7

テレビシリーズがとてつもなく綺麗に終わってる中で続編を作るというのはとても難しいと思う。でも綺麗に終わってると思っているのは俺らだけで…みたいな作品。パチスロしか知らない門外漢の自分からすればまどマギ>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.3

ロジャームーア版ではぶっちぎりで好き、てかダニエルグレイヴ版を除く007シリーズ(暫定版)でもトップクラスでクオリティが高い作品。オープニングまでのシークエンスの語り口の上手さで安心して鑑賞できる。ま>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.5

年末年始録画シリーズ最終回。やっぱ誰でも知ってる映画は観ておかないとね!と軽い気持ちでいたのが最後、冒頭でトニースコット監督ということを知り絶望。でもまあほどほどに面白くて楽しい映画だった。ヒロインと>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

年末年始録画してたシリーズ。面白かった、流石ハリポタを倒した映画。正直マットデイモンはオーシャンズ12の所為で大っ嫌いなのだが、今作のボーンは人を選ばない格好良さがある。記憶が全くないのに人を平気で殴>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

年末年始に録画してたシリーズ。映画を観るようになってすぐに観た本作、多分7年以上前。もうおっさんやんけ。今観ると分かるストーリーテリングの巧みさ、そしてなんといってもラストの警備員のセリフの切れ味の鋭>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

今週末の続編の為に鑑賞。のつもりだったが、こんなに面白くない作品の続編なんて観に行く必要なんてない。キャッチーな音楽と明快なストーリー、これだけ有ればあとは他の要素がどれほど雑でも観客を騙すことなど容>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

ちょっと期待し過ぎた感は否めない。とにかく監督湯浅政明の狂った演出が際立っているのでそれ目的なら満点大笑い。恐らく原作は短編集で、それを映画にする際に一晩という設定に変更したと思われるが(気になって調>>続きを読む

エンドア/魔空の妖精(1985年製作の映画)

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シンデル!イキテル!

冒頭の衝撃がとんでもない。もしかしたらジェームズガン版スースクの冒頭よりすんごいかもしれへん。でもシンデルが一夜明けてすぐあんな満面の笑みを見せてしまうので、悲壮感よりもサイコ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.8

何故か録画してたので鑑賞。可愛さと小憎たらしさが同居したケビンがジョーペジをボッコボコにする話。てかクラシック過ぎて特に話す要素がない。冒頭のケビンがウザさMAXなので置いてけぼりな状況になっても残当>>続きを読む

イウォーク・アドベンチャー(1984年製作の映画)

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パッケージに写ってる男が一瞬ルークに見えたのは俺だけじゃないはず。

夢みたいな作品。最初から最後までずっとイウォーク。右を向いても上を向いてもイウォークばっかり。こんなものに評価をつけること自体が間
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.4

少年ジャンプ漫画とアメコミ映画の強制打ち切りほど無慈悲なものはない。が、観た後だと打ち切りになるのも致し方ないとも思ってしまう。いかにサムライミ版のヒロインのビッチ加減が物語の緩衝材になっていたかがよ>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.3

改めて自分はマシューヴォーンという作家が苦手ということが分かった。ビジュアルや設定を作り出すのは一級品だが、キャラクターを使いこなす能力がなさ過ぎる。これは監督がそもそも自身が作り出したキャラに対して>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

前作の方が面白かった。やはりコリンファースを脇に添えただけでは不十分だったか。と思ったが、よくよく考えるとそもそものコリンファースの存在がマイナス点になってしまっている。荒唐無稽なガジェットは良いのだ>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.1

面白かった!最初の文字の羅列からテンション上がりっぱなし。話も構造こそ複雑だけど物語そのものはシリーズ中でも分かりやすい方だと思う。てかこのレベルの映画で難解とか言わんといてほしい。そもそも続編なのに>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

続編の為に初観賞。なるほどファンが多い理由が分かる傑作だった。なんと言ってもコリンファースの英国紳士殺人マシンがとんでもなくハマり役。教会の大量殺戮シーンは本当に凄かった(だから面白いというのは少し違>>続きを読む