とみぷーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

口が埼玉になる!と埼玉が憑ります!の2つのパワーワードだけでもう大好き。二階堂ふみ目当て以外で観る事はなかったが、ふみちゃん含める様々な要素が上質なジャパニーズコメディを形成している。どこかの福田雄一>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.1

すごい!全く意味が分からない!出てくる登場人物は全員(カヲル君を除く)シンジ君をゴミを見るかのような目で嘲り、罵る。助けた筈の綾波は綾波じゃないし(この説明が合っているのかも不明)もう訳が分からなくて>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.2

ダイジェスト感が否めなかった序と違って、括弧付きの日常を描写する事でキャラクターの心情やその後の残酷さを表現する事に成功している。無駄に綺麗な音楽の上に流れている映像は地獄絵図というモンド映画みたいな>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

分かってるんですよ。まずTV版を観てから今作を観るべきだって。でも時間も無いしアマプラにも無いから仕方ないよね。

前半のエヴァが動き出すまでの展開は、正直ダイジェスト映像感が強いのが観ていないのに分
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海街diary(2015年製作の映画)

4.1

広瀬すず目的で観た筈が、気づけばすず目線となって一生この3姉妹に養ってもらいたいと願うようになっていた。流石日本トップ女優三人衆である。

多分是枝作品初鑑賞。聞いてはいたが、やはり子役の演出能力が海
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SAYURI(2005年製作の映画)

3.4

去年は全然映画を観れなかった!原因は家のHDDの容量問題とマンダロリアンの所為である!今年はもう少し充実した映画ライフを過ごしたい!

とはいえ、新年一発目に観る映画がこれで良いのか。どうして海街ダイ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

わけ分かんねぇだろ!(引用元:ゴー☆ジャス)

誰が観たってブルースリーのあの名言が脳裏に浮かぶと思うが、なんと序盤で登場人物が言ってくれるのである意味安心して溜飲を下げて観られる作品。とにかくIMA
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幸せの教室(2011年製作の映画)

3.3

タイトル:(トムハンクスの心の中のみ)幸せの教室

オープニングの監督トムハンクスの文字で嫌な予感はしていた。そしてご多分に漏れずその予感は的中してしまった。大学生活を送るトムハンクスは全くと言ってい
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サンシャイン2057(2007年製作の映画)

3.4

ダニーボイルの情緒がイカれてるとしか思えない作品。

観た直後の印象としては、アルマゲドンもどきかよクソがと思い、案の定序盤から中盤にかけてつまらなさが加速していたのだが、そこからまさかの裏切り。こう
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.0

タバコ研究所という眉唾にも程がある組織の広報部長が口八丁手八丁でその場を切り抜けていく映画。喫煙推奨映画ではない為、登場人物が誰1人としてタバコを吸わないのははっきり言ってマイナスポイントだと思うが、>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

なんで映画館で観んかったんや!と大後悔中。映画、ゲーム、その他諸々のサブカル好きが否応なしに狂喜乱舞してしまう作品。そら色々と盛り込んでるから面白いに決まってるねん。主人公の家族があーなってしまった直>>続きを読む

サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

2.5

SFに必要なものは科学考証よりも予算であるという事を教えてくれる作品。どう考えてもグリーンバックの上でしか撮ってないのが良く分かるので、役者はどんな気持ちで演じてたのだろうかと無駄な邪推をしてしまう。>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0

ホンマにトニースコットって才能無いよね。演出が稚拙やし時々出るコマ送りみたいなカットは緊迫感を出したいんやろうけど却って鈍重さに拍車がかかる結果となってしまっている。嫌いな点を挙げるとキリが無い。キャ>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

邦題が悪過ぎる。それのせいで無駄に壮大な物語をイメージしてしまい、肩透かしを食らってしまった。まあ原題のThe Bucket Listにしたところでやってる事はおじい2人が海外旅行しているだけなのだが>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.3

真剣佑になりたい人生だった。

性的な目で見る為に視聴した事を最初に恥じる。とにかく中条あやみと天海祐希が素晴らしい。逆に広瀬すずはいつものお利口ちゃんが鼻に付く。あなたはいつも正しい事しか言わないね
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.2

全てが薄味。

全く興味のないシャネルの創設者の話。無理くり壮絶な物語としたい作り手の思惑が見事に空回りしている。自立した女性像を描きたいのであろうが、ココは基本お屋敷に我が物顔で住まわしてもらってい
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

個人的な事であるが、観た映画が好きになる条件として思っていた話と全然違うというものがある。今作もそれに当てはまり、鑑賞前は堅物ジジイが自分の心の檻に閉じこもり、人々から拒絶される様を見せられるというも>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.3

共感性羞恥の極み。以前観た筈なのに全く覚えてない、これぞジョニーイングリッシュの真髄である。「おい女!」、「許さねえぞクソババア!
」という台詞から分かる女性軽視、ひたすら無能を突き進むイングリッシュ
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.5

面白い面白くないではなく、単純に嫌いな映画。どんな理由があれ、他人のギターを我が物顔で弾き狂う奴が主人公の時点で今作は私にとって大嫌いなのである。恐らく主人公の男の子は軽度のサヴァン症候群である(とい>>続きを読む

ガリバー旅行記(2010年製作の映画)

3.0

85分という長尺。とにかくくだらないコメディに終始している。これが悪い訳ではないし、そのコメディ描写の巧さが作品のクオリティを底上げしている作品を僕は知っている(言わずもがなGOtGである)。しかし今>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.9

こういう真っ正面でヒューマンドラマをやってる作品大好き。タイトルから大方の話の内容はおろか、結末まで大体読めてしまうのだがそんなのどうでもいい。本作の1番の肝は登場人物に悪と呼ばれる人が一切存在しない>>続きを読む

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.3

いやそこは歌わへんのかい!って浜ちゃんばりにツッコミたくなってしまう系作品。名前と有名過ぎるメインテーマ以外何も知らずに観たのは良かったのかどうか分からない。ただ1919年の白黒映像からシャンデリアの>>続きを読む

エアポート2012(2012年製作の映画)

1.5

ツッコミ所が多すぎるので良かった点をと思ったのだが、本当に1つとして無いので逆に好印象となってしまっている。恐らくみんな大好き(こんな映画観てる人なんているのか問題)新聞紙マジキチおじさんの顛末は目頭>>続きを読む

エアポート2010(2009年製作の映画)

2.0

タイへの熱い風評被害。

最初に言っておくと、ジャケットみたいな爆発シーンはほぼ皆無、あるのはひたすら飛行機内で登場人物達が座りながら喋っているのみ。最初から最後まで一切合切ハラハラしないのは今作の敵
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.4

アマゾンプライムで鑑賞。はっきり言ってここまでTVシリーズの続きだったらTVスペシャルかもう少し話数を増やして放送しろやとは思う。やはりフジテレビは金の亡者なのだ、映画館へ行った人の心中たるや。多過ぎ>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.5

ジョンウィックの出来損ない。

フラタニティという殺し屋組織やガンアクションなど、ジョンウィック感がふんだんに盛り込まれているが、その全てが負けているのでやはりジョンウィックを観ている方が良いという結
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ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

1.0

ある意味最終作に相応しい出来。全てにおいてゴミであり、『あのあずみの監督がメガホンを!』と言われてもそもそもあずみに権威なんて無いのでゴミ映画になるのは宿命なのである。権威と言えばケインコスギであるが>>続きを読む

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003年製作の映画)

3.5

普通に鑑賞出来るくらいには面白かった。主人公がきちんとヒーローをしてくれているので、終盤の自己犠牲シーンは目頭が熱くなった。流石ガオレッド、前作のギルスはホンマに嫌い。ミレニアムシリーズでは珍しい前作>>続きを読む

ゴジラ×メカゴジラ(2002年製作の映画)

3.0

恐らくシリーズ史上最も残尿感が残る作品。

メカゴジラという一点のみについてはとても素晴らしいと言える。きちんと人類の最後の希望としての役目を務めていた。問題は搭乗員釈由美子である。序盤のダークな雰囲
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

4.0

なんかこれだけクオリティがレベチやんて思ったら平成ガメラの監督やん、そらおもろいわ。

笑ってしまうくらい残酷なゴジラ。人や建物を容赦なくぶっ壊す。ゴジラにとって殺す人間の善悪のパーソナリティなど関係
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ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年製作の映画)

2.5

もしかしたら今まで観た映画の中で1番不可解なエンディングかもしれない。ネタバレは無しで書くと(ゴジラシリーズにネタバレもクソもないと思うが)骨折した谷原章介、彼の肩を小突く田中美里、痛がる谷原、謝る田>>続きを読む

ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

2.5

いわゆるミレニアムシリーズ1作目。前作であんな事になった筈なのにそれについては言及されずに普通にやってくるゴジラ、何故かゴジラが退散するシーンが描写されないなど、観ているこちらが汲み取らなければいけな>>続きを読む

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

2.4

平成ゴジラシリーズ完結篇、と考えるとあまりにもお粗末な作品。思えば色々と文句も多かった昭和ゴジラであるが、時たま会心の一撃の作品も多かった気がする。それに比べて平成ゴジラは特撮の進歩など進化している点>>続きを読む

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)

2.3

ゴジラを目の敵にするの、やめてください!(?)

問答無用でゴミ映画。脚本のみならず、演出や編集その他全てがゴミだとカルト映画になんてなる筈もないという事を知らしめてくれる作品。脚本に関してだが、恐ら
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.9

すまん、我慢が出来なかった…。

タランティーノがお送りする、歴史を映画の力でねじ伏せる系映画第2弾。本作が秀逸なのは、とにかく白人という生き物(ドクターキングシュルツを除く)をゴミとして描写している
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ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

3.4

もはやここまで来ると出来が悪いのがわざとやってんのとちゃうかと思ってしまう。

単なる善悪二元論では語る事が出来ない作品。と言えば聞こえは良いが、これは脚本の悪さによる副産物である。どうして最初にゴジ
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