Tommyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Tommy

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ほかげ(2023年製作の映画)

4.3

楽しい話ではないけれど、好きな映画だった。

緊迫感があり、説明的なシーン・台詞が少ないので、真相が何なのかを見る側に想像させてくれる。役者の表情を一瞬も見逃さないほど食い入るように鑑賞できた。

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

完全に大人向けの作品。
犬神家の一族とかひぐらしのなく頃にとかを見る気持ちで見に行くのが良い。

人間は醜いよね。なんて醜いんだろうね。

そして子どもというのは希望だよね。
次の世代のために少しでも
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アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.5

観て良かった。

現代の新作映画ばかり観ていると忘れてしまう何かがあるよね(ダイナミックさや感情表現など)

シリアスな映画かなと思っていたけど、
コミカルな描写もあり、
幻想的なシーンもあり、
歌あ
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

緊張感があってよかった。

しかし、あれだけ徹底した冷静で完璧主義な人物なら、そもそも最初の殺しのシーンで女が動いて誤射するのは想定してもよさそうなものたけどな。
狙撃はすきじゃないから十分に冷静な状
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

-

17歳くらいのときにエヴァのアニメシリーズとこれを見たので呪いがかかっています。

新劇場版シリーズはまた別のものとしてみています。

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

-

自分には刺さるものがなくて、途中退室しました。

崖上のスパイといい、サタデーフィクションといい、WW2前後の中国スパイものはなぜか自分にとってハズレがおおい。

同じWW2前後の中国が舞台の映画とし
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ジュブナイル(2000年製作の映画)

4.1

幼少期にVHSが擦り切れるほど何度も観た!

「テトラ、ゆうすけにあった!」
「ヴォイド、じん?」
「にゅう!さん!きん!」

鈴木杏をみた最初の作品これかも。

この作品を見てから20年以上経ってか
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

期待通りの映画だった。

この国の人々は災害や戦争で何度甚大な被害を受けても、立ち上がっていくしかないんだよなという気持ちになった。

斜に構えたコメントをすると、右翼的おっさんホイホイな演出はあるし
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

爽快 痛快 無敵つるはしおじちゃんの映画。

タイトルは"死す"(SISU)なのに全然死なない。
いや致死ダメージは確実に食らってるんだけど気合で死なないようにしてる。
※SISUは「チェスト!」とか
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

いいじゃん。

チベット僧侶の袈裟を着たシミュラント達が印象的。

生成系AIの台頭あたりから現実世界でもアメリカではAI規制の流れがあるので、日本やアジア(特に仏教圏)と欧米では、AI的なものへの
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

4.0

一切他のことを考えずに観れた。

世界で起こる労働力の玉突き、
理屈じゃどうしょうもない先入観、疲弊感による排他的感情、
こういうの日本や自分にとっても他人事じゃないよな。
明日そういうニュースが自分
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春画先生(2023年製作の映画)

-

※実質観てないので、この日のことを完全に忘れたあとぐらいにもう一回見ても良いかも。

開始20minぐらいで退出した

1. ずっっっと鼻すすっているおっさんがいて苦痛すぎた(理由の7割これ)

2
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.0

評価1をつけたい部分と、評価4.5をつけたい部分がある。

僕の場合の、1人が二役というか時間が交錯するような表現はそこまでひっかかりはなかった。ファンタジーみ、幻想世界感、混沌、混濁があってよいんじ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


1番印象的なのはやはり瑛太との再会シーン。
自分も瑛太のような人生かもしれない。
僕自身も幼少期のいくつか環境要因で、家でも学校でもなかなか本当のことを言えないことがあった。瑛太のように嘘はつけなか
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9


# すきなセリフ
車の中で娘と熱唱するシーンで
「(鬱屈した日々を送っていたり、後ろ向きな考えを持っていたとしても)日常の些細なことで感動する権利はある!」

娘、賢くて母親思い出でいい子だ。

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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

もしかするとすべてのアニメーション作品の中で個人的に1番すばらしいと感じてるかも。

小さい頃から何回も観ているが、成人してからは観ていなかった。
この度、吉祥寺プラザが閉館するらしく、最後に連日もの
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

えぐさとスタイリッシュさを堪能した

ネリ素晴らしかった
ほかの俳優陣もすごく良すぎた。そのせいか弟役の人はもっと癖と味とサイコみがある俳優か、もっと浮いた感じの(サイコアウトローになりきれない)俳優
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

# 前置き
いいかい?こういう映画はね、ごちゃごちゃ分析したり冷静に批評するんじゃないよ!ひねった映画、緻密な構成の映画はそういう映画を観れば良い。感じてよ。まっすぐに観れば良いさ!

# 感想
いい
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.7

前半はそれほどひきこまれなかった。
わちゃわちゃ騒がしいな、って感じがした。自分が疲れていたというのもあるかも。

でも後半は好きなシーンが多かった。

1.小説家がタクシーを追いかけたあとの悟りを横
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

ラストシーンで見入った。
直前まで命をともに脱出した人同士なのに、いざ各国のメディアや外務省等の職員が居る場所だと、お互いしらないフリをしなければならない。
北朝鮮の大使がバスに乗る際、背中に一瞬韓国
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フェイバリット度は高くないけど、冷静な映画スコアはまあまあ高い気持ち。
現代とは情報の流れ方が違う、社会情勢も違う、しかし、テクノロジーも社会の雰囲気も変わっていくものだし、おなじようなことがいつ起き
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

自分のなかでの生涯のベスト映画が更新された。

ここまで起きるのか、ここまでのことをやるのかと思った。
どのシーンも目が離せない。

国民党、日本軍、共産党、文革など、実際に近代中国の激動の歴史の移り
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とんび(2022年製作の映画)

3.7

冬の浜辺で父に抱いてもらい、暖かさと背中の寒さを感じるシーンで涙が止まらず嗚咽してしまった。

観てよかった。

宮松と山下(2022年製作の映画)

3.8

事前情報としては、主人公(香川照之)が記憶喪失ということだけだったので、え?おぉ、なるほど〜、と映画内の構造に飲み込まれていった。

映画内の各シーンの時制が一方向ではないので、少しずつ観る側に情報を
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