とむさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

フライ,ダディ,フライ(2005年製作の映画)

3.0

正義は勝つ。勧善懲悪のお手本のような作品。
映像の中で合成だったり、セットを組んだものだとすぐバレてしまうようなものがあったのが残念。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.0

さすがはコメディ役者、ジム・キャリー。
「問いかけに全てYESと応えたら?」という発想も良いし、
何より観た人が元気になる映画である。
落ち込んでるときなどに観るといいかもしれない。

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.0

不気味な雰囲気の映像を演出するのが上手い。
カット割に換気扇やエレベーターの影を映し、視聴者の不安感を煽る手法が流石。

ミッキー・ロークがハンサム。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

2.0

雰囲気で楽しむ作品。瑛太と松田龍平のまったりしたコンビが好きな人向け
しかし、ほのぼのした作品なのかと思えば意外とハードな内容が多い。
そういう意味では少し中途半端だったかもしれない

夢売るふたり(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

徹頭徹尾退屈な映画だった。「妻が企て、夫が騙す。」この謳い文句をそのまま映像にした。だけ。
しかも中途半端なバッドエンド。

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.5

登場人物のキャラクターや、テンポの良さが自分好みの映画だった。
常にドキドキさせられるような演出には痺れた。仲間が集まっていく過程では七人の侍を髣髴とさせる。観ている間中楽しめる映画は久々に観たように
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その夜の侍(2012年製作の映画)

3.0

演劇的な脚本だった。
と思ったら、ホントに演劇原作の作品だったのね。

とにかく、役者の演技に魅せられる作品。
ラストの雨の中でのやり取りは圧巻。

でもあんまり好みじゃなかった。

ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)

2.0

ジャッキー・チェン最期の自己スタントアクション映画。
アクションに関しては言わずもがな、ストーリーに関しては凡作だった。
やはりwho am I、酔拳などには叶わないだろう。NGシーンは健在で楽しかっ
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

2.5

レイプ加害者と被害者が夫婦として生活しているその裏側を描いた作品。

色々と中途半端だったように思う。
復讐劇というわけではないし、
切ない純愛という訳でもない。
真木よう子が巨乳だった。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.5

吉高由利子の裸は官能的作品としては残念な感じ。
キャラクタ―としてはアマが一番好き。
内容は女子高生の携帯小説。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.0

原作は全く読んだことがなかったが、普通に楽しめた。
原作が少年漫画だからというのもあるのかもしれないが、時代劇なのに楽しめた。
やっぱり大友監督は映像を撮るのが上手いと思う。

逆転裁判(2011年製作の映画)

1.5

証拠品を突きつける演出は結構好き。
しかしやはり成宮は成歩堂に合ってない。軽い。
成歩堂の発言で全員がずっこける演出はウケを狙いすぎ。
テンポも悪い。

キャストも脚本も一新して1クールドラマでリメイ
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わたしたちに許された特別な時間の終わり(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーと劇映画を組み合わせたような構成
ラストのほうにある女性の自殺云々だったりは少し茶番的に思えてしまった
しかし、今までに見たことのない衝撃的な映像に感じられた。

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近観たホラー映画では中々の出来。観終わってしばらく引きずるタイプ。
オチが少しだけ弱かったのだけ残念。恐怖の空間から逃れたいのに逃れられない恐ろしさは上手く表現されていたように思う。

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

イマイチ。女性が明らかに演技なのが気になった。
シリーズ全般に言えることだが、オチが投げやりすぎて萎える。
一作目だけこの終わり方ならまだいいが、全て失踪エンドはマンネリ化してしまう。
でもちょっと怖
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ヒミズ(2011年製作の映画)

2.5

映像表現として非常に面白い作品だった。

「人を殺しちゃったら、自首しなきゃ駄目だよ!私ずっと待ってるから!」という偽善的なストーリーに感じられた。
父親を擁護するような周りの対応も不愉快だったし、東
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

世界一素敵な御伽噺。
この物語の主人公の様に生きられたらどんなに幸せか。
年月が重なっても色あせない素晴らしい作品。

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

精神病棟という舞台は面白いとは思うが、どんでん返し系のストーリーにしては分かりにくい内容だったように思う。というか、正直観ていて引き込まれない。
オチとか、発想自体は良かった。でも別にもう観なくていい
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なくもんか(2009年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はいい感じに切なくて笑える喜劇だったのに、最終的に何がやりたいのか分からない映画になっていた。結局阿部サダヲも何ひとつ解決していない。全体的に纏まりがない。
ラストの瑛太の独白も白けてしまう。全体
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

生々しい暴力と、若者の安易な考え方が招いたドロドロの惨劇。その渦中の人物たち。
人を殺めてしまった若者たちの「どうしよう」という心境。堕落した若者の葛藤。人に頼ることでしか心を保てない不安な状態など、
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

手加減無しの臨場感を肌がビリビリするほど近くで味わえる作品。
最初から「なんかこれすげえぞ」と思う映像。
これは映画なのか?と思ってしまうほど。

村田夫妻に振り回される社本さんのキャラクターが良い。
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脳男(2013年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

美しく、無感情な殺人ロボットという役柄に生田斗真はそこそこ合っていた様に思う。
が、二階堂ふみの「頑張ってキチガイ演じてます」感はどうにもならないものか。
更正したと思われた少年が同じことを繰り返すと
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

約4時間!!長い!長すぎる!
娯楽映画としては長すぎる尺です。

しかし、見ている最中は確かに長く感じるのだが、ラストシーンが終わった瞬間にため息が漏れ感服してしまうもの凄〜〜い作品。

特にchap
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フランケンウィニー(2012年製作の映画)

3.0

ティムバートンのクレイアニメ作品最新作(但し、過去策のリメイク作品)
スパーキーの犬らしさ、犬としての動きや人懐っこさの再現が素晴らしい。

ストーリーは割とありがちな気もするが、一見の価値あり。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

園子温監督最新作。意外にもバイオレンスコメディに挑戦。

導入部はワクワクするような映像だったのに、後半になるにつれて間延びしてしまった印象。
映画大好きとのたまっているくせに、スクリーンを横切るファ
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恋の罪(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

園子温らしからぬなんとも微妙な映画。この映画で見る価値があるのは神楽坂愛の乳のみ。
本人は「冷たい熱帯魚が男の映画ならこちらは女の映画」と言うようなことをのたまっていたが、女目線での作品制作は彼には向
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

自分は特別な存在だと思い込んでいる勘違い女。
そんな姉の捌け口にされながら漫画家を目指す妹。
姉が帰ってきての生活は、妹にとって家族を振り回してきた姉に対する復讐。

この家族は皆どこかズレている。
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

吉田大八監督は雰囲気作りの上手な監督だと痛感する作品。土佐弁の菅野美穂が色っぽい。
なおちゃんが旦那さんと上手く行かなかったのも、先生以上にいい人だと思えなかったからかもしれないね。寂しくてたまらない
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

とにかく演出が上手い。山田君が殺人の現場を実感するシーンや、ミニユンボを感じ取るシーンの「ゾッ」とする感じは見事。キャスティングも文句無し。
山田君の役はジャーナリストとしての姿勢には好感が持てるけど
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本作はケーンが亡くなって以降、彼の身近な人物である元妻やライバル、部下などに話しを聞き、過去の記憶が映像として展開される構成だった。

この構成から思い浮かべたのは「タイタニック」や「アマデウス」等の
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