Tommyさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Tommy

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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.1

ほんとに青くて脆くて痛かった

何者でもそうだったけど、最近の青春もの(特に大学生)はSNS経由の陰湿で被害者意識が強い感じがする

予告みて想像した結末どおりだったけど、最後の最後は前向きでよかった
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.6

うーん、シャイニングから連続して見たせいか、お、と思うシーンはありつつも、なんだか、チープに感じてしまったなぁ

やりたいことはわかるし、オチをつけないといけないのもわかるんだが超能力バトルものにしか
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら、いつかいつかと思いながらやっと鑑賞しました

あの有名なシーンがいつ来るかと思いながら見てたけど、それどころの映画じゃなかった

ホラー苦手な自分でも全然見れたけど、気づくと怖いシーン
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.1

1968年のイタリア映画「太陽が知っている」のリメイク

年下の彼氏とシチリアに静養に来ていた世界的スターのマリアンの元に若い娘を連れた元カレが現れ、嫉妬、復縁、誘惑、様々な感情が揺れ動く。

フィフ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

2.9

うーん、微妙な心の機微とかわだかまりとかもやもやを表現してる映画なんだと思うけど、女性目線すぎてなかなか入り込めないなぁっていう印象

明るいキャラ役のシム・ウンギョンは嫌いじゃない
日本語のイントネ
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

人種差別が色濃く残る地域で、ろくな捜査もされずに死刑判決を受ける黒人死刑囚とその人たちを救おうとするハーバード大卒の若手弁護士

見てて不条理を感じるけど、まだまだ差別はなくなってないことを思うと考え
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.3

しっかりした時代劇とチャンバラを期待してたけど、思ってるよりストーリー展開が早くて、エンタメ作品として楽しめた

もうちょっと斬り合いのシーンがほしかった

松坂桃李はほんとに何でもできる
豪華な出演
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.7

序盤は淡々と進むストーリー
高校生グループがお酒を飲んで屯する場所を探していたところに、自宅の地下を提供してくれるという黒人女性

知らない人の家の地下はダメだよ

最初は良かったが、徐々に不穏な空気
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複製された男(2013年製作の映画)

3.6

この映画、小難しいけど雰囲気好きなんだよな
ギレンホール、ヴィルヌーブ、ポスタービジュアル→見る

トロントの大学講師アダムは、映画の中に自分と瓜二つの俳優を見つけコンタクトする。そして、1日だけ入れ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

見た感じB級感が溢れ出してるけど、大傑作。
サイモン・ペグと相棒のニック・フロスト、監督エドガー・ライトのトリオはハズレなし。

コメディ、アクション、サスペンスがいい塩梅で繰り広げられる田舎町を舞台
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.5

閉塞感でいっぱいの田舎町の若者の群像劇。

学生時代は普遍だったものが卒業とともに失われる
それぞれの生き方を経て、それぞれの感情を抱きながらも変わらないものは、ともに過ごした輝かしい青春の思い出だけ
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.7

この映画の雰囲気が好き
淡々とした中に絶妙に差し込まれる不安

月にひとりって想像を絶する孤独
そして相棒はモニターに限られた表情アイコンを示すAIロボ

顛末どうなんのって思うけど、それなりに納得さ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

マット・デイモンとクリスチャン・ベイルて
面白くないわけない

わかりやすく邪魔してくる副社長、もはや愛おしい
ああいう、ずれた人がいて話は劇的になる
イライラはするけど

ウォーキング・デッドのシェ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.8

いろんな恋愛、幸せの形の出会いとその10年後

原作ありだからか、泣き所を指定されてる気がしてあんまり感情移入できない
心にビシバシくる今泉作品感があんまり感じられない

原田泰造はいい味出してる
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

2.4

大富豪の石油王を義理の父に持つ母親が、誘拐された息子を助けるために、誘拐犯と義父と戦う話。

いや、もう払ってあげてよ、身代金
確かにお金払っても孫は返ってこない可能性あるけど、そんなに出し渋らなくて
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

すごく歪で、種族すら超えた愛。
それなのに、純粋かつ美しい。

一見、孤独で不思議な生物が人間社会に紛れ込んだように見えるが、彼の存在によって逆に人間の歪さや、孤独、なにかに依存しないと生きられない様
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

序盤、ちょっと冗長だなぁと思って見てたけど、後半はスピード感も出てきて、アクションはかなりの見応えがありました。

岡田准一のアクションは間違いない

コメディとシリアスは自分の好きな塩梅でした

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

実際に起こった出来事とは思えないくらい凄惨な事件
国とか宗教とか人種とか、そういうことで一括にして敵意を向けることの愚かしさを感じる

犯人がホテルの客を虫けらのように殺す一方、泣きながら家族に電話す
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

特に期待もしてなかったけど、ミュージカルシーン多すぎ
見続けるのしんどかった

映画的に成立させるにはしょうがないのか

よく知らないけど、ヲタクのセリフもわざとらしく感じた

ツボる人にはツボる映画
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.1

バキバキのサスペンスだと思って身構えて見たら、斜めから矢が飛んできた感覚でした。

とても悲しい話
文学愛に溢れる人間とそうじゃない人間

まさに囚われたベストセラー

オルガ・キュリレンコしか知って
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

原作読んでなくても、十分楽しめる良質なサスペンス
キャストめちゃくちゃ豪華だし、セットなのかCGなのかわからない世界観の作り込み

また、その豪華なキャストの中で監督と主演を務めるケネス・ブラナーの多
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.6

ずっと見たくて、それを忘れてた映画。

前回のデヴィッド・フィンチャー版ドラゴンタトゥーの女が世界観込みで好きだったけど、今回は監督もキャストも違うから、結構ハードル下げて視聴したけど、北欧の上質なク
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追い風(2019年製作の映画)

3.4

ふらっと入ってライブ配信付き回を視聴しました。

舞台挨拶で監督さんも言ってましたが、特に大きな出来事が起こるわけでもなく、問題が根本から解決する訳ではないけれど、そこが物凄く等身大で、僕らの日常って
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.2

怒涛の殺し合い、息つく暇もなく襲いかかってかる暗殺者たち
2の終わりでどうなるのか期待してたけど、予想以上の展開を見せてくれた

無法者ほど、自らのルールを重んじる

ヤヤン・ルヒアンが出てくるとアク
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初恋(2020年製作の映画)

1.2

良くも悪くも三池崇史
思ってた通りの銃撃戦、斬り合い描写満載

窪田正孝と染谷将太はよかったけど、ベッキーは余計だったなぁ

B級ドタバタ感に終止する映画でした

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.2

1から3までシリーズ全作品視聴。
1は設定が面白いと思って一気見。

でも、2と3は全然メイズをランしない!と思ったらシリーズ通しでメイズランナーってタイトルついてるのは邦画だけなのね…

タイトルに
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

周りから評判聞いてたけど、やっと見れた
PC画面の中で完結する話と聞いてて、どんな狭い話かと思ってたけど、想像もできないくらい、縦横無尽な展開で引き込まれた。発想がすごい

仕事でビデオ会議増えて映像
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

話は気になるけど、あんまり目立ったキャスト出てなさそだから見送ったけど、クリント・イーストウッドだと知ってたら映画館行ったなぁ

マスコミの過熱報道に晒される当事者の話かなぁと思いながらみてたけど、割
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

寂れた道にあるたった3枚の看板
そこに広告を出した、娘を亡くした母親の執念
そこから話は展開していく

ストーリーの前半と後半でがらっと印象が変わる登場人物。

ラストの締め方もそう来るかと思ったが、
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

21世紀の現代においても、性別による職場における偏見は未だに燻っている

必ずしも女性が被害者であることだけでなく、男女ともに被害者になりうる

権力者のセクハラものって割と昔からある印象だけど、いつ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.4

全編ワンカットの構成って聞いて、どんな内容か気になってたけど、やっと見られた。
映画館で見たかった…

別の部隊の突撃作戦を中止させるべく、命がけの伝言に走る若き二人の英国人兵士。その二人と同じ時間を
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楽園(2019年製作の映画)

2.8

原作「犯罪小説集」を読んだ上で、このオムニバスをどうまとめるのか、期待しながら視聴。
元々、吉田修一作品は横道世之介を筆頭に大好きです。

思ってたほどじゃなかったというのが本音で、それぞれの話をくっ
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影裏(2020年製作の映画)

2.5

暗い。とにかく暗い。
そして、正直わかりにくい。

原作未読で予告やキャッチからサスペンス的展開を予想し、大友監督作で期待して見ていた自分からすると、ちょっと期待はずれというか思ってたのと違いました。
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

4.0

まさか、ここでまたパクソンヨル、パクセロイ親子が見れるとは。
焼酎の飲み方、そのまんま
梨泰院クラスファンからすると胸熱のラスト。

ただ、そんな感想を遥かに超えてくるマ・ドンソク兄貴、素敵です。もは
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来る(2018年製作の映画)

2.5

ホラー苦手だから映画館行かなかったけど、正解だった

序盤はそれぞれの関係性を考えながら、漂う不穏な空気を楽しめたけど、後半は誰が何をしたいのか、理解できない

あと、登場人物もそれぞれにイライラして
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マイル22(2018年製作の映画)

4.2

とんでもないスピードで話が展開していく
更にとんでもないクオリティで戦闘が行われる

ストーリについていくのに必死だが、全然苦痛じゃない

淡々と敵を滅しながら、唐突に仲間が死んでいく
感情を全く排除
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