「ロックンロール・ミシン」に続く、行定勲のモラトリアム三部作第二弾。
刺激の無い作品だけれど、モラトリアム期に観るとどうしようもなく心地良く、やるせなくなる。
続く「パレード」も合わせて観るべき一>>続きを読む
「映画と産業」という授業をきっかけに鑑賞。
主人公の人格をじわじわ変えていくスタイルは同監督の「妻は告白する」と共通するけれど、当時の日本の産業背景を学んでから見ると、痛快なアンセムの様に感じられた>>続きを読む
ロバート・デニーロのアドリブや、有名過ぎるシーンは狂気以外の何物でもなく、70年代を代表する作品と言われてふさわしいと思う。
わざと解像度を下げて生々しく描くラストは、しばらくトラウマになりそうでた>>続きを読む
達雄(綾野剛)が劇中常に躊躇う様子を見せ、それを捨てるシーンは何度も観れる。
肌の取り方の工夫に始まる技術からはえげつない程のリアリティが。
ただのスロームービーと感じて見逃してはもったいないセリフや動作の数々が。
「かき氷のシロップは色が違うだけで同じ味」
を始め毒気のあるメタファーが隠れている。考えながら、見終わってタイトルを読むと何>>続きを読む
最近の映画界を牽引する二人を産んだ、園子温の役者使いの上手さを象徴する作品。
東日本大震災を受け、撮影中に脚本を大きく変え、古谷実の原作の感情を彼の感性で昇華していると感じた。
ラストに関して、コ>>続きを読む
映像美と純文学性が特に際だつ作品。
ジャームッシュの音楽と科学に対する愛情が詰め込まれている。
サントラだけでも十分楽しめる上に、近年発見された天体の話まで盛り込まれている。
恐らく時期的に撮影中の>>続きを読む