全国おにぎり協会さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

理大囲城(2020年製作の映画)

4.2

これがつらい。よく撮ってくれた。よく公開まで辿り着いてくれた。
暴力的ではなく理性的に落ち着いた様子で始まったはずのデモが弾圧され疲弊していく。
大学内で籠城せざるを得なかったので、ほぼ学生達だけ。大
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

1.0

「殺人」はミステリな印象を受けるんだけど、ミステリ映画ではなかったような。
中途半端は良くない。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

とある恋の500日の記録。
楽しくて幸せで苦しくて色々で。
表現方法が面白い。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いい夢みさせてもらったね。
いい意味で、旦那がスパイな夢小説という感じの作品。
実にお見事でしょう。

渇き。(2013年製作の映画)

4.0

優等生だったはずの娘の得体の知れなさ。
結末が好きだな。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

殺人が下手すぎて、実は本物の映像なのかなと不安になるリアリティ。冗長で手際が悪い点がこの作品の良さ。
こんなにも殺し方が雑で衝動的なのに、きちんと最悪な結果になって、つらいね。

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

美しくて大切だと思っていた関係が、実は性的に搾取されていただけと大人になってから気づく絶望感。つらいね。

総理の夫(2021年製作の映画)

1.5

中途半端な立場な映画という印象。
中途半端に綺麗に見せたいのか、問題提起したいのか、何なのか。

靴ひも(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結末の不条理さよ。でもそこが良いとも言える…とも思ったり。
心通わせていく様子が良かった。

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.8

なんて酷いウサギなんだ。
可愛いウサギなのに殺意がわくすごい作品。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.2

これは邦画。国内での実写化以上に邦画だった。原作愛が凄まじい。原作かな?というくらいの原作リスペクト映画だった。
吹き替えでほぼアニメと同じ声で観ることのできる幸せよ。
いっぱい笑った。面白かった。

娼年(2018年製作の映画)

3.6

ギャグ映画としてとっても面白い。
真剣なシリアス作品としてだったら評価を低くせざるを得ない。
松坂桃李総攻めアンソロという感じの映画だ。
色々と突っ込みどころがあって、それを真面目にやっていて、そこが
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

第2弾も安定して面白かった(銀魂にとっては「安定して」は褒め言葉ではないかもしれないが…)
良い意味で弾1弾の成功をネタに弾2弾を再構成したなと思った。

万引き家族(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

この監督との相性が悪いのかな。
問題提起なんだろうなあというのは感じつつ、あまりハマれないまま観終わってしまった。
私が感じ取れないだけなんだろうけれど、微妙にテーマが宙に浮いているような印象を受ける
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

明るくて怖いというのは斬新。
北欧神話って怖いんだねえ。興味が沸いた。
色々と気持ち悪くてぐるんぐるんして良かった。観るドラッグ。

2回観たのだけれど、その時々の心理状態で見方が大分変わる。
1回目
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本映画のようなホラー感。前半は不気味で不安で怖い。

最後の悪魔がとりついて宙に浮かぶシーンは、怖さを通りすぎてなんだか笑ってしまった。お兄ちゃんが不憫で可哀想。そういう不条理さもスパイスなのだろう
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

しんどくて凄まじくて美しくもあって良かった。
人がピンクの肉塊になるシーンが脳に焼き付いて離れない。蝶々が不吉だなと思ったら…。私は映画として体験したけれど、実体験として味わった人はもっともっと凄まじ
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