トモミさんの映画レビュー・感想・評価

トモミ

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市子(2023年製作の映画)

3.2

Filmarks試写会当選!
いつもありがとうございます。

鑑賞してから数日間考える時間が必要だった。
市子の光のない死んだ様な瞳がとても印象的で、彼女の人物像を辿っていくにあたり、登場人物や時代背
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks試写会当選!
いつもありがとうございます。

原作未読。
淡々とした世界観の中に激流のような心情のざわめき。
ついつい個人的には2人のロマンスを期待してしまう。
登場人物それぞれのキャ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.2

試写会当選!これほと嬉しい作品はない!
作家・桜庭一樹さん×コラムニスト・山崎まどかさんによるアフタートーク付きというのがとても有り難かった。
ファムファタール、ノワール、ミッドライフクライシス。
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RRR(2022年製作の映画)

3.4

バーフバリはハマらなかったけど、久々にどハマりするインド映画に出会えた!
これぞザッツエンターテイメント。
ダンスシーンに目が奪われ、音楽もノリノリ。
エンドロールまで飽きさせない。
とにかくシータが
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

ちょうど100年前のお話。
閉鎖的で退屈な島。
クセしかない住人。
内戦が行われている中、些細な人間関係が大きな戦争に。
時にイライラしながら、しかし周りの人に救われながら色々考えさせられる作品だった
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.1

珈琲
フルーツパフェ
チーズケーキ
ホットミルク
レトロな喫茶店
画が好み。

そして今回の玉城ティナが可愛くて好感度上がった。
稲垣吾郎の役は本人かと思うくらいピッタリハマって最高の主役。その他の脇
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.1

空間と音楽と空気感と。
コゴナダ監督のセンスが爆発してる。
ポップな演出も好き。
ミカがとにかく可愛くて愛おしい。
前作もすぐに観てみよう。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.2

「#ちはやふる」チームによる今作。
嫌いな訳はない。
むしろ一生懸命変わろうとする横浜流星を応援しないわけがない。
彼のオーラを消した演技がむしろ良くてグッとくる。
「#アキラとあきら」からの振り幅が
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.3

普通に考えたらゾッとする話だが、いや普通には有り得ないが…
社員達が一体していくさまがすごくいい。
むしろ楽しくなってきて、青春さえ感じてしまう。
キャスティングも秀逸。
一人一人キャラが引き立ってい
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4

「ユニコーンに乗って」からの振り幅が素晴らしい。やさぐれてタバコ吸って、言葉が悪くて、だけど愛が深い。
映画を観た後に原作を読んだが、かなり原作に忠実、そのまんま。
こんなに裏切らない事はない。

よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.5

安川監督は「21世紀の女の子」でも1位に2位を争う好みの作品を生み出した人。期待の新作。

光を取り入れる、光を生かすカメラワーク。好み。

ラストカットが印象的すぎてなかなかすぐに感想が書けなかった
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.4

西島秀俊は好感度どんだけ欲しいんだと「ユニコーンに乗って」で思っていた。が、やはり映画人としてはこういうハードボイルドも入れて行きたいのか。
監督と作風と主人公とうまくマッチングしていなかったように思
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.2

痛かった、すごく苦しかった。
夫婦のあり方、家族の関係、過去のこと、色々考えさせられた。
特別ヒットはしないだろうが、是非観てほしい。
映画好きの方にはすごく響く、切ないが良作だと思う。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

ルビーの歌声を聞いた時、心が震えて涙が出た。
心が温かくなって、愛に包まれて、全ての感覚が研ぎ澄まされた気がした。
映画館で観なかったのが後悔でしかない。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

2.3

特に目新しさはなかった。
ミッドナイトスワンが良すぎて期待値が高すぎた。
そりゃ、毎回100点満点は出せなくて当たり前。
自作に期待。

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.1

池井戸作品と言えば私の中では日曜劇場のゴリゴリなイメージ。
今回は主演2人の圧倒的存在感も大きかったが、三木監督の爽やかさ、熱量、力があった。
アキラとあきらのバランスが絶妙。
何度か涙してしまった。
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

どれだけ泣いただろう。
今のところ今年ナンバーワン。
少年2人が愛おしくて、可愛くて。
それを囲む絶妙なキャスティングの大人たち。
長編初と思えない、金沢監督、注目です!!

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

女たちが色めき立つところを見たことがあるか。
世界的なスターの誕生の瞬間はそういうことなのだ。
スターならではの苦悩、歩み寄る黒い影。
あるあるなストーリーだが、159分全く飽きさせなかった。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

沖田監督の世界観は絶対的信頼度がある。
今回の企画はどんな世界か全く想像ができなかったが、やはり間違いはなかった。

ミー坊の周りは愛に溢れていた。
皆の愛にたまらなくキュンとした。

海から顔を出し
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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

3.5

主演二人のイラ立ちや、気持ちの変化、もどかしい気持ち。すごく良い距離感で、時には物足りない。こんな青春きっとそこらじゅうにあるのかもしれない。
若き工藤監督が見事に作品を色付かせた。舞台挨拶での監督が
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グレイマン(2022年製作の映画)

2.9

久々ド派手なアクション映画を観た。
ライアン・ゴズリングがこんなにキレキレでマッチョでセクシーだとは…🫣
惚れ直してしまった…
そしてアナ・デ・アルマスがキュートすぎる。沼かもしれない。

続編が早速
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

2.4

たまにこういうパニック映画を観ると一人でわーキャーしてしまう。
それが目的で観てるのも過言ではない。

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.1

若き松本監督のみずみずしい作品。
脇を飾る俳優陣が特段良かった。
主演を演じる白鳥くんの今後が楽しみ。色々な経験と色々な色を纏い、急成長しそう。

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

2.9

佐久間由依って圧倒的三の線が生きる女優だと思う。
#初恋の悪魔 も観て思った。

今回のホリガイは等身大のイケてない大学生を見事に体現していた。
奈緒も同じ。影のあるどこか切ないイノギをそのものを自分
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

前回がめちゃくちゃ良かったので大期待。
引き続き素晴らしく、山崎賢人が更に好きになってしまった。好きというかリスペクトに強い。彼は実写にこれだけ起用されて苦悩も多いと思う。それを見事に飲み込んで吐き出
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三姉妹(2020年製作の映画)

3.5

すぐそばで起きているような、さも過去にこういう現実があったようなとても生々しくて、胸くそでイライラがつのる。
神に祈ったって、すがったって思い通りには到底ならない。過去からも逃げられない。
光は刺すの
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

“好きをつらぬけ”
皆やりたくてもできないこと。
主人公はちゃんと頑固で決して良い子ではない。
けど、とにかくアツい。情にもろい。
ちゃんとカタチにする。
プロデューサーってすごいなと思わせる行城、負
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恋は光(2022年製作の映画)

4.1

完全に西野七瀬劇場。
彼女以外に誰がいる?というくらい素晴らしかった。小林啓一監督のインタビューにもあったが、彼女の素の部分が存分に発揮されていたんではなかろうか。

物語全般としてはちゃんとギュンギ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.1

吉田恵輔監督は日本の監督で5本の指に入るくらい好き。
今回は監督の中の腹の中を全て見せられた感じ。
それにしても若葉竜也がとにかく良い。
一時藤原季節とかぶって仕方なかったが彼の本領発揮。もう右に出る
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