オーケンシールドさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オーケンシールド

オーケンシールド

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別れる決心(2022年製作の映画)

4.2

岩山で起きた男性の転落死亡事案。
事件性の有無を探る刑事のヒジュン。
殺人の容疑者候補となる元妻・ソレ。
徐々に歪み始める正義と愛の秩序。

事件をきっかけに出会ってしまった男女。
捜査を経て惹かれ合
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

未知なる世界に広がる新たな概念。
娘からの贈り物 “クアントマニア” 装置。
異次元からの誘い。量子世界の底への到達。
脱出を試みるも...追放されたカーンの存在。

英雄として市民に認知されるスコッ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

波瀾万丈に満ちた夢の世界ハリウッド。
華麗でスキャンダラスな妖しい様相。
ハリウッドの黄金時代を描いた物語。
デイミアン・チャゼル版「雨に唄えば」。

1930年前後、激動のハリウッド舞台裏。
映画界
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フォーリング 50年間の想い出(2020年製作の映画)

3.6

頑固で不器用な父が秘めた想い。
孝行息子の慈愛。愛する定義。

アベンジャーズ(1998年製作の映画)

2.8

気候装置を巡る諜報活動、アンチ“007”。
ショーン・コネリーが敵役なのがミソ。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.5

モリコーネが創った“映画音楽”の概念。
数々の名作を彩った偉大なマエストロ。
巨匠たちに愛され映画好きに親しまれた
知られざる音楽家のドキュメンタリー。

モリコーネのインタビューと映像資料。
語られ
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.9

喪失感を抱えた詐欺師、娘との再会。
セラピー映画でなく張り巡らされた罠。
衝撃の結末。思い込みの危うさ。儚さ。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

東映70周年記念作品となるメモリアル。
織田信長×濃姫。激動の時代を生きた物語。
異国への旅路。交差して突き動かれた運命。

本能寺の変の殺陣・演出が素晴らしかった。
大友監督が映し出す優し過ぎた信長
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

過去との訣別と非日常的な恐怖体験。
命の危機に晒され芽生える生への執着。
悔恨と捨てきれぬ未練を抱え挑む難関。

廃棄されたテレビ塔のクライミング🗼🧗‍♂️。
振り絞る勇気。際限なく訪れるトラウマ。
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.0

聖なる夜クリスマスの大殺戮。
悪党を容赦なくぶっ殺○サンタの憤怒。

バイオレンス増しのホームアローン。
悪党に鉄槌を。善良な子どもへの助太刀。
不遇な環境から堕落した大人たちの復讐。
夢を紡ぐサンタ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.4

苛まされた運命に生涯を掛け挑む死闘。
確約された王位継承。突如奪われた平穏。
身分を偽り血に塗られた北欧戦士。心身の解放。
驚愕の真実。仕組まれた陰謀。揺らぐ信念。
討ち取られた父への弔い。ヴァルハラ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

孤島で迎える人生の終焉。訪れる精霊。
友から突然告げられる絶縁宣言。巡る記憶。
基づいて紐解かれる謎と決意。余生の選択。
アイルランド本土の内戦と隔離された環境。
膨大な時間を経て破綻する奇妙な人間模
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

ハリウッド大作に見劣りないスケール感。
アジア映画史上最狂最高の娯楽作誕生。🇮🇳

<R R R> FIRE × WATER = STORY
英国により植民地時代だったインドを舞台に2人の漢が
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

ブルースに魅せられて〜♪
「父との架け橋になりたい」
父に対する最高の親孝行だと思った。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.5

社会のヒエラルキーやジェンダー問題。
絶対的権力に立ち向かう女性の奮闘録。
ハリウッドが描くハリウッドの不祥事。
映画業界に衝撃を与えたノンフィクション。

封殺され沈黙を続けた被害者への慰問。
女性
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.3

社会から疎外された兄弟の悪足掻き。
生きる為犯罪に手を染める悪循環。
無抵抗に搾取される知的障がいの弟。
行き場のないもどかしさ。生きる苦悩。
捕まる弟。福祉施設にて更生への転機。
救出する兄。兄弟の
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if もしも・・・(1968年製作の映画)

3.8

宗教学校で起こるストライキ。主従関係。
社会の縮図のようなスクールカースト。
監督生が行う権力行使。侮蔑的仕打ち。
抑圧、管理され続けた下級生等の下剋上。
不満分子爆発。武力行使による大量殺戮。
現実
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.3

死後の概念が育むダークファンタジー。
殺人犯の正体は?女子生徒に迫る魔の手。
天国からの伝令。家族へのメッセージ。
少女を中心とした犯人との力関係。
悲痛な叫びが巻き起こす悪の追放。

隠された些細な
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.5

聖歌隊から歌手へ、数々の記録を樹立。
全米を魅了した女性シンガーの伝記映画。

スターとなるに連れ高まる周囲の期待。
それに応えるため感じる焦燥。苛立ち。
世間からの圧力。巨大過ぎた影響力。
挑戦し続
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

ろう者拳闘士のファイティング。
世の中に“目を澄ませて”示す勇姿。

聴覚障害者として挑むボクシング🥊
プロとしてほぼ毎日ジムに通う恵子。
不自由に抗うが如く邁進するプロの道。
迎える転換期。会長の罹
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ランボー(1982年製作の映画)

3.5

孤独なベトナム帰還兵の死闘。
国に命を捧げ国に命を狙われる皮肉。
苛まされる過去の戦慄(記憶)。後遺症。
殺人マシーンに待ち受ける悲しい運命。

人間臭さを除外したスタローンの新境地。
ガソリンスタン
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.0

“コレクティブ”で起きた大惨事。
搬送先での熱傷患者、不可解な死亡事案。
浮き彫りになる病院側の不体裁。ある陰謀。
国家ぐるみの隠蔽工作。民間企業との癒着。
保健相新大臣の奮闘。既存体制の刷新。
腐敗
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あのこと(2021年製作の映画)

4.3

女性問題に対する社会風刺。
政治抑制からの反発。抱く将来の夢。
妊娠中絶に対する強い意志と実行力。
周囲からの圧力、風潮を顧みない勇気。
信念を貫き奔走した強い女性の実像。
期待に縋り貪欲に追い求め続
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

血中アルコール濃度0.05%、その先へ。
教員等によるアルコール飲酒検証。🥃
公私における充実感、教育意欲の向上。
惰性の日々からの脱却。見出す付加価値。
限界突破。淘汰され生じた亀裂。破綻。
人生を
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

モノクロ映えの☕️と🚬。
ジャームッシュの元に集いし豪華俳優。
11の短編から成るオムニバス映画。
ありふれた日常の一幕。溢れる人間臭さ。
ユーモアで豊かな空間に広がる映像体験。
「地球は1つの共鳴伝
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ライアー・ハウス(2012年製作の映画)

3.5

田舎街で発生した銀行強盗。
大金を巡る尋問。描く青写真。
ハプニングによる転換。後処理。
喪失と懐疑。混乱による破綻。
膨れ上がっての沸騰。驚愕の真相。

前半の伏線が終盤に回収される構造。
安心を裏
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

田舎町カントリーハウスへの滞在。
夫を救えなかった後悔。現実逃避。
迫る身の危険。同じ顔の住人たち。
信頼と疑念。困難に立ち向かい対峙。
擬態化する化け物。過去との決別。

「美しさに破綻を齎す醜さも
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

森から海へ。ネクストステージ突入。
ジェイクの選択。強まる家族の団結。

惑星パンドラに再び迫る人類の脅威。
アバター化したクオリッチ大佐の復讐。
家族のため故郷を去り"海の部族”のもとへ。
新たな種
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