aoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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余命宣告を受けたシングルファザーが残された我が子の為に、新しい家族を探す話。

子供の為を想うと、本当に安心して任せられる他人は無いはず。ずっと、細かなところが気になったり、分かるはずもない将来につい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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ジブリにおける母(女性)への無償の愛。

母(女性)は強く、たとえ命果てようとも愛で繋がっている。
説明的な話は少なく、まるで美術館の中のジェームズ•タレルの作品を見ている様な感じだった。

これまで
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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めっちゃ面白いと聞いてて事前にハードルが爆上がりでした。

うーーーん。

面白いけど、もっと湿地帯という場所特性が生きたサスペンスだと思ったけど、あんまり関係なかったですね😥😥砂漠の少女でも良かった
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

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恋人の為に、家族の為に…

人間人生の終盤だと素直になれる。

買ったばかりのバイク走らせ妻を迎えに行く、イライジャウッドがめちゃくちゃカッコよかったな🏍️⛰️

もっと、人を蹴落とし、生きたい人間の
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ニモーナ(2023年製作の映画)

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普通って何?本当の正義って何?

最近では是枝監督の怪物が面白いくらい比較できる作品だった。
あれは怪物の存在は知ってるけど、周りには居るはずもないという勘違いで怒る悲劇で、誰も悪く無いように描かれて
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ビューティフル・ライフ(2023年製作の映画)

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歌は上手いが共感出来ない主人公にイライラする。ビックスターになっても地元で自転車なのは好感持てる。

犬王(2021年製作の映画)

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古典ロックフェス!!

当時、ロックというジャンルが流行していたならば足利義満が聞く田楽もこれに近い音になっていたかもしれない…

この時代の背景や、犬王の話について詳しく知っていたらよりストーリーの
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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設定が二転三転して難しくしてるくせに、結果盛り上がりには欠ける。

阿部サダヲの黒目の印象が凄い。
ビールグラスを無言で突き出す父親が一番怖かった🍻

エゴイスト(2023年製作の映画)

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エゴイスト。素晴らしいタイトル✨

愛は身勝手。
身勝手の積み重ね。

ゲイのカップルの話ではなく、純愛。
自分が納得できるための行為であっても、相手を傷つけさえしなければ、それがエゴでも良いのではな
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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当事者を置いてけぼりにした描き方。あみ子には変えられない自分があり、世間一般の枠にハマらない部分がより強調されて描かれているように思えた。

学校にあみ子みたいに自己表現が苦手な子がいたけど、あの当時
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空気人形(2009年製作の映画)

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一方的に愛を吹き込まれる空気人形。

愛を吹き込みたい。
愛情や人の繋がりが人間を形成し、それがこと切れると空気の抜けた代わりなんていくらでもいるラブドールと同じ。

ハード・フィーリング!(2023年製作の映画)

3.4

バカだなぁ…何も考えずにドイツ語が聴けるので定期的に観にこよう。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

冬になっても死ななかったモンシロチョウは黄色になる。

明日、自分にも起こり得そうな何気もない日常を、自分には降りかからない普通ではない日常にしてしまう。この空気感が是枝監督の良さだと思う。

登場人
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怪物(2023年製作の映画)

3.2

全て大人のエゴ。

みんな怪物で、誰も気付かなかったから仕方ないでしょ?って都合良すぎないか。

評価出来るのは音楽と子役と女性俳優陣の演技力。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

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食事中に見た自分がバカだった…

終始胸糞。途中で出てきた、ギャル女性。子供の前で平気でタバコ吸ったり、大声出したり…私も子供欲しいなーじゃないよ!!あの言葉は最近の中で一番心をえぐった一言。

母親
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.3

映画に人生に取り憑かれた男。

列車と車の突撃から始まる、彼の映画人生。

映画は良いものも悪いものも全てフィルムに映し出す。それを編集する映画監督は、葛藤しながら映画マジックを作り出していく。
スピ
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奇跡(2011年製作の映画)

4.2

今何かと話題の是枝監督。
世界的有名監督であるための話題性だったり、巨大なテーマ設定は必要なのかもしれないけれど、彼はヴィムヴェンダースのような、もっと人間の優しさの詰まった温かいところを作品にした方
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

プレスリーの勢いがある場面よりも、パーカーとのゴタゴタの方が長かった。
それゆえ、いまいちどこで盛り上がって良いか分からず、間延びしてしまった感…

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.6

次回から面白くなりそう…

日本映画でここまでお金をかけて作成してる点では評価出来る作品!!もっと映画制作にお金をかける風潮が出来たら良いな…

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

あの時食べた、サバ缶寿司。

日本版スタンドバイミー×グランブルー🐬

竹原ピストルと尾野真千子の掛け合いが素晴らしかった👏👏

ファンフィク(2023年製作の映画)

3.7

性別はただの分類。

自分らしさって何だっけ??

トシェクが髪の毛バサバサ切るところとホちのジャケットが印象的。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

狂気のストーカー。

ロバートデニーロの悪いことなんてしてないよ、あたかも当然でしょ?みたいな堂々とした表情が怖い。

向く先が違えば努力の天才だったのに。

白いリボン(2009年製作の映画)

3.9

小さな村のドロドロとした闇。

モノトーンで描かれる陰湿な雰囲気。
どんどん不幸が連鎖して、胸糞ラスト。

ぼんやりと締めくくるのが、後味悪い。

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.4

考えてることが聞こえるノイズという現象。

設定はめちゃくちゃ面白いのに、脚本がイマイチ盛り上がりにかけるというか…

トムホは明るい青年役のイメージが強いけど、悪魔がすぐそこにのようなダークなキャラ
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.7

あなたの頭の中にいるのは私。
自分で選択肢を選ぶ映画。

流石Netflixです👏
初めはあまりパッとしないエンディングを迎えてしまったが、物語の分岐点に立ち戻り選ばなかった方を覗くと更に面白展開が発
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.9

しかし長い歌だ、こんな長かったっけ?
-昔は気にならなかったのにね

大人になり過ぎた元恋人。
あの頃の取り戻せないキラキラに触れ合い、現実に引き戻された2人のバツの悪い感じがリアル。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.3

父の贖罪。
鯨には感情がない。

3:2のアスペクト比によって密室の緊張感が強調される。

父親としての懺悔、恋人としての後悔。

残された娘に僕の全てを託すこと。

立ちあがろうともがき、細い足首で
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