tomtomさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

未婚者なので、最初は結婚記念日に宝探しか、いいな〜、結婚したらやろうかな、等と思っていたら、どんどん結婚というものが恐ろしく感じる展開に。男女の仲は当事者にしか理解できないというのは、こういうことか。>>続きを読む

12年の長い夜(2018年製作の映画)

2.3

ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の伝記的な作品。まるでホロコーストのキャンプのように非情な扱いの刑務所で、12年間も耐え抜き、その後大統領にまでなった彼の胆力には敬服する。撮影の施設等がリアルで、実際に>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

3.7

普通の人間が戦場での経験を通して、徐々に人を殺すことに無感覚になっていく。それ自体がメインのテーマという風には感じられなかったが、戦争の残酷さ、非人道性について改めて感じさせられる。「理想は平和だが、>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.1

新技術の登場に対する葛藤というテーマは普遍的かつ興味深いもので、序盤は期待感が大きかったのだけれど、如何せん胸糞な演出に、段々と疲れてしまった。憧れの企業に慣れようとする余り、徐々に無神経になっていく>>続きを読む

独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

2.2

 最初は首都の発展した様子に、それなりに優秀な開発独裁者なのかと思いきや、いざ効外に出ると子供達は鉱石の精錬所のようなところで働かされているわ、盗賊は出るわで、国民の悲惨な暮らしぶりに言葉を失う。革命>>続きを読む

氷がすべてを隔てても(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

コロナ禍で日本に帰れなくなり早2年。衣食住何不自由なく暮らしていても、時々急な寂しさに襲われることがあるのだから、極地に取り残されて過ごす思いたるや、想像に余りある。雪原をひたすら直走る光景に、最初は>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を前回鑑賞し、それと似た展開になるのかと思っていたので、突然出てきたジャン・コクトーの名前に、笑いがこぼれた。当時のパリの街で活躍した作家や芸術家についての予備知識>>続きを読む

ヘイター(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

 「病的な嘘つき」。主人公トメクに対する冒頭のクラスツキ氏の人間評は、結果的にかなり正確なものだった。上流階級の令嬢に寄せる恋情など、人間的な動機ではあるものの、あまりにも邪悪かつ人を不幸にするその姿>>続きを読む

アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物(2016年製作の映画)

1.9

 「ホラー映画の登場人物は愚か」というのは、ある種のセオリーかとは思うけれど、この映画の主人公も大分酷い。
 そもそも戦争でアパートの屋上に大穴が空いているのに、娘と一緒に居残り続ける状況判断が信じら
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

-

視聴後にアラン・チューリングについて調べてみて、映画と史実にかなり正確に則った内容だったと知り、ため息がでた。法、そして国家の役目とは何ぞや。

オロトゥーレ(2020年製作の映画)

2.4

ノリウッド作品初視聴。ナイジェリアの人身売買の実情を描く内容は新鮮だったが、主人公やデスクの詰めの甘さにイライラするシーンもあった。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.2

第二次世界大戦中、仏ダンケルクからの英国軍の撤退を描いた戦争映画。登場人物一人ひとりに深く共感するようなストーリーの組み立て方ではないが、淡々と戦争の有りざまを描いた、ドキュメンタリーのような作品だっ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.3

ハンガリー映画初挑戦。動物の屠殺シーン等もあり、苦手な人もいるだろうが、登場人物らの繊細な心理描写と美しい映像に、優しく暖かい気持ちになる。余韻の残る好きな作品。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.2

いかにもラテンアメリカ的なマジックリアリズムの基調。スペイン内戦がモチーフとなっていて、非英語圏でこういった元気なファンタジーが出てくるのは面白いなーと感じました。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

制作費100万ドルの低予算映画で、この面白さ。社会性、父娘の関係の難しさ、サスペンス的要素に至るまで、作品を形作るあらゆる要素が興味深かったです。 

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