NakamuraToruさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

NakamuraToru

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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.7

9月の日本公開が待ちきれず、バイトして8月にハリウッドまで観に行った思い出の作品。「あと1ヶ月待てばいいじゃん」という周囲のアドバイスは確かに正論だったのだけれど。

「前作ほどじゃない」という意見も
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.0

かっこよくて強い主人公と美しいヒロイン、とにかく憎たらしい悪役とご機嫌のサウンド。あり得ない与太話と思われがちながら、物語全体に説得力を与えているのはキャストの力量とあの当時無双だったウォルターヒルの>>続きを読む

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

4.6

高岡早紀を売るためのアイドル映画だろう、と公開前は思っていた。

しかし。

始まってみたら筒井道隆の怪演にびっくり。浅野忠信も超キレキレ。土屋久美子のプーもハマってたし。もちろん、三留まゆみさんが「
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.7

僅かな台詞だけで丁寧に丁寧に紡がれる2人の物語が美しい。突然炸裂する暴力は衝撃的だけど、同時に痛いほどの妻への愛情に満ちていて物悲しくもあり。たけし本人は役者としての力量に関して謙遜するけど、「ありが>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.2

予告編を観て「リドリースコットが太陽の下で映画を撮った!」と意味不明のハマり方をし、公開が待ち遠しかった逸品。ジーナデイビスの吹っ切れ方が清々しく、スーザンサランドンとの名バディぶりがまた哀しくもあり>>続きを読む

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.4

ロビンウィリアムスの最高傑作!可笑しくて哀しくて切なくて。アマンダプラマーのひと言ひと言が愛おしくてたまらん。サントラを聴くたび夜のセントラルパークが浮かんで涙して、「これでオスカー獲れないんだから一>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズバンドが堂々とフルネームを名乗っていても違和感ないのに、この作品では主人公が普通に本名で暮らしていることにまず引っかかり。
それが足枷になってしまい、綾瀬はるかのキレの良いアクションも大好き
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

途中からずっとこのループを見ていたくなるほどミコトとタクのやりとりが可愛らしい。この作品の魅力の多くは彼女の口調や立ち振る舞いで占められていると感じるほど素晴らしかった。台詞だけで語られるタクシーの件>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

当時はかなりガッカリしたこの作品。でも「運命のダイヤル」であの息子のその後とその経緯に関するインディの悔恨を知ってからは評価が上がった感じ。息子を行かせたことをインディは悔いていた。そのこともあってダ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

文句なしに面白い!ある意味インディよりも凄かったかも。インド映画は「ムトゥ踊るマハラジャ」以来だけど、全編を貫くパワーは相変わらず凄まじい。観られて良かった‼️

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

てっきり予告編のあのシーンはアバンタイトルかと思っていたので、予想外のオープニングから圧倒されまくり‼️また女性陣の活躍が何とも頼もしく、また切なく…。
パートワンと言いつつ単品として仕上がっているの
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

母親の決意の清々しさと美しさに涙。とんでもない映像体験をさせてもらって感謝してます。宮崎駿監督ありがとう!

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前作のオチにはかなり落胆させられたけど、今回はとても良かった。あの場に残りたかったのは恐らくインディの本心だろうし分かる気もする。そういうエンディングでも良いのかなと思い始めた直後のパンチに爆笑しつつ>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

2.5

もちろん名作である。でもオリジナルのアレに次いでリリースされたディレクターズカットを観て興醒め。最初の公開当時友人の1人が「トトの忘れえぬ想い人に関する描写がない」と不満を漏らしていたのに対して、自分>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「泣き虫の殺し屋、ニキータ。これは凶暴な純愛映画だ」

当時流行った「純愛」が大きく描かれて宣伝されたのをよく覚えている。リボルバーの一発目を空にしておくとか、イヤイヤイヤ!と突っ込みながらもスクリー
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怪物(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

あの2人の立ち振る舞いが痛いほど分かりすぎて、ずっと画面に釘付け。そこに安藤さくらの親目線にも感情移入するから、鑑賞中極度の緊張状態持続で。大雨の中の「出発かな」で号泣。美しさ全開なのに哀しさも加わる>>続きを読む

プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

4.0

チャーミング。でもこの作品の真価は「マルセルのお城」とセットでないと伝わらないと、今でも強く確信する次第。

プロヴァンス物語/マルセルのお城(1990年製作の映画)

5.0

前作は「それほどでも無いなー」程度だったけど、本作のラストで「観といて良かった!」と大感動させられた当時の衝撃を今でも鮮明に憶えている。無名作品でももとりあえず観てみる行脚はやめられないと思い知らされ>>続きを読む

スウィッチ/素敵な彼女?(1991年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的に大好きなゴースト(?)もの。「天国に行きたければ愛する女性から”愛してる”と言われること」という無理難題を、鮮やかにクリアするラストに毎回感動。その過程で社会での女性の立ち位置、同性愛、男女の>>続きを読む

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

日曜洋画劇場で観て以来、何度も何度も円盤でリピートしてしまう愛らしい逸品。ウォーレンベイティ、ダイアンキャノン、チャールズグローディンのやり取りは「一座」とも呼ぶべき完成度で飽きさせない。こういう作品>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の東京編を見事に映像化してくれた。雪祈の楽曲が「こんな曲だったのか‼︎」と原作派の自分も納得してしまう上原ひろみさんの表現力にも脱帽。初登場シーンの雪祈の両手違いに「アレ?」と思ったのも束の間、ラ>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

魔宮の伝説公開前の再上映で観た。面白すぎて劇場でびっくりしたのをよく覚えている。指定席制でも入れ替え制でも無かった時代なので、退屈な同時上映(エミリオエステベスのデビルゾーン!)を我慢して2回観て、更>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1回目は情報量を処理しきれず。でも2回目からは毎回号泣。好き嫌いが分かれるのも理解出来る。無理もない。でも刺さりまくって良かったと心から思える。