もさんの映画レビュー・感想・評価

も

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.0

ティムバートンって美術がいいからイントロすごいワクワクするよね

卒業(1967年製作の映画)

4.0

表情と主体性を失ったホフマンを、モンタージュが意味付けたところを、ラストショットが取り残していく。

女渡世人 おたの申します(1971年製作の映画)

3.5

テンポがいいのに密度があってわかりやすい。
キャラクターの作り方もお手本のような映画。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

広角や移動ショットを多用した「オリエンタルな」イントロが、クローズドーサークルへ移行する前の心地よい高揚感をもたらしてくれる。
長回しをメインにすることで、適度な緊張感と展開のスピードが生まれ、実際に
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

5.0

ウェンズディちゃんかわいいぃいぃぃぃ
ハンドかわいいぃぃぃ


コンパクトながら味のある脚本や個人的に大好きな美術が素晴らしい。

こういう映画が好きだったから、今も映画を見てるんだよな。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

夕陽のようなその肌から灼けた大地の薫りがする。沈むほどに陽は赤く燃え上がる。土が湿り気を帯び空に陰が差す。雄弁な熱はくすみ死神の嬌声が響く。灯りをともす木はない。温もりはこの腕から去っていく。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.5

金も情も投資できる

中華圏の文化に出自がないと、この「エモさ」を感じることは難しいだろう。
僕も「儒教的価値観」を頭では理解しても肌では感じ取れない。

それでも『恋愛時代』には普遍的な魅力がある。
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

庵野は物語を語れない。
だからこそ、従来の仮面ライダーを総括し再解釈する「真(新)・仮面ライダー」ではなく、おれのかんがえたさいきょうの「親・仮面ライダー」(親日、親米てきな)あるいは「神・仮面ライダ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「終い波が来るよ」

あなたがはじめてみた宮崎駿の作品はなんだろう。
その作品の色をこのフィルムに見つけることはできただろうか。

「母さんの字だ」

これは宮崎駿がぼくたちにくれたアルバムだ。

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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

編集が上手すぎる

原作の悪いところをしっかり映画の脚本に組み立てなおせてるのも良い

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

我々は「何者」かになることを求めている。
仕事に打ち込む私、友達と興じる私、家族とくつろぐ私、ひとりで眠りにつく前の私。
そして、私の頭の中にいる(理想の)私。
全てに確からしさがあり、また全てがうつ
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ビル・マーレイ・クリスマス(2015年製作の映画)

-

ジョージクルーニーが出てくるまでの脚本はめちゃよい

メリークリスマス、みんなが幸せに。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

5.0

時代と郷愁と透明な夏の匂いが閉じ込められている。

つまりは、男はこういうAVが好きなんだっつうこと。


若い麻木久仁子かわいいなおい。

犬王(2021年製作の映画)

3.5

間違いなく現時点で湯浅政明の集大成だろう

いつもながら物語が弱いが、大物脚本家のわざもあってか、他作より比較的トルクはある方

アニメーションについては文句なしの傑作
序盤の音の表現も良いし、炎を使
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

庵野、のびのび二次創作できるようになって良かったね。

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