このレビューはネタバレを含みます
FILMARKSのオンライン試写にて
男女の逃避行。
物語を要約するとそうなるだろうが、今作は父親からの性犯罪を受け我慢することで全てが報われると思っていたタカラにとっての失われた時間を取り戻すジュ>>続きを読む
比喩をそのまま映像化しただけというか。
映像が比喩になっていないというか。
何かに気づかなくても、反省しなくても
そのままロクデナシをなんか好きになっちゃう。
ただ彼女が盲目ってだけ。
不安定な映像がそのまま不穏な感覚にもなるのと
全て宮殿の中が広く見えるような映像で逆説的に閉塞感がずっと続き
価値観やそこの世界から容易には抜け出す事が出来ない難しさが、そのまま戦争を終結させる事の難>>続きを読む
表現がコメディなのに全く笑えない。
全ての役の行動が自分の中にある何かに触れてしまい。
分かってるのに、自分に都合がいいからと見過ごしていると何が起きるのか...
綺麗事というものを軽視し、まるで蔑称のように見ていた自分が、綺麗事の効能やその奥に様々な思いや歴史がつまっているのではないか?と考え始めたのはトランプ政権が誕生したときだった
。
そんな折、前作ジャ>>続きを読む
どこまでが現実かが人によってどうとでもとれる。
主人公の最後の行動も、幼馴染みも、全てが空想なのかもしれないほど。
貧困を描きながらもエンタメ性を残した秀作。
貧困とは?
その中身を物語が時にリアルに時に隠喩として進む。
特にあのカラオケシーンでは、個人的にシーンだけでいうなら今年見た映画の中で一番印象に残ったぐ>>続きを読む
希望や絶望
日常、非日常
それらが表裏一体であったり、解消されたと思っても残り火がくすぶっていたり、ただ違う光源が一瞬とてつもなく輝き少しの間みえてなかっただけだったり。
僕らがうっすらと感じている何>>続きを読む