このレビューはネタバレを含みます
幸せになるために、成功するために、いつも通り過ごすために、
なにかが必ず犠牲になるんですよね。
その犠牲が悪なのかわたしにはわからない。
どこまでが悪でどこまでが善なのか、境界線が曖昧な世界にわたした>>続きを読む
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岩井俊二の映画はいつもその作家性に魅かれてみるが、実は物語がとてもうまい。
毎回いつも引き込まれる。
初恋に似た人と婚約しようとした、
貸し出しカードの裏、
(そういえば確かに名前を書くという行為は>>続きを読む
同じ気持ちになったことがあるって、思って泣いちゃった。
ときどき、死んだように生きていたりするからね。
パーティーよりパーティーのあと、映画を観ている時より、観たあとの帰り道。
街に出て、ひとりでとぼ>>続きを読む
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コッポラ視点のTOKYOの切り取り方がよくて、見終わった後もしばらく居残る。街の雑踏も、会話も車内アナウンスも振り返ったときまだ明るい夜の街も新鮮に感じた。90年代を引きずった大人たちの青春の延長。こ>>続きを読む
設定は壮大でありながら、手近なロマンスを描いていてすきでしたね。綿貫大介さんが寄せているコメントがそのままです。
NHKの制作ドキュメンタリーをみて、やっぱりみに行きなきゃ!と思ってみにいったのだけど、
チョウオーグ戦のCGを超えられるのは人間同士の戦いの泥臭さ、というのがよくて庵野さんのこだわりが感じられた。>>続きを読む
思いのほかフィクションだった。
印象に残ったのは、マニアックな映画好きが口走るショーシャンクの空に。
ファミレスでの別れ話は、重なりがよかったけど、大抵あんなにうつくしいものではない。現実はなにものこ>>続きを読む
音楽がよかった。
テリー役のLeo Fitzpatrickの顔がなんともすきだった。幼さ、若さ、愉快な非行。
まったく違う文化の青春。
ロマンスの部分だけを抜き取るなら、無神経でたくましいあなたになろうとしたけどわたしは弱いくて耐えきれないので、あなたを愛すことにした。あなたの最愛の“存在”になろうとした。“存在”になった途端、“存在>>続きを読む
ひさしぶりに映画を観た。
手紙に対する誠実さが岩井俊二らしい。
◆
あなたといれば幸せになれるとわかっていたのに、違う道を歩んでしまった。
だから、わたしはあなたからもらった恋文を大切に何度も読んだ>>続きを読む
ちょうどいまの自分の恋愛に重ねて。
奇跡はおこらない、偶然がすべて。
こんなにもふるえながら泣いたのは初めてです。
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もともとすきなひとにすすめられた映画でした。ほんとうはふたりでみにいくはずだったのに。でもきっと予定が合わなそうやなとおもってきょうようやくひとりで鑑賞。
体調が悪いのでまだ会社にいたら体にいいもの買>>続きを読む
自分を成長させてくれる女性、もう出会っているのか、それともこれから出会うのか。
私も本は好きよ
人には言わないけど
もらった詩集よかったわ
大好きよ
,later.
@シネ・リーブル神戸
この映画の情緒がわかるなんてあなた、やっぱりわたしあなたのことがすきです。
あと、笠智衆がすばらしかった。
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既婚だとわかったときの絶望にも似た気持ちをおぼえた。それでも相手を希求してしまうのは十代だったからだろう。会えないことがくるしい、ふれたい、弄ばれているという自覚すらおぼつかなってしまうくらい狂おし>>続きを読む
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所在なさからはじまる物語の連続。
海の家、農村、地方都市。
それぞれの場所に相応しい住人たちがいること。
最後のシーンは、あえて会えないということがバッドエンドのようでもありハッピーエンドでもある。>>続きを読む