ぬさんの映画レビュー・感想・評価

ぬ

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

幸せになるために、成功するために、いつも通り過ごすために、
なにかが必ず犠牲になるんですよね。
その犠牲が悪なのかわたしにはわからない。
どこまでが悪でどこまでが善なのか、境界線が曖昧な世界にわたした
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Love Letter(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二の映画はいつもその作家性に魅かれてみるが、実は物語がとてもうまい。
毎回いつも引き込まれる。

初恋に似た人と婚約しようとした、
貸し出しカードの裏、
(そういえば確かに名前を書くという行為は
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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同じ気持ちになったことがあるって、思って泣いちゃった。
ときどき、死んだように生きていたりするからね。
パーティーよりパーティーのあと、映画を観ている時より、観たあとの帰り道。
街に出て、ひとりでとぼ
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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卓球と日光浴のシーン、急にパッと明るくなった。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コッポラ視点のTOKYOの切り取り方がよくて、見終わった後もしばらく居残る。街の雑踏も、会話も車内アナウンスも振り返ったときまだ明るい夜の街も新鮮に感じた。90年代を引きずった大人たちの青春の延長。こ>>続きを読む

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

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設定は壮大でありながら、手近なロマンスを描いていてすきでしたね。綿貫大介さんが寄せているコメントがそのままです。

夕方のおともだち(2022年製作の映画)

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痛みは現実の悲哀を打ち消す唯一の方法なのかもしれない。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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NHKの制作ドキュメンタリーをみて、やっぱりみに行きなきゃ!と思ってみにいったのだけど、
チョウオーグ戦のCGを超えられるのは人間同士の戦いの泥臭さ、というのがよくて庵野さんのこだわりが感じられた。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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思いのほかフィクションだった。
印象に残ったのは、マニアックな映画好きが口走るショーシャンクの空に。
ファミレスでの別れ話は、重なりがよかったけど、大抵あんなにうつくしいものではない。現実はなにものこ
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

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音楽がよかった。
テリー役のLeo Fitzpatrickの顔がなんともすきだった。幼さ、若さ、愉快な非行。
まったく違う文化の青春。

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

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ロマンスの部分だけを抜き取るなら、無神経でたくましいあなたになろうとしたけどわたしは弱いくて耐えきれないので、あなたを愛すことにした。あなたの最愛の“存在”になろうとした。“存在”になった途端、“存在>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

ひさしぶりに映画を観た。
手紙に対する誠実さが岩井俊二らしい。


あなたといれば幸せになれるとわかっていたのに、違う道を歩んでしまった。
だから、わたしはあなたからもらった恋文を大切に何度も読んだ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

内気で純潔な暮らし
ひとを恋する気持ちはたいせつです。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

誠実か不誠実か、どっちでいきたらいいんだろうね。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

5.0

ちょうどいまの自分の恋愛に重ねて。
奇跡はおこらない、偶然がすべて。
こんなにもふるえながら泣いたのは初めてです。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もともとすきなひとにすすめられた映画でした。ほんとうはふたりでみにいくはずだったのに。でもきっと予定が合わなそうやなとおもってきょうようやくひとりで鑑賞。
体調が悪いのでまだ会社にいたら体にいいもの買
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モテキ(2011年製作の映画)

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毎年見てるような気がするんだけど、毎年わかることが増えていく感じがして、いいね。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

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自分を成長させてくれる女性、もう出会っているのか、それともこれから出会うのか。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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私も本は好きよ
人には言わないけど


もらった詩集よかったわ
大好きよ

,later.
@シネ・リーブル神戸

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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この映画の情緒がわかるなんてあなた、やっぱりわたしあなたのことがすきです。

あと、笠智衆がすばらしかった。

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


既婚だとわかったときの絶望にも似た気持ちをおぼえた。それでも相手を希求してしまうのは十代だったからだろう。会えないことがくるしい、ふれたい、弄ばれているという自覚すらおぼつかなってしまうくらい狂おし
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

所在なさからはじまる物語の連続。
海の家、農村、地方都市。
それぞれの場所に相応しい住人たちがいること。

最後のシーンは、あえて会えないということがバッドエンドのようでもありハッピーエンドでもある。
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

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もったいぶった話と空しい言葉
居心地のいい不幸よりも幸福を選べ