sunaさんの映画レビュー・感想・評価

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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

2.5

タイトルに繋がりが無いので分かりにくいですが、映画「スプリット」(2017年製作)の前作です。壊れない男「アンブレイカブル」と 壊れやすい男「ミスター・ガラス」が描かれます。スプリットは出てきません。>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

日本の新幹線を舞台にしたブラッド・ピット主演のアクション映画です。各々がそれぞれの目的に向かって新幹線に乗り込み、バラバラに見える目的が次第に1つに集約されていく様が描かれます。ストーリーにあまり深み>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.5

解離性同一症の男性が、女性に監禁を強いる映画です。俳優の演技が素晴らしく、狂気さの醸成に成功しています。人格によって人の枠組みを超越する点は飛躍している気がしますが、サスペンスらしさを加速出来ていたの>>続きを読む

アイ・ケイム・バイ(2022年製作の映画)

2.8

富裕層の家に侵入・落書きをするイタズラ犯が、サイコパスに巻き込まれていく映画です。単純な展開に見せ掛けておいて、実は単純な展開になっています。拍子抜けです。この類の映画では「ドント・ブリーズ」の方が数>>続きを読む

残り火(2022年製作の映画)

3.5

夫婦の愛憎劇が捻くれた形で捻出・展開されていくような映画です。視聴者側の心理を揺さぶって遊んでくるような描写技法が秀逸な印象を受けます。後半戦から本番なので、途中で視聴を止めてしまうのは少し勿体無いで>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

未確認飛行物の存在を示すため、パシャリを狙っていく映画です。ジョーダン・ピール監督は風刺をきかせる作品が印象的ですが、今回はより遠回しになっている印象を受けます。そのため、一回で全てを理解することは難>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.7

漫画「キングダム」(著: 原泰久)の実写映画版です。嬴政(えいせい)と成蟜(せいきょう)の兄弟争いまでが描かれます。全体として漫画版に忠実であり、原作を知る身としては大きな違和感は感じませんでした。実>>続きを読む

ドラゴンボールZ 神と神(2013年製作の映画)

3.5

破壊神ビルス様から地球を守る映画です。敵は破壊神のため勝ち目はありませんが、悟空一行はなんとか善戦をしてくれます。バトル漫画の宿命として次々に強い敵を登場させる必要があると理解していますが、「遂に破壊>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

人類に飢饉を齎す突然変異種のイナゴを巡って奮闘する映画です。(超余談ですが、イナゴ的キモさは 映画「群がり」(2020年)が群を抜いています。)本作でも人間の愚かさが話の中心にある気がします。歴代キャ>>続きを読む

着信アリ(2004年製作の映画)

3.2

死の着信(自分の死に際の音声)と抗う様を描いたホラー映画です。作中では有名な怪奇現象として世間に定着している様子でした。設定的に意図的なホラー演出をしていかざるを得ませんので、意図を感じてしまう分 怖>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.0

AKIRAなる存在が現実世界を巻き込む作品です。抽象的が故にこれ以上の説明は困難です。視聴者側で考察していく必要がありそうです。独特な世界観と絵のタッチに魅力される方も多いのではないかと思います。セリ>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

5.0

過去に禁忌を犯したツケを払わされる一人称視点ホラー映画です。宗教と絡めて不気味さが醸成されています。視覚効果を利用した端的な冒頭は、「起」として秀逸と言わざるを得ません。「咒 火佛修一心薩嘸哞 咒」が>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

若きパイロット「マーヴェリック」のドラマを描いた作品です。人の関係性などを把握するために、続編「トップガン マーヴェリック」を観る前に視聴された方が良いと思います。現代の映像技術に目が慣れている方は物>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

伝説のパイロットとされるマーヴェリックが、トップガンのメンバーを育成し、極秘ミッションを成功に導く映画(トップガンの続編)です。ミッションは失敗をすれば命がありませんので、ミッションの開始が近付くにつ>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.6

ドクターゲロの息子が生み出した最強の人造人間と闘う映画です。主役は表紙の通り。終盤の展開や演出は素晴らしいの一言です。過去にセル編を観ていた方なら鳥肌モノでしょう。色々と思い出してウルッとくるものがあ>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 インターナショナル・ヴァージョン(1997年製作の映画)

4.5

言わずと知れた攻殻機動隊シリーズ。電脳化やサイボーグの技術が飛躍的に進んだ近未来を舞台とした映画です。電子空間上における人格と形容されるものに規定・構成されるであろう要素と肉体に宿る自我なるものの境界>>続きを読む

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

2.5

1年に1晩、殺人を含むすべての犯罪が合法となる12時間が制定されたアメリカが舞台の映画です。今作は、政治的な要素が若干入ってきます。内容はもう少しコンパクトに出来たのではないかという気持ちがあります。>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.3

年に1度12時間、殺人を含むいかなる犯罪も許されるアメリカ合衆国が舞台の映画です。ストーリー性は特にありませんので、頭を使わずに観ることができます。登場人物の頭が良くありませんが、そこはストーリーを展>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

ベストセラー作家として活躍する黒人女性の視点・南北戦争時代の奴隷として扱われる黒人の視点の相互で描かれるミステリアスな作品です。ジョーダン・ピールのこれまでの作品は、間接的な描写が多かったように思いま>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

人間を狂暴化させる疫病が世界各地で流行する世界を描いた作品です。主人公の優秀 且つ 強運な状態については、違和感を感じる方も多いかもしれません。製作に相当なお金を掛けている印象が受けまして、映像的にと>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.2

アンブレラ社の事故によってラクーンシティからの脱出を迫られる映画です。ミラ・ジョヴォヴィッチ版とは違い、原作1,2に沿った内容のようです。ゾンビ映画ならではの驚かせる演出満載ですが、バイオハザードブラ>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

副題「ファースト・エージェント」とある通り、キングスマンの起源を描いた映画です。1900年代にまで遡るため、ハイテクな装備は無く 昔のスパイが現代の映像技術で描かれます。第一次世界大戦最中ですので、政>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.7

漫画「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」に新カットを加えた劇場版アニメです。呪いと化した幼なじみ(リカちゃん)に憑かれた青年・乙骨憂太の“愛と呪いの物語”が描かれます。漫画に忠実ですが、漫画の数段>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.2

中年女性MAが学生を通して過去の復讐を進めるサイコホラー作品です。徐々にMAの謎行動の意味と過去の闇が明らかになっていく進行ですが、計画の緻密さにはあまり期待しない方が良いです。サイコパス要素を主張す>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

殺人現場を疑似体験する不思議な現象に悩まされる女性が、姿の見えない殺人鬼に苦しめられる映画です。なぜその現象が起きるのか?殺人鬼の正体とは?などの謎が徐々に解明され、一つに繋がっていく構成となっていま>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

東野圭吾のミステリ小説を映画化したもので、「マスカレード」シリーズの第3作目です。潜入捜査官がホテルマンに扮し、仮面舞踏会をフィナーレに真犯人を捜索します。真相が明らかになるまで、自分で 散りばめられ>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

引退したジェームズ・ボンドが「007」への復帰回であり、ジェームズ・ボンド演じるダニエル・クレイグ最後のボンド映画です。「007」シリーズとしては25作目になります。世界に脅威をもたらす黒幕に追う と>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.5

アーネシャイアンジョンソンの裁判(The Trial of Arne Cheyenne Johnson, アーニー・ジョンソン事件)を再現した映画です。悪魔によって殺人を引き起こしたとされる青年の無罪>>続きを読む

1922(2017年製作の映画)

3.3

スティーヴン・キング原作の小説の映画版。初老の男性が過去に自らが犯した罪について回想をするスリラー映画です。映像的にネズミの主張が強いですが、人間の心理描写に焦点が当てられており、その心理状態を中心に>>続きを読む

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)

3.8

アメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsの活動を描いたアクション映画です。実話ベースで演出もリアルですから迫力があります。標語の部分を感じ取れる点がとても貴重でした。潜入時の連携はとてもクールで痺れま>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

3.5

イナゴに血を与えると元気になることを知った母親が、さまざまな手段で血を与えるという狂気の映画。虫が苦手な方は当然観ない方が良いのですが、変な汗をかきたい方にはとてもオススメです。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

盲目の老人とその娘とされる少女が、謎の武装集団に襲撃され、その全貌が戦闘と共に徐々に解明されていく映画です。前作と同様に悪役揃いで、Navy SEALs盲目老人が強く、前作を楽しめた方も同様に楽しめる>>続きを読む

ディセント(2005年製作の映画)

2.4

女性の素人集団が洞窟探索へ向かい未確認生物に襲撃される映画です。未確認生物はさておき、話の設定に無理がある印象を受けました。洞窟内でハプニングが起きる段階でそれか発覚するのですが、その時点でどうにも熱>>続きを読む

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

4.0

理屈では説明の付かない怪現象に一家が悩まされ、その解明を進めていく映画です。気味の悪い観せ方が洗練されている印象です。なぜか評価が低いですが、ホラーに見慣れた方でも十分に楽しめる演出・内容だと思います>>続きを読む

ザ・ハロウ 侵蝕(2015年製作の映画)

2.5

森林伐採のために森へ越してきた夫婦に対して、ハロウが抵抗する映画です。民話で出てくる森林を伐採する事を仕事として割り切っている夫なので感情移入しにくく怖さは半減します。聖域である森林を守りたい気持ちも>>続きを読む

ウィッチサマー(2019年製作の映画)

3.7

記憶を抹消して事実を隠蔽する狡猾な魔女に青年が立ち向かう映画です。魔女のたたずまいがとても不気味です。観ている側はとてももどかしくなりますが、実際に起きたらこう反応されるのだなと思いながら鑑賞しました>>続きを読む

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