とらさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

とら

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お早よう(1959年製作の映画)

3.6

子供かわいい映画
頭をこつかれるとオナラがぷっ
オナラをうまくコントロール出来ずにパンツを濡らすこと、軽石を子供らは飲み込むこと。

おならはどこか「言語」の比喩でもあって、そう考えると言語習得の際の
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.0

テンションが上がりきらない音楽のなかで進められていく青春劇。
触れてはいけないクラゲ、触れてはいけない電子回路(テレビの修理)、触れることのできない面会室といった非接触の論理

ぴこぴこひかるものを被
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.4

なんかよいショットが意外と多いよ
登場のシーン含め。
あとはやにならない程度のスローモーションの使い方も良き

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.2

話をしているところを横切る無邪気な子供らのように、政治的な生臭い個別的な町の出来事と映画や音楽の大衆文化が横切る。特に「Everlasting Love」の場面の、曲と実人生との重なりよ。

一方でど
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.0

なんかすごく古典的な画づくり。
授業の一環とかで見せるための映画のよう

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.4

笑った
こういう下ネタと子役ってどういうPC基準で成り立つんだろう
子役にアナルパール持たせて良いんだ

モービウス(2022年製作の映画)

3.4

ゲームの画面のよう。

子どもの頃みたトビースパイダーマン的な感触。ただラストのユニバース的展開はやっぱい余計だなあ

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.2

かすかな手探りで得られないものを得ようとする。背中合わせにお互いを感じて、歌う娘の首に指を遣って。

けれど崖のシーンや、父娘が夜空の下にいるシーンが心に残らない。。

野暮だけれども、v先生は両親へ
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.0

女版ジョンウィック
女たちが女たちだけで戦えばフェミなのか

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.3

言語が、一般的な意味を超えた次元をもつ。詐欺師が使う暗号のように、精神分析が、という言語的な部分もありつつ、さすがデルトロという肉体感覚がたまらない。
殴った拳に残る歯や、当然見せ物小屋のフリークたち
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.2

いっぽうその時実は、、、がなんか弱いかな

枝葉末節なのでどうでも良くもあるのだけれど、篠原涼子がそのあと離婚して憧れの人とも上司部下の関係ではうまくいかなくて、というのは「定型的な美談」を恐れすぎな
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フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.4

わりと長めで動きのないカットだったりするのだけれど、いわゆるドラマ的なものなので見慣れたもの、とみてられる。そこまで焼肉が好きではないのだけれど、それでも美味しそうだねえ。

俳優陣のチョイスもよいが
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

嫌いになれない感じの愛嬌ある女性主人公

えっ?けっきょく外部の第三者なの?ちょっと拍子抜け、をちゃんと覆してくれる。

でもなんで彼女その日にすぐ解放されてるんだ、勾留はされるだろう、などと野暮をい
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バットマン(1989年製作の映画)

3.0

まあジャックニコルソンはいいわなあ

そして改めて見るとノーランは意外とちゃんとリメイクしている

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

中途半端な引きのカメラに映されるのは、大河ドラマのような半-スケールとでも呼べそうなロケーションや部屋で(窓の外からこれみよがしに生い茂る葉!)、それがしかしいわばあたまの中の狭さであって、聴覚は本当>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

画面ずっと暗すぎる
音響がなんだか少しチープな気も、、

バットマンがあのコスチュームのまま被災者支援してるのを果たしてリアリティというのか。。

3.11の日に津波の場面がある映画、というのはやはり
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映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い(2007年製作の映画)

3.0

ここらへんの新ドラは、正直余計な脚色で藤子せんせ原作の古典的作劇を情動的なストーリーに落としてしまっているきらいが

また、いまみるとまた新ドラ初期といまの新ドラとで若干キャラ感がちがうなあと

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

3.8

ドラえもん宇宙小戦争、原作通りというわけではなくええそこ省いてしまうの!(冒頭のパピ登場シーンうさぎ人形の人影など)ありつつも、概ね原作のツボのポイントを押さえつつ(しずちゃんの巨大化だよね!やっぱり>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

「三国志」になにも思い入れがないため、特別嫌悪感などはなかった。
映画ではないけど
孫堅を岡田健史くんとか小喬を山本美月とかはナイスキャスティングって感じ

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.0

ドラえもん自体は好きなのだけど、影が薄くて久しく忘れていた作品だ。

このテンポ感すばらしい。。
洋画や小説に対するオマージュというか、ある意味でのつぎはぎだけれども、どれも引用元がビッグメジャーで、
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

2.8

ソニックって動物という扱いなのか

屋根裏に行くのはパディントン的なこと?

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

レコード投げるシーンやクイーンに合わせてビリヤードキューでぼこぽこ叩くシーンはよいね

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

2.8

ハロウィンの続編でしょうか、、?

べつに『悪魔のいけにえ』を名乗らなくていいでないですか。スプラッタ描写はなるほど凄まじいが、それを求めているわけでもないので。。

レザーフェイスには哀しみと滑稽さ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.2

もっとおもんないかなぁ思っていたらまあ普通にみれた。前半はむむ?だったけれども後半の空中海賊船バトルや、碇が降ろされて宙づりになるマゼラン船のビジュアルはなかなか良きかと

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

回転!回転!回転!

床に散乱するものたちは、スピルバーグのフェチを感じて良き(警察署の書類や冒頭のスイカたちなど)

ラスト銃殺のシーンのぬっと出てきた感や「みんなが憎い!」にはちょっと涙

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

2.8

時折吐かれるセリフにはびびっとくるものの
・中平卓馬はゴダールで俺(森山大道)はフェリーニ
・カメラはコピー機にすぎないだからよい
・データにピントがあるわけじゃない
もっと森山大道に迫ってもという気
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トッツィー(1982年製作の映画)

3.0

まあこういう軽くみられるコメディーは大事よな

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.0

あくまで僕の趣味で申し訳ないのだけど、最後にノーマルな家族愛を肯定するものを(特に不遇な父親との和解ものなど)好きになれないのだ。。

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.5

引き返す、という挙動を。

限られた行く先を、小麦粉の袋を抱えたように、ぐるぐると巡っている。もがいている。
前に進むことは尊く思える、けれど、あの、引き返すという挙動に、人間の人間たる強さを感じる。

三度目の、正直(2021年製作の映画)

3.2

甘えがすごい。

それは男から女への「好きだよ」で許されると思い上がるものでもあり、女から男への「私をみて」でもある。