とらさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

とら

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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.6

あびゃ!
いぬかわいい〜名演

ビジュアルがしっかりインパクトあるのが素晴らしいよねえ、それぞれの同化描写はもちろん、別基地の血が凍ってる描写もグッド。ところで人間頭に蜘蛛?蟹足っていうのは元ネタなん
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転々(2007年製作の映画)

3.0

困り顔のオダジョーは良い、ふせえりや岩松了も良い、岸辺一徳も良い。けれど総合として映画が良いかと言われたら、、べつに、、

柿の実や、歯磨き粉や、焼鳥などの表現のクレイアニメーション感はよかったし、擬
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.0

スピルバーグにしては面白くない。
取材ではなくたれ込み出しなあ、、

1面のNYタイムズ確かめての新聞紙ばっさばさや、慌てふためき公衆電話のコインばらばらはなんかスピルバーグぅって感じがする

355(2022年製作の映画)

2.9

都合よく出てくるあいつもこいつも実は味方で、敵の敵は味方理論多用しすぎでは。

アクションの最中に顔のショット差し込むのはなんだか僕は好みではなくて。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.4

すごい!めちゃくちゃつまんない!!

さすが三木聡だねぇ、つまんなくてももはや芸の域という気にもさせられるが、さすがにつまんない!!

西田敏行が歩いている映像を見れるのくらいしかこの映画の意味はない
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.4

コメディに仕立てましたでも本当にこうなると思えない?みたいな顔がチラついてしまう。

そしてこうならないと思う。
悲しいかな僕らはもっと中途半端にシリアスで、中途半端に連携してしまう。そしてそのことこ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.4

はうあう。懐かしいすな。
今敏監督、ほんとに惜しい方でした。

改めて見ると色彩処理とかも大変だよなあ

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.2

変に煽りが少ない分、前作よりは良くなっているようにも思う。
男性同性愛者やデヴィ夫人を使ってのコメディパートはどうかなと思うが。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

詰められたカット繋ぎがたまらんですよね

上下に左右に。

そしてウィレムデフォーの殺し屋パートの美術館にしろスキーにしろ良すぎ

ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

3.0

人物しか映されないばかりだとどうしてもムードにかける。

チェンバレン首相は似ていてなんだか良かった。あと1917のジョージマッケイだもんだから、走って首脳間のメッセージのやりとりをしているとよぎるね
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AK-47 最強の銃 誕生の秘密(2020年製作の映画)

2.8

ロシアの戦争映画が見る機会増えたよね

敗戦国である我々はこんな映画作れんからね、羨ましい限りよ。

怒りの日(1943年製作の映画)

3.8

ちょっと個性的な容貌の女性主人公たちはたまらないよなあ。ライティング素晴らしい。

奇跡(1954年製作の映画)

4.2

戯曲が原作だけある画面構成、キャメラの動きなのだけれど、それが破綻する瞬間がたまらない。そして、あの棺に蓋をする場面での泣きは、、つられて、、

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.5

ひゃー瞳の美しき映画よ。
ノーメイクだからこその肌感、見てられる。(途中うとうとしてしまいました)

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

2.6

カンフーという題材やキャラクターが日常と地続きではなく、突然のものになってしまっている。あと、なにか怪しい薬品を入れている、とかではなくドンパンパン本人がただただ美味しいラーメンを作っているだけなので>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.5

擬人化動物による性悪人間復讐ものってジャンル名あるのかしら
ところで、そうしたジャンルにお決まりの、動物側に立つ善良な人間は出てきませんね。

ウェスアンダーソンの世界観がぞんぶんに出ていて楽しい。勝
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

なんか、ふううに、おもしろくない。。

ガガ様にぜんぜん役者としての魅力を感じないのは、彼女のイメージを全世界的に共有していないからかしら。
なんだか目を引くショットもなく(途中までもやがいい感じにシ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.3

いい話だけれど、さすがに免許返納したら、、?90歳超えてそんなモテるの、、?となる。

ロデオシーンの処理は笑ったが、実際に馬に乗っている場面には、それだけで胸がグッときてしまうよイーストウッド!
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.3

笑えるイーストウッド

差別問題を考えるには欠かせないのがイーストウッド。ところで、途中隣の家の娘が黒人の青年らに絡まれるところでイーストウッドが助けに入るのだが、そのときに、どうしたって白人と黒人の
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.8

風が入る、人が入る隙間のある家に住む小泉今日子はオープンカーに心惹かれる。外からの空気に晒されるオープンカーに。

大連に総務部ができる関係でリストラされ、テレビでは日本語を巧みに操る外国人のコメンテ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.2

今更、この映画にどうスコアをつけたら良いのかさっぱりわからないけれど、宮崎駿作品のなかでとりわけ良い、というわけではないだろう。ストーリーもアクション描写も。

子供時分に初めて見たときから、ハクが最
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.2

金田一みたいな登場シーンが笑えますよね、解決に至るまでにほぼ全員死ぬのだから。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.4

まあ良い天気だこと。

ほんと西部劇の教養がないので、なにをもって「集大成」なのかは分からないのだけれど、しみじみした作品で素晴らしいよね。
最後、殺すまでの間の生々しさがぞくっとくるよ。

マクベス(2021年製作の映画)

3.5

天から地へ。
美しい表現主義的世界観のなかで、丁寧にマクベスの物語が、若干のアレンジを含みながら、進められていく。

迂回するような修飾に満ちた言葉は、現実という生々しいものをいかに治めようとするのか
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香川1区(2021年製作の映画)

3.2

なんだろう、泣いてしまったよ。

僕はひねくれ者だから、小川淳也さんをそのまま素直に応援は出来ないし、ある意味での職業としての政治家も必要だと感じている。けれど彼を取り巻く人々、特に家族の言葉にはつい
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

2.8

スパイダーマン、マルチバースものというともちろんアニメのほうのスパイダーバースなわけで、ぜんぜんスパイダーバースの方が面白いわけで。

それにしてもウィレム・デフォーめちゃくちゃよいね。

劇場でアン
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狩人の夜(1955年製作の映画)

3.8

本筋に行くまでの編集は若干ばたばたするものの、心奪われるショットは多数。

水中で死すシェリー・ウィンタースや、彼女の頬を殴ったロバート・ミッチャムが自身の掌を眺める三角影の中。そして人形にせっせと札
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

2年待ちました!!!
2年待ったのですよ...涙

ラスプーチン戦は笑えて、でも自分の幼心を思い出して(ロシアだからコサックでたたかうの!めっちゃつよいの!、って心が叫んでた)勝手にじーん、、
吐くシ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

現在のビートたけし、フランス座を飛び出した過去のビートたけし、そこから2年前のエレベーターボーイ時代のビートたけしと時間軸をこちゃこちゃと弄っているのがあまり意味があるものだったとは思えなかった。ビー>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

撮影監督がいつもの四宮さんではなく、飯岡さんですね。

脚本どれも素晴らしく、ナチュラルだけれども劇作的で愉しい。

3本目にはやられました。
終盤の会話は、発話者がどこにあるのかがわからず、くわえて
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.3

青い映画だ。冒頭のアメリカ映画お決まりのハイテンション若者を照らすライトから始まり、町並み、そしてボールペンや少女らの服装に至るまで青で貫かれている。というのもこの物語が水にまつわるからであろうからか>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

シリーズ作品みてないでいってみました。

ほんとギリギリなにも知らなくてもついていけます!!
TENETはそんなに難解ではなくて「なにをやっているか」はすぐ分かるのだけど、マトリックスはマジでなにがど
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