トラえもんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

トラえもん

トラえもん

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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.7

ナチス親衛隊の実力者にしてジェノサイドの今後を決めたであろう男、ラインハルト・ハインリヒの半生を描いた作品。

ただ、後半はチェコスロバキア(今は二つに分裂しましたが)からの英国亡命兵士とパルチザンの
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

シーツが好演。
実に静かな作品です。
深々と感情が深まるシーンがありました。

ゴースト(死者)となり愛する者の傍らを離れず。共に過ごした空間。執着。

引っ越しする度にメモを残すの。
戻った時にわか
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

政情不安な時代のアルゼンチンて起こった事件に基づく作品(かと)。。

単なる盗っ人があれよあれよと重犯罪人に。しかもまだ少年の域を出たばかりの男の子。

躊躇わない引き金。カルリートスくん、罪悪感の微
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

セロン女史、キッドマン女史とくればどの場面でも映えますわなぁ。。。
それにしてもセロン女史、綺麗ですわ。。

まぁ、正義は勝つ!系ストーリーです。
me,too運動の発端にもなった有名な社会的事件がベ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

スパイク・リー監督作品、久々でした。
パンチが効いてましたね。

ベトナム戦が話題になってましたから舞台は1960年代後半から70年代最初かな。
なんと黒人と白人の刑事が一風変わったタッグを組み、クー
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.9

ヘレン・ミレン女史にイアン・マッケランお爺さん。森光子さんと森繁久弥さんのような(?)貫禄でした。
この作品、少しでもシナリオの情報は先入れせずにご覧ください。

観る前はなんとなくお互い嘘つきのコメ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

テレビ放映ということで観ました。
なかなかのオモロさ、でした。
まぁ、両県ご出身の心境は。。。

GACKTさんと伊勢谷友介さん、交わりが想像できなかったので絵的に非常に良かったてす。

なるほど、原
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

評判良い作品、ようやく鑑賞。
いやぁ、良いですね、こういう作品。
ほのぼのというか、気持ち良くというか。

1960年代のアメリカ。
人種差別が蔓延る時代に白人と黒人の2人が色々ありながら絆を作り上げ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

これは面白いです。オモロかったっす。
富豪作家の付き人看護師の奮闘。所々に笑えるシーンもあり、着実に盛り上げ、飽きさせない展開でした。
まぁ、探偵モノということでなんとなく勝手に旧作のオリエント急行を
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.8

いやぁ、さらっと流してますが、これは人のエゴが溢れてましたねぇ。。

イタスペフラの合作です。。
スペインの(おそらく)片田舎が舞台。
姉妹の結婚式で子供たちと里帰りした主人公の女性に悲劇が降りかかり
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.0

英仏ポーランド合作品。
もはや聞くことがなくなった言葉「COLD WAR(冷戦)」ですが、謀略渦巻くスパイ作品ではありません。

舞踏団の音楽担当の男と団員の女。
WW2直後のポーランド、パリを舞台に
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

謹賀新年。
今年最初の映画はこれにしてみました。
デンマークの作品です。

いや、見応えありました。中々の作品だと思います。
主人公は不始末を起こし懲戒的に緊急通報センターの通信係をする刑事。。

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

足掛け40年のシリーズ。
ついに完結、ですね。

まぁ、7、8、9のシリーズ、色々なご意見がありますが、そこはスターウォーズ、楽しみましょう、楽しみました。

人も場所も総出演。
あれやこれや書くとな
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ナポリの隣人(2017年製作の映画)

3.9

イタリア作品

血は水よりも濃い、と言うのかなぁ。
そんなラストだったかな、と。

家族でありながら目に見えない壁を自ら作り上げる。
ただの隣人でありながら、家族以上のつながりを求める。

個人的には
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

ストーリー、キャスト、ラストと中々の作品です。

WW I後、復興期のパリ。
主人公。その戦友で顔に大怪我した仮面の男とその男の〝通訳〟をする女の子の「変わった3人組」の詐欺団。

戦争と父への復讐。
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若い女(2017年製作の映画)

3.7

奔放?自由?身勝手?意外に寂しがり?
と、主人公の破天荒、まではいかないものの、「何か問題でも?」という声も聞こえてきそうな作品。

彼氏から一方的な別れとその後。
まぁ、その彼氏も身勝手なものでした
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

サラ・コナー復活!
正統な、と言うだけはあり、T2から繋がってますね。

まぁ、ターミネーターといえば!のカーチェイス、ヘリ、ターミネーターvsターミネーター(厳密には違うが。REV9と言うらしい。で
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評決(1982年製作の映画)

3.9

久しぶりでした。ポール・ニューマン作品。1982年の作品ですが、シブい。
スティングばりにダメ男からできる男に。

医療事故をテーマに病院、医師、それに教会(アメリカ的だなぁ)を相手に戦う話です。
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

大御所、イーストウッド爺さん。
話題作であったんですがようやく鑑賞。

何百キロもの麻薬を積んで、鼻歌まじりのフリーウェイっす。

どうでしょう、ミリオンダラーやグラン・トリノと同じように慕うべきもの
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

ジョーカー誕生。

〝happy〟なんかではない。
ジョーカーを生んだものとは。。。

虐げられ続けた男の暴発。
暴力が彼の存在を認めさせることに。

そりゃ、心地良い感じはしませんでしたが、作品から
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.8

というわけで、観ました3作目。
まぁ、最後は普通になってしまったかなぁ〜。
それでも脱獄のところは笑わせますし、随所に楽しさがありました。
そしてやはりよくしゃべりはります。

この作品、少なくとも2
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.8

続けて観てみました。
まぁ、今回もよくよくしゃべっておられました、イタリア人おじさん達。

思いもよらぬ展開で一作目とは違う役回りを。それにしても博物館から盗んだとあるものを乗って出てきた時はわろーた
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.1

予備知識全く無く観ましたが、これはお薦めします。

子供達に老人ホームに入れられる老獪なおじいさんがアルゼンチン→マドリッド→ポーランドと、とある目的のために旅するお話。

単に逃避行話かと思いきや、
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.9

地位を失った頭の良い元教授方の一発逆転?狙いのお話。
まぁ、それにしてもイタリア人おじさん達、よく喋るわ(笑)

まっ、おもろいです。
行き着くところ合法ドラッグですが、そこは頭が良いもんだから直ぐモ
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スモーク(1995年製作の映画)

3.9

いつか、と思い、よーやく観ました。
えーですね、この感じは好きです。
今の禁煙時代になんだ!というなかれ。

刺激はないです。えっ?も、うわっ!も、ヒョェ〜!もないです。
淡々と進むオヤジたちの人生譚
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.7

ドラゴンタトゥーの女の続編ということなので観賞してみました。
背景にあるなんともいえない暗さからミレニアムが好きですが、本作はどちらかというとサスペンスアクション重視?ですかね。

ラバス越えならず、
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

いやいやどうして。
なかなかの出来だと思いましたが。
ファイナルに賛否両論でしたが、私的には有りでした。
途中で、あれ?これまでの作品とターゲット変えたのかな?とも思うほどでしたが充実度高いと思うのは
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.7

ひっさびさに映画を鑑賞しました。
原作者の方とちょっとした縁がありまして。

原作を読んでないので勝手な想像ですが、あの時間内に原作者の思いであろう点を入れ込むのはちと難しかったかな、という感じっす。
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星篇<最終章>(2019年製作の映画)

5.0

完結。
まぁ、テレビ放送でいうところの26話、いるのか?いらないのか?の議論はあるんでしょうね。
まぁ、とはいえまた映画館でヤマトが見られる、それが嬉しい、と言った知人の言葉。これに集約されますね。
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

外国人排斥の過激主義。
犠牲の夫と子供。残された主人公の決断。

うーん、もったいないかなぁ、、というのが見終わった最初の印象。
途中までが非常に良かったので。
思い出の砂浜のシーン、そこからなんとな
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

本作品、よーやく観ました。
ゲイリーさん、個人的に一番はドラキュラですが、本作でもなかなかの味わい。

20世紀の偉人ここに、といったところでしょうか。
史実としている色々と知るところではありますが、
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.9

幼少の辛い記憶、狂ったように求めた恋、苦悩、そして悲劇と再生を実映像とインタビューで構成しドキュメンタリー的に作られてます。

「映画」、とはまた違う調子なのでエリック・クラプトンを知らない方や世代に
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

かなり想像していたのと違いましたが。
少年が最も愛を求める対象を苦しめようとする行為。
復讐とも言えるクライマックス。

原題は〝We need to talk about Keviin〟
幼児教育の
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.7

イギリスからニュージーランドへ再婚の為に渡った女性の物語。ある事件?を境に彼女は話すことができません。

心の拠り所はピアノ。
奪われしピアノへの思いが自らの運命を変えます。
葬ろうとしたのはなんだっ
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.7

う〜ん、人間てのは、、、って感じかなぁ。率直な印象。

ファイナルは、おっと、そーなん?という感じですがいささか突飛という感もしましたね。

主人公を取り巻く両親、作家の隣人、父の愛人が何かを抱えてる
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

I’mi just a poor boy and Nobody loves me♫

天才の孤独。最後は愛する家族のもとに。

良かった、ほんと良かった。
苦悩と後悔の上に立ったLive AIDのステ
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