ときたまさんの映画レビュー・感想・評価

ときたま

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(1954年製作の映画)

4.0

一期一会の
出逢い。
人とひととの
邂逅は時に残酷。

姉の死によって
旅芸人ザンパノへ売られてきた
ジェルソミーナは白痴の
天真爛漫な娘。

ザンパノは
自分本位に生きる
粗野な旅芸人。
鎖を胸の筋
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

観て何日か経つが、
毎日考えてる。

ラストの考察は
まあ、置いといて
いいような
きがした。

人間なんて、所詮、
自然という舞台、
掌の上で転がされている
ただのちっぽけな
存在のひとつに
過ぎな
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13F(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

昔の記憶だと面白かったので、
今見たらどうかなと思い
久々に鑑賞。

仮想現実マシンで
現在の2000年から
過去の1930年代の他人に
意識を飛ばし、
なりすます。
そこでおきた
殺人事件を追ううち
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

吹き替えにて鑑賞

最初の評決で全員一致。
だったら映画になってないが、
脚本の妙というか
最後までセリフの応酬で
判決をひっくり返す。

暑い部屋の中での
汗だくの会話劇。
吹き替えもまたヨシ。

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

よかった!よかった。

ハイジが住んでそうな
美しいパキスタンの村から
願掛けのため
インドへ向かう汽車。
ひょんなことから
母ちゃんの元を離れ、
ひとりインドのデリーへと
迷子となってやってきた
6
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アウェイク(2007年製作の映画)

3.6

面白い

最初、何の話を
見せられてるのか
わかんなかったけど
だんだんわかってきて
えーってなるやつ。

カッチリと
つくってるなという印象。
伏線回収が最後まとまって
終わるので気持ちいい。

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.7

あまりのれませんでした。

キャラが多すぎなのか
話がつまんないのか
迫力ある画面からも
ワクワクは感じず。

今後も際限なく
さらに強そうな輩が
壁となるが、
協力し突破して
めでたしめでたし。
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.8

歳を重ねたエストレリャの
回想録なんだろうか。

エストレリャの
父への愛情を胸に
南へと旅立つ幕引きは、
あるはずだった
後半の展開を、
このまま観客の想像に
任せるというのも
また良き。

後半は
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6


仲良くしたり、
けんかしたり
紆余曲折しながら
ゆっくりと関係性が深まっていく、
預かり少年との生活。

独身中年が、
妹の息子を預かって
愛情を育むお話し。

たまに出てくる風景のカット、
モノク
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スピーシーズ2(1998年製作の映画)

3.0

一体、何作あるんだ!?

深く考えずに
見れば、割とおもしろい
2作目。

オリジナルのシルが、
クローンのイブとなり研究所に。
一方、火星探査から戻った
クルーが次々と
エイリアンに寄生され
てんや
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

胸糞

あらすじも知らずに
見てたけど、
最初のジュリアンの表情で
もう話終わってた。

まあ、旦那の恐ろしさよ。

リアルで遭遇したら
トラウマでしょうが、
静かに追い込んでいく様、
本当にこわい。
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.7

見ず知らずの他人同士が
苦楽を共に
長い道のりの末、
絆を深めていく。

学校や会社などとは
ちょっと違った
アプローチで、
巡礼という同じ目的を
もった者同士で
友情や絆を育んでく。

立場も目的も
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.5

姉のイザベルも
こどもらしく可愛いのだが、
妹のアナトレントが
それに輪をかけて可愛い。

姉とのやりとり
ポンチョ姿に小さなカバン
教室で座った姿
小屋に逃げてきた
男を思いやるところ
井戸を覗き込
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

ずっと引いた視点で
観客席から眺めてる感覚。

耳を澄ませば、
遠くから悲鳴やら唸り声が
聴こえてくる。

でも何食わぬ顔でいる
無関心な奥さま。

優雅な日常とは
裏腹の世界が壁一枚を
隔てて存在し
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

最&高

SFの皮を被った
愛の映画です。
大スクリーン推奨。

若きティモシーシャラメが
フォイの兄

市子(2023年製作の映画)

3.3

最初のほうの
花ちゃんの
プロポーズ受けの
涙の理由が明かされる話。

最後の彼氏役の人が
どうしてもいい人に
見えなくて、あまり
はまれなかった。
いい人役なんだけど。

ひと昔前だったら
あり得そ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

是非劇場で!

IMAXて、
こんなに振動する?!
てなくらいの迫力が
半端なかった。

話はパート1を前段とし、
陰謀から戦いの火蓋が切られる。
ポールの覚醒なるかを軸に
救世主を待つフレメンとの関
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キャビン(2011年製作の映画)

3.3

楽しい週末が、
恐ろしい終末へ。

よくある、
悪魔のいけにえ系の
男女五人組のバカンス話
かと思いきや‥

事前情報入れずに観ると
荒唐無稽なのだが、
漫画と思えばおもしろい。

と思う。
B級ゾン
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ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

3.7

上映中、
売店で購入したと思われる
ばかでかL Lバムセを
抱きしめながら
視聴されている方が。

めちゃ買いたかったんだなあ
待ち望んでたんだなあ、
と、すごく微笑ましかったです。

入る袋も無さそ
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

吹替にて鑑賞。
最初観た印象より、
絵が綺麗に。

オリジナルだけあって、
話がシンプル。

吹替は今回リプリー役が
戸田恵子さん。

各シーン、
静と動のバランスがよく、
画面も陰影の使い方が秀逸。
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

鼻っから、
めっちゃ喋る喋る。

からのタイトルバック。
めっちゃ良い。

仲間の中に裏切り者がいて、
ダイヤ強盗に失敗!

疑心暗鬼をめぐらせ、
誰も信用出来ない状況の中、
仲間が一人また1人と減っ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

夫が血を流して倒れている。

そこから始まる
事故?事件?を追って、
家族の真の姿を炙り出す。

じわじわと真綿で
首を締められるような
息苦しさ。

妻のサンドラを中心に
クセのある登場人物が、
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

漫画にリスペクトして作ってるなあ。
という印象で、とても面白かった。
言わずもがなではあるが、
高畑充希の出ているシーン、
画面の締まる
ワンランク上の芝居であった。
次回以降の新キャラの
キャスティ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

失踪した人探しのストーリー。

中盤、ある人が出てきてから
グッと引き込まれていきました。

その前に同監督作品
『ミツバチのささやき』の
アナ・トレントが。
感慨深いものです。

ひとつ、
過去の映
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

肉屋夫婦のお話。

ある日、間違って
イラン豚を売ってしまうのだが、
その美味しさゆえ、
意外にも客に受け大繁盛。
豚を仕入れるために東奔西走。

という話を、
皮肉たっぷりに演出。

まさにタイトル
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

タイトルに惹かれるまま
内容を知らずに鑑賞。

母ちゃんが作ってくれたような
素朴なドーナツで一攫千金を狙う
男たちの友情物語。

冒頭、現在でのある発見から、
過去の物語へと繋がっていく構成。
結果
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

デビット・リンチの
真っ当なサスペンス映画。
ライトなツインピークス風味。

最初、難解なんかなと
構えて観てたら、
なんてことない普通の
犯人探しのお話でした。

もちろん不思議な登場人物も
たくさ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

唯一、ヨルゴス監督作で
見てなかったので鑑賞。

変態度は作品中一番では?
と思うと同時に、
こんな世界(家庭)、
自分だったら
居たくない!って。

こんな世界(家庭)に
生まれてこなくて良かった!
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

年始に観た。

朝から夜寝るまで
いつも一定の日常を過ごす平山は、
独り身の孤独さえも楽しんでいる。

かつては別の暮らしがあったことも、
感じさせない今の生活。
トイレ清掃を仕事に、日々を過ごす。
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90年代のスケボー少年のお話。

若い頃に経験する、大人社会の縮図。
友情、恋愛、確執、あこがれ、成長といった
スケボーメンバーとの関係性を追った物語。

観ててよかったと思える、
仲間たちとの凝縮し
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

良い。

主人公の9歳の女の子。
母の出産のため、
親戚夫婦に預けられます。

恥ずかしがり屋で
最初はもじもじしてるのだが、
預け先の老夫婦の優しさにふれて
じょじょに心を開いていくー。

とにかく
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.0

キリスト教まつわり系なのか、
話はさっぱりでしたが、
美術はすごく良いです。
4kスキャン版とのこと。

並木道、路面電車、ミニクーパー、
古い家屋など。
今見てもかっこ良くて美しい。
奥様、娘さん、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

女王陛下のお気に入りの
エマ・ストーンが好きで、
今回、ムビチケ3種買い込んで
見に行きました。

私的に、
ヨルゴス・ランティモス色に
染め抜かれたエマ・ストーンの
成長の記録ってな感じの映画でした
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

この映画が大好きで
ずっと前から気になってた点。

感情を表すものとして。
色がポイントになっている気がする。
だがわからない。
気まぐれかもしれない。

赤、ピンク、青、緑へと激情から平静へと移る
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

5.0

氷解。

ただ大画面で美しい映像を浴びようと思って渋谷へ。

やはり今回も映画の内容は上映直後は意味不明でむずいなあって。。
ただ今回は、上映後に沼野さんのお話を聴かせていただきました。
受け止め方は
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