りりいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブラウン・シュガー(2002年製作の映画)

3.0

面白かった。黒人の男女のストーリーで、幼なじみでヒップホップ好きで青春時代も一緒に過ごしてきただけに芽生えた恋心伝えられず少し焦ったかったりして。ラブストーリーなんだけど、ヒップホップは黒人の文化史っ>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.3

内容的には少し甘かったり、足りないところがあったと思う。けど、全体的には話がまとまっていて良かった。観てる側も騙されてしまう、そこが面白かった。ウィルスミスのセクシーぶりが爆発し、マーゴットロビーの可>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

ただただ怖かった。けど見て良かった。話の発想や内容はすごく面白い!

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.4

トムハンクスとディカプリオ、最高だった。犯罪者なんだけどディカプリオ演じる詐欺犯も憎めなくて、トムハンクス演じるFBI捜査官も人情味があって良かった。失っても考え方次第では得られる事は多い、そんな感じ>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

最初はあり得ない設定だと思ったけど、すごく素敵な話だった。今年一番泣いた。観ていてかわいそう、本当に涙無しでは観れない。歳を取らない一族の少女の話だけど、家族や周囲の人が年老いていなくなる時、どんな風>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

とにかく流れるように巧妙に物語が展開していって、なおかつ社会的の問題点も取り入れつつ、スリルもあってとても面白かった。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.1

面白かった。ブラピ美しすぎる。死期迫る大富豪と死神が共にする数日間の時間の中で人生とはどう過ごすべきか、伴侶とはなにか?周囲の人々とのやりとりで描かれていたとても感動した。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.3

歌とパフォーマンスが素晴らしい。途中からあらすじが分からなくなるけど躍動感と勢いがありまとまっていた。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.3

【再鑑賞】20年以上ぶりに再鑑賞。やはりCHARAの存在感とナチュラルな演技、伊藤歩のあどけなさ、イェンタウンの廃れた感じ、逞しく貪欲に生きる姿、とっても良い。やっぱり面白かった。岩井俊二監督の作品こ>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.2

記憶と現実が錯綜して少し混乱するのだけど、もし互いに納得出来ないまま記憶が消すとか無くなったらどうしよう。そう思うから、伝えたいことは思った時に伝えていきたいと思う。消せたら良いのに、と思う記憶もも実>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.3

不思議なストーリー、世界観、と思ってたらデヴィドリンチ!
最後まで難しいところもあったけど、何も考えず猿が取り調べをされている、というやり取りをざっくり楽しむのが良いのかも!

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

夫婦役、柄本も黒木華も好きな役者さんでその時点でとても嬉しいのだけど、泥々の内容も最終的にはいい成敗だったと思う。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

説明が少ない割にすごくよく表現できていたと思う。役者さんたちの演技が自然体でとてもよかった。小説の内容とら少し違うようだけど、作品のイメージを損なわないようきれいにまとまっていたと思う。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.1

長かったけど最後まで見られて本当に良かった、面白い。マイケルの変わり方?が分かりやすい。スターウォーズも思い出すし、寺内寛太郎一家も思い出しちゃう。家族の繋がり絆は素晴らしいのだけど、結局家族縛りから>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.1

心理描写がすごい、表情の演技すごい。最初はホラーだったけど、途中から演出や演技によって見てる側の緊張感や緊迫感を大きくさせ、また実は物事の裏側にある人間模様などの描き方もすごかった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

アンソニーホプキンスの怪演光る、一言。娘さん役の女優さんの演技も素晴らしかった。記憶のループに過去の出来事のすり替え?認知症がテーマの話だけど、老いは全世界共通で避けられない部分。本人だけじゃなく、家>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

2.9

永野芽郁がかわいい。アクションシーンに迫力があるけどあっという間だった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

冒頭は、ナチスを皮肉まじりに描いたコメディだと思っていたのだけど(冒頭入り込めず感情移入できなかった)絶対最後まで観た方が間違いなく良い話。
戦争はいつの時代も何ももたらしてくれるものはないとはっきり
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

マーロンブランド、アルパチーノが良かった。家族の話だし、アメリカにおけるイタリア人とか結婚式のくだりとかすごく好きだった。ヤクザとしての顔、おじいちゃんとしての顔、地域の相談役としての顔、どれをとって>>続きを読む

子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

本当に難しい話だと思う。犠牲になった子供達が不憫すぎる。シングルマザーが皆そういう状況とは限らない。虐待の生まれる背景を社会的に解決するしかないと思う。負の連鎖、母親に知識やあと少し周囲に助けを求める>>続きを読む

28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.6

そんなに期待してなかったんだけど、結構良い話だった。この中でテーマになっている、アル中、ヤク中、SEX依存症、世の中にはいろんな依存がある、更生施設に入ってる人たちの話だ。みんな他人事と思ってはいけな>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ三作品だと思わなかった!解釈がすっごく難しい!昔々、それも一夜限りの恋を引きずって再会した男女の話で、再会は難しいと諦めかけていたが、奇跡的に再会できた、と言う話。しかも飛行機が出発するまでの>>続きを読む

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.3

幼い頃のリンジーローハンが、本当にキュートで天使!その可愛さを堪能できるだけでも観る価値がある。生き別れた双子が再会して家族になっていくまでのお話、かわいくて笑えてとっても良い。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.2

生き延びる、必死に生きる、音楽に命を救われる、映画だと思った。あの戦時下、迫害、殺戮、どれだけの酷い日常に生きても、生きたい、信じる気持ち、を強く持ち続けた主人公に涙が出た。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

すごくいい映画だった。まず、舞台である北イタリアの景色が風景画の様に美しいし、主人公エリオと両親の住む家がとても素敵なお家だった。観賞する前の私は、単なるBL系なんだろうと決めつけてしまっていた。確か>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

行定監督の描き方がとても良かった。最初は物語の進み方が焦ったくて、もやもやしたのだけど、結末がすごく綺麗だった。松潤演じる葉山先生からもらった懐中時計のシーンから始まる冒頭、結末に見るとすごくきれいな>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

難しそうだなあと思っていたのだけど、案外見やすかった。美少女パプリカが他人の夢の中に入り、人物が抱えている問題を解決するのだけど、夢と現実が交錯するので内容をなかなか把握するのに時間がかかった。登場人>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.1

社会の闇の部分の描き方が本当に素晴らしい監督だなあと思う。子供を放置してネグレストする母親とその子供たちの話だけど、母親に酷い仕打ちをされようと、必死に生きようと、自分たちだけでなんとかしようとする姿>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

2.5

シャーリーズセロンが本当に美しい。だけど演じる主人公は本当に性格が悪い。過去の栄光とはなんなんだろう。先日何かに書いてあった。過去は今の連続だと、つまりは現在きは存在しないのだと。故郷を軽蔑する気持ち>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.6

ケヴィンコスナーが懐かしくなって鑑賞。結構な、サイコホラー。当初は何の変哲もないファミリーの話かと思いきや、息子が突然不慮の事故で亡くなり、死後、未亡人だった義理娘が他家に嫁いだところから生活が一変。>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.3

切ない、の一言。トランスジェンダーの渚さんが、女性になりたかった、母親になりたかった、強い気持ちと願いがとても優しく切なかった。預かった親戚の女の子に最初は深い感情も持たなかったのが、母性のような気持>>続きを読む

フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

3.7

リンジー、良かったー、と素直に思えた。昔のリンジーが復活?キュートなラブコメディだった。それに母親役位の年齢に歳を重ねて落ち着いた雰囲気のリンジーローハンが素敵だった。また良い作品に出てほしい。

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.5

犬と暮らす上での約束事。犬は人間に寄り添ってくれるけど、人間も同じくらい寄り添って暮らさないとなあと実感した。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.1

とても良かった。心洗われる作品。フォンランドのヘルシンキ。優しいけれど、なかなか頑固な女主人が開いた小さな食堂。どうしても日本食を提供したいため、当初はなかなかお客が入らない。そこから仲間を増え、お客>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.5

昨日十数年ぶりに二度目の鑑賞、観終わり、本日三度目の鑑賞。
二度目以降の方が面白さが広がる。
アメリの周囲の人々を幸せにするユニークなイタズラや、可愛らしい恋の駆け引き、パリの街並みの美しい描き方、ど
>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

3.5

7分のショートフィルム。この短い中で、中華まんに命が宿ったら、を描いていくのはすごいと思う。冒頭の中華まんの皮を作るシーンからもう美味しそうなんだけど、そんな美味しそうな中華まんに命が宿り、成長してい>>続きを読む