おとりさんさんの映画レビュー・感想・評価

おとりさん

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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.2

AmazonPrimeVideo、国内視聴者数歴代1位の評判と、星の数にひかれて見たら、本当に面白かった!

原作読んだこと無し(大ベストセラーなのでタイトルはもちろん知ってる)、去年の映画も未見(主
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2/15まで、松竹のYouTubeチャンネルで、無料公開していたので、久しぶりに見てみた。
感想は記憶以上に何でもアリのトンデモ映画だった。

主軸はもちろん、渥美金田一のミステリーもの。
彼が事件調
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同級生(1998年製作の映画)

3.6

本作、ずっと見たかった作品なのだけれど、配信にのってくれたので、しばらく前に見ることができた。

作品が作られた1998年の日本は、タイタニックが興行収入トップになった年で、日本アカデミー賞の作品賞は
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

ホラーなのに、何故か元気が湧いてくる快作!

何がいいって、主人公・マディソンの話を受け入れてくれる、周囲の人達の存在がいいんだよね。

夢で見た殺人が現実に起こって、犯人は化物みたいな超人で、なんて
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

私が通った幼稚園には、鶴塚って史跡があった。
始皇帝に不老不死の薬を探して来るよう命じられた徐福が、遠く日本までやってきて志半ばで倒れる。
望郷の気持ちから、鶴に変化するも、故郷には辿りつけず死に、亡
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.4

悪魔祓いムービーは、そこそこ好きなんだけど、拳で退治する力業、斬新でいいね。

いつも思い詰めたような表情のパク・ソジュン。
眉間に力が入ってて、もっと力抜いて〜って心配になるけど、彼のライフストーリ
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.4

何気に犯人が誰かは知ってたけど、そこにいたる過程を知らなかったんで、最後までドキドキしながら見れました。

韓国映画あるある=警察が無能ってやつ、いっつもイラッとするけど、今回のイ刑事はマトモだったし
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.3

ミスコンは好きじゃない。
いくら見た目だけじゃなくて、教養とか品が大事って言っても、水着じゃんて思うし。

でも、本作を見たんで少し調べたら、ミス・フランスってのは国民的行事らしい。
大晦日に紅白見る
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「クローゼット」「クローゼット」と続いたんで、次は「箪笥」(笑)

初見じゃないんだけど、まるっと驚かされました。
ホラー的なギミックに、じゃないよ。
(ホラーとしてはそれほど怖くないし)
覚えていた
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.0

「クローゼット」を検索したら、韓国ホラー「クローゼット」がヒット。
好きな俳優、ハ・ジョンウと、気になる俳優、キム・ナムギル出演作なので鑑賞することに。

悪くはないけど、みんな見て見て〜って、テンシ
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.6

FODがしきりにオススメしてくるので見た1本。
バイク事故で男性機能不全になった主人公が、どん底から小さな光を見つけるまでの物語。

この1年ばかりBL沼にはまりこんでる私にFODがプッシュしてきたの
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

4.0

異性愛とか同性愛とか、マジョリティーとかマイノリティーとか、なにかと白黒つけたがる世の中で。
女の子が好きだけど、駿のこと好きだから触れあいたいって言える実央の強さ、清々しいっ(感涙)。

いい大人の
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.8

ジェニファー・ロペス=女優のイメージだったので、良い意味で予想外の、ロマンチックな音楽映画でした!

ジェイロのアラフィフとは思えない、美貌、歌、ダンスはゴージャスだし、冴えない数学教師を演じた、オー
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うちの執事が言うことには(2019年製作の映画)

2.6

一応ミステリー。
誰が烏丸家を陥れようとしているのか、犯人探しが主軸だけど、そこは早々わかります。
何で?の回答が、それかぁ~!と思ったけどね(苦笑)
永瀬廉と清原翔を愛でる映画と考えれば消化できます
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度目かの視聴。
映画だけでなく、ドラマ化されると必ず見ちゃうほど、思い入れのある作品「砂の器」。

いわずと知れた松本清張の代表作の一つ。
清張は、亡くなった父が愛読してた作家なんです。

原作にあ
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CUBE2(2002年製作の映画)

2.5

ず~っとレビュー更新できてなかったけど、インプット過剰で自家中毒おこしそうな私。
ボチボチ出してくことにします。

昨年11月視聴の本作は名作「CUBE」の続編。
初見じゃないけど、はるか昔に見た作品
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

再見。

邦画リメイクの記事を見て、何故に今これ?って思ったけど、改めて見ると、今だからこそ、とも思える。

誰が何の為につくったのか分からない、巨大な立方体【CUBE】。
縦横高さ4.2mの、小部屋
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

恋愛映画にジャンル分けされている本作。
果たしてそうかな?

弁当箱の届け先エラーから始まった2人の文通は、回数を重ねるごとに、お互いの寂しさを顕わにしていき…。

見終わって、恋愛というよりは、もっ
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樹海村(2021年製作の映画)

2.6

山梨県の某市出身の私にとっては、自殺の名所=青木ケ原樹海って、都市伝説とか言ってられないのです。

どこの田舎もそうなのかな?
大人の男の人は、ボランティアで消防団やったりするでしょ。
友達のお父さん
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しゃべれども しゃべれども(2007年製作の映画)

3.0

「働けど働けど 猶我が生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」
これ、石川啄木の短歌ですが、本作の肝はこれに尽きるような。

売れない落語家(実力もない?)が、愛想のない口の重い女性、東京に馴染め
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第9地区(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

同じ監督の「チャッピー」を見て、こちらも見返し鑑賞。
そっかぁ~、こんな作品だったかぁ~が入り乱れ、複雑な心模様。

モキュメンタリーという映画のつくりと、CGなどの優れた映像表現がよく合って、今見て
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

A.I.(人工知能)が主役の映画で、断トツに好きなのは、スティーヴン・スピルバーグ御大の「A.I.」。
ハーレイ・ジョエル・オスメント演じるA.I.=デイビッドの成長物語は、何度見ても感動するし超一流
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

熱烈なファンじゃないけど、すみっコぐらしの知識あり。
ペンギン?のマスコット持ってるし、他のキャラについても一通り知ってます。

本作「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」が評判いいのも知
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

愛聴しているラジオ番組、アフター6ジャンクションで、RHYMESTER宇多丸さんが取り上げていた本作。
期待先行で視聴。

開始100分あたり、未来世界の最終決戦のくだり。
…ごめんなさい、…なんだか
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

ライアン・ジョンソン監督いわく「アガサ・クリスティの推理小説を思わせるようなミステリー映画が撮りたかった」と。
有言実行ですな。

クリスティばりの、大邸宅を舞台とした富豪の殺人事件。
容疑者は、親族
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ギリーは幸せになる/ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

主役じゃないけど、やっぱ、オクタヴィア・スペンサー出演作は外さないなぁ~。

養い親の家を転々とする、ギリー・ホプキンス(主人公の名前かつ原題。こっちのが断然格好いい!)。
新しい養母で最後の砦の、ト
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

2.7

何気に気になっていた作品。
アマプラで鑑賞。

オープニングからエンディングまで、造形・美術は楽しかったなぁ。
音楽もポップで、人の血潮や内臓は、紙
テープやペンキ、スライムに変化。
敵役のクリーチャ
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ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと前に見た「グッド・ネイバー」が予想をいい意味で裏切ってくれたので、ネイバー(隣人)繋がりでこちらをチョイス。

初めは、このエキセントリックな母親、代理ミュンヒハウゼン症候群かなぁと思ったけど
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.4

皆さんの評価は低いけど、これはこれ、ハリウッドらしく話も整理されて、それなりに楽しめたなぁ~。

草薙素子が話の中心にいないのは残念だけど(?)、元のアニメどうりにやったとて、本作の難解な世界観は、理
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

再見です。

他のレビュアーさんのコメントで、何も欠けるところがない作品ってあったけど、そう言ってもいいくらいの傑作だと思う。

オープニングのアクションの格好良さ、タイトルロールの川井憲次楽曲の鳥肌
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バケツと僕!(2017年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

皆さんの評価を見て、まさにその通り!と思ったのが、内容がとっちらかってるというご意見。

本作、養護施設の教師になった僕と、担任になった軽度の知能障害&盗癖のある少年・バケツのバディムービーなのですが
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団地(2015年製作の映画)

3.5

あり得ないことが起こるのが団地。

とは言っても、終盤のあの光景、全く予想つかなかったぁ(笑)

阪本順治監督の作品は、藤山直美と組んだ「顔」とか、数本しか見たことないけど、こんな破天荒な脚本かける人
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ミスターGO!(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

みんなの評価が意外に低くてびっくり!

アマプラで、もうすぐ配信終了の中から見つけて視聴しました。
久々の韓国映画は、安定の面白さ。

冒頭10分で、ゴリラのリンリン(ミスターGo)とウェイウェイ(ヒ
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.8

シルバーウィークじゃないけど、おじいちゃんの次はおばあちゃんの映画。
共通点は、ジャケ写に騙されるな?!

本作、再見です。
公開した年に見て、韓国の田舎のほのぼのとした景色と、淡々としたおばあちゃん
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

確信犯に違いないけど…。

DVDのジャケット見たら、向いのおじさん=シリアルキラーって思っちゃうよ。

見終わって、ポップな要素ありつつも、けっこう社会派じゃん!って思うし。
アンコンバイアス発動し
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.5

わたし的、安心して見られるホラー映画(笑)。
ジェームズ・ワン印の作品群。

死霊館ユニバースも、すべて見てるので愛着があるけど、なんというか、物語に救いがあっていいなぁ~と思う。

本作も、自分本位
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