TalkfromHomeさんの映画レビュー・感想・評価

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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.0

金属の無機質さと肉体の生々しさ。1秒たりとも気を緩めない歪な熱量が美しい。インダストリアルなOST、テレビのノイズ、電車の停止音など、環境音の繋ぎも最高。

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.0

ブラックロッジは相変わらず美しく不気味。ドラマより緊迫した空気感が強く、尚且つ本編の補完的要素が組み込まれていて夢中になった。

ただ、胸が苦しくなるシーンも多いので、再度観たいとは思わないかな… 精
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.0

スクリーンのみで伝える抽象性、ビビットで華やかなモデルの世界に不穏さや暴力を交わすレフン監督の集大成。
言うまでも無いが、メイクと衣装、表情のみで年齢や心情を読み取ることができ、途中無機質な空間を挟む
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.0

ローカリズムとグローバリズム。

自分は映画を観る力が皆無であると痛感した。と同時に、映画(またはそのレビュー)によって新しく見える物が増えるのは面白いなと。

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.0

自分勝手な頼りない大人達を中心に話が展開するのに、コメディにもシリアスにも振り切れてないから感情が迷子になった

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

記録漏れ
後ほど。
眠れない日に鑑賞したが鑑賞後興奮で徹夜した思い出だけ、とりあえず。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.5

東洋系セットのノリはすごい気分。アルバムのジャケ写に使って欲しい。
前情報通り前半はぶっ飛んでいたけど、それ以降は意外と落ち着いてた。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

夫婦2人の破局までと馴れ初めを同時進行。
クリスマス特集にこの作品を推薦した人攻めたな。

ドライヴ(2011年製作の映画)

2.5

夫が帰ってきた後、廊下で座り込んでいるキャリーマリガンがライアンゴズリングに放つ"Hey"が100000点。
と思うのは部屋から漏れる"Under Your Spell"の影響かも

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

なんか違和感を感じると思ったら、レンタルでは重要なラブシーンが2つカットされているらしい…情報収集不足だった…
ユジク阿佐ヶ谷の≪2人の秘密 特集≫で観直すまで保留。

エヴォリューション(2015年製作の映画)

2.5

離島の美しさに見惚れていると悪夢に振り落とされる。

身内を信じて閉鎖空間の中で生きると違和感を感じず飲み込まれる?性に対する見直し?とかが漠然と思い浮かんだけど、正確には最後まで分からず…

ちなみ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

リズミカルに笑えるし、洒落てるし、最後綺麗にまとめてくるしずるい。しばらくはマーチンの3ホールに対する嫌悪感が消えそうどころか履きたくなってきた。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

レオンのTシャツタックインしたお下劣サブカル大学生を構内で見たり、ナタリーポートマンがSNSのアイコンに多用されたりとゲンナリ要素満点で敬遠してたけど、めちゃ面白かった。

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.5

天然コケッコーといいリンダリンダリンダといい、この監督は思春期の高揚感をパッケージするのが上手い。その時の空気とか間とかを画面越しに吹き込まれているかのよう。

留年した先輩の留年した先輩感ウケる。
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

同性愛がテーマだけどメインキャラに惹きつけられるものがないし、色彩云々も人を選ぶ気がする(僕は苦手)。

「目よりも耳は大事だと思う。幸せなフリをしても声はウソをつけないから。」は名セリフ。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.5

撮影舞台が数カ所に絞られていて小さな街の人同士の繋がりが近く感じ取れる。

正直言って作品自体は面白くないけど、優しさが回り回って帰ってくる街の住人たちは魅力的。

この作品の場合、もしラストが逆だっ
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アイム・ヒア(2010年製作の映画)

2.5

序盤はRIVAL CONSOLESのMV(http://youtu.be/D5JhmR52R5c)みたいな作品だったら今更観なくてもいいなどと思っていたがどうやら違かった。

ロボットで少し離れること
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

1.5

金も時間も遊び場も手に入れたギャングは人からの愛に飢え、環境に恵まれたビキニギャルたちは金と時間と遊び場に刺激を求めて動く。

観賞後はなんで彼女たちがそんなに図太くなったかが分からなくてモヤモヤした
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.0

違和感によるキャッチーさ(特に美人が転げ落ちてる片手を突くシーン)が17分に詰まっているけど、「お前ら何も分からなくても意味こじつけてキャッキャッ喜ぶだろ」と言われている気がしなくもない

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

普段の生活では得られない高揚感の体験が僕を音楽や陸上に心酔させてきたが、この作品はまさに映画においてのそれだった。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

ボビーヴィントンの"Blue Velvet"が時に洒落ていて時にエロくて時に不気味。名曲。

ファックばかのフランクが音楽に感情移入するのに異常性癖、暴力、ドラッグ、監禁などの絵に描いたような危険な奴
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

2.0

音楽を純粋に愛するからヤらないとか言ってたペニーがラッセルとヤるし、ペニー被害者面するし、そんなペニーを好きになる主人公もどうかしてるけど、遊んでるラッセルの本命の彼女があんまり可愛くないのはリアリテ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

2.0

息を飲む演奏シーンは100点。
だけどドラムスティック放った人がすぐに120%の力が出せるのはちょっと…
個人的な経験で判断してしまうけど(しかも運動系の)、元運動部としては怪我やメンタル崩してブラン
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