TalkfromHomeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

メインの子供2人が終始ムスッとした仏頂面、斜に構えて周りと馴染めない姿を見て他人事には思えずついつい心の中で駆け落ちを応援していた…そんなサムが「望遠鏡は彼女の魔法だから」と船を飛び出すピュアさ。相手>>続きを読む

undo(1994年製作の映画)

2.5

物理的な束縛と愛情による束縛
誰かに話す時は気付くのに、いざリアルタイムになると相手を何故傷付けたか分からない時ってあるよな〜と

非常にコンパクト

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

サマーにもモヤモヤさせられるけど、根暗男トムの湿ったダサさについつい目が。自分と重なる部分では目を背けたくなるし、サマーのラストシーンでトムに言うセリフは真実なんだろうけど、あまりにも辛辣で胸を刺す。>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

お洒落版三井寿。

ウディアレンはアニーホールしか観てなかったから構えて観賞したけど良い意味で裏切られた。

レアセドゥ贅沢使い。ラストずるい。

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.5

子供の時に夢みたようなファンタジーな世界が画面の切り替えで凄まじいテンポで進む様は圧巻。
ドラえもんもビックリなハイテクとローテクの組み合わせで作り上げられる世界は配色も夢見心地だが後半は一転。おとぎ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

自分が触れる岩井俊二作品はこのリップヴァンウィンクルの花嫁が4作目。前作追っているわけではないが、この監督の映画は特にスクリーン越しに鑑賞しないと魅力が半減する気がする。

控えめだが嘘と見栄で塗り固
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

約120分間、視線や場の雰囲気までをパッケージして映画館に届けたような念密かつ繊細な映像。
ガラス越しの素な表情、1950年代のニューヨーク、当時の同性愛の扱い。そして真摯に描かれる愛。

スタッフロ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

タクシードライバーにまつわる短編5話から構成される映画。リアルタイムで観てたら館内で笑いが起こるだろう箇所や思わずハッとさせられる箇所が多々あり。

特にパリ編は皮肉も笑いもブーメランも心に残る話も全
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

2.0

ウィノナライダーがDIIVのコールに見えた。

若者と理想と社会と恋愛

(1954年製作の映画)

4.0

gyao映画学校にて。

旅芸人のザンパノと買い取られたジェルソミーナは道中かけがえのないものに出会う。しかし彼らがその大きさに気づくのは失ってから。

綱渡り芸人のパフォーマンス時の服装や言葉、時代
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

まずオープニングの美しさ。ヴィオレッタがモデルとして輝くまでの画面の彩りは圧巻。その後息苦しい展開になるにつれダークな色調に変わるもヴィオレッタの美しさは変わらず。

母親を用いて描かれる越えてはいけ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.5

ワンシーンのカットを観れば美しかったが映像になるとあと一歩

肝心の音楽面もポップスなのにメロが弱くて頭に残らず…

地獄の門(1980年製作の映画)

2.0

ゾンビがテレポートしたり、ドリルで頭貫通したり、ウジ虫が大量に飛んできたり、ゾンビの異常な腕力で頭蓋骨ごと脳みそむしられたり、目から血出しながら内臓口から吐いたり…

発想は面白いけど正直上記のシーン
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

アイナーとリリーで揺れるエディレッドメイン迫真の演技。
実話を元にしているということで、トランスジェンダーへの理解が今よりもさらに薄い時代に不安で動揺していたはずのゲルダが最後まで1番の理解者として側
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サブマリン(2010年製作の映画)

4.0

主人公の背伸びや皮肉、ユーモアをたっぷり描いた青春映画。無駄に斜に構え、思い出す度に枕に顔を埋め足をバタバタさせる思春期を送った人は是非。
ベタだけど2人で花火を用いながら夜を駆けるシーンなんてマネし
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

オタク要素をこれでもかと詰め込んだ映画。随所に散りばめたschole系列のBGM、女の子と雨宿り、不良との喧嘩と傷の言い訳、謎のVネック、教師と生徒の恋愛、屋上でキャッチボール、ラストボロ泣き、去り際>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.5

ストーリー展開が始まるあたりの主人公が特に不憫すぎる…他の人とは違い優れた能力を持つ者の悩みや報われない恋愛。

三月のライオン(1992年製作の映画)

2.5

記憶喪失した兄と妹の恋愛。記憶を失くしたということは本来の兄ではない。そのおかげで付き合うことができる一方、本当は好きだった兄とは違うという葛藤を妹は隠しているように見えて切なくなった。

おばあちゃ
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PicNic(1996年製作の映画)

3.5

Filmarksに使われている画像とは違う完全版のパッケージに惹かれて借りてみたら岩井俊二監督作品だった。

花とアリス、4月物語に続き3作目の鑑賞。既に鑑賞済みの2作よりもさらに映像に惹かれてしまっ
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悪魔とダニエル・ジョンストン(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ダニエルジョンストンのドキュメンタリー映画。もちろんダニエル自身をフォーカスした映画なんだけど、自分は親の存在のデカさを再確認。良くも悪くも親の関わりで子供の人生は大きく変わる。もし無償の愛を受けられ>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

4.0

B級、メタル、80'sニューウェーブに目覚めさせられる。グロテスクはポップになり得ることを実感しました。

登場人物の女の子が美少女ばかりに対し、血みどろだったりウジ虫だったりが織りなすコントラストを
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

まず香港の雑居ビルの合間という見慣れない舞台だったので、映像を観ているだけでフレッシュな昂揚感に包まれた。
物語は二部構成で前半は危険な匂いがする夜の街でアダルトな恋愛、後半はビルの合間から青空が覗く
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四月物語(1998年製作の映画)

2.5

小綺麗な背景をした上京に「ケッと」思いながら、60分強という短い時間での中弛みなどからあまり好みではないのですが、"花とアリス"と同様にラスト一気に引き込まれるので鑑賞後満足できるという…伏線回収もま>>続きを読む

天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.5

夏帆の全盛期とか言ったら怒られそうですが、この時期の夏帆は本当に可愛い。

田舎にそぐわない都会から来たシティーボーイ(岡田将生)が転校。思春期真っ只中な彼らの青春やら進路やら…思い出させてくれます
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.5

巨人の宇宙人と奇妙な生き物、毒々しい色使いで唯一無二の作風を作り出している。人間も奇妙な生き物もアッサリ死んでしまう。アニメーションの可能性とインパクトは今観ても全く色褪せないことを考えると当時の人は>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

2.0

オープニングの色とりどりな雨傘を上から見下ろすシーンが有名なハイセンスオシャレ映画なんだろうけど、センスない僕にはミュージカルのように歌いながら話を進める展開のテンポが合わなくて退屈に感じてしまった…

キミに逢えたら!(2008年製作の映画)

3.5

コンパクトでポップなラブストーリー。自分が好きな音楽を分かち合える女の子なんて夢のまた夢、そんなシチュエーションの映画なんて卑怯だ。問答無用で引き込まれてしまった。
イラっとくる場面もラストまでには後
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インスタント沼(2009年製作の映画)

2.5

ただただくだらない!前半の笑いに勢いがあるが後半まで続かないのが少し残念!

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.5

無駄な会話やシーンは無くスッキリした90分。ニューウェイブを中心とした選曲もファッションもオシャレだし何よりオードリーが可愛い。これといってインパクトがあるストーリーではないがオードリーが可愛いし、カ>>続きを読む