toriten45さんの映画レビュー・感想・評価

toriten45

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キャットファイト(2016年製作の映画)

3.5

期待せずに見始めましたが当たりでした。ジャケ写を見てお分かりの通り、格闘技の試合ではありません。ましてや年末福袋の争奪戦でもないです。フツーのオバサン同士のマジ喧嘩。蹴るわ殴るわ投げるわ絞めるわ。まー>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.1

特撮テレビドラマ『ウルトラマン』('66〜'67)は再放送で観ていました。ハヤタ隊員がウルトラマンに変身するときに使うベーターカプセルが欲しかったけど親は買ってくれませんでした。それと少しづつ買って集>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

田舎にある築500年の邸宅に2週間過ごす。近隣にある森の緑もじつに瑞々しくて美しくて、鳥のさえずりなんかも聞こえたりして素敵。人気のない教会の聖堂や、廃線トンネルの佇まいがどことなく大分むぎ焼酎「二階>>続きを読む

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.1

『ボーン』シリーズ('02〜'16)は、記憶を失ったCIAの凄腕暗殺者ジェイソン・ボーンが政府の陰謀を暴いていくマット・デーモン主演のサスペンス・アクション映画です。ボーンを追っているはずのCIAが、>>続きを読む

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.1

前作に引き続き、若々しいティーンムービーを観て心が浄化されたような気分。軽い気持ちで、他人の青春を覗いてみたい方にオススメ。中弛みを感じることがないテンポのよさもグッドでした。

幼なじみの女子4人組
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.1

シリーズ第5弾となるこの作品がシリーズ中で一番よかったかな。パート1から4は派手派手でハイスクールボーイ向けなマイケル・ベイ節にクドさを感じていましたが、一番さっぱりした味わい。

パート1が公開され
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

公開当時は、世界的ベストセラーとなったダン・ブラウンの推理小説を読んでから観ました。レオナルド・ダ・ヴィンチによる名画『モナ・リザ』や『最後の晩餐』の裏に隠された真実。次から次へと押し寄せる歴史に埋も>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

冒頭で約20分続く、「ノルマンディー上陸作戦」の戦闘シーンで繰り広げられる凄惨なリアリティに圧倒されます。敵の厚い弾幕の中に次々と歩兵を送り込む人海戦術のど真ん中に、まるでポンと置き去りにされたような>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.1

車田正美による原作漫画の『聖闘士星矢』に特別な思い入れはないですが同じ時期(80年代)に連載していた『北斗の拳』('83〜'88)、『ドラゴンボール』('84〜'95)、『シティーハンター』('85〜>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

3.1

たくさんの子供たちが集まるホームパーティで観せておくのにベストチョイス。大人たちは子供に気を使うことない時間を確保できます。家族でもカップルでも安心して観られる作品。1人?全然寂しくなかったですよー。>>続きを読む

GO!GO!GO!/ゴー・ゴー・ゴー(1966年製作の映画)

3.1

Mark!数のゾロ目記念(555)で探してみたら“ゴーゴーゴー”でキング・オブ・ロックンロールことエルヴィス・プレスリー主演作品が引っかかったので鑑賞。レジェンド出演ということもあり身構えていたら、な>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.1

心を癒すために開発されたAIロボットが徐々に子供を支配していくさまが恐ろしい…。でも怖すぎずちょっと面白く、想像通りの展開とオチで楽しめました。

“安い、うまい”ホラーを産み続けてくれるプラムハウス
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.1

『マン・オブ・スティール』('13)で始まったシリーズの第3弾でありDC系ヒーローが結集する『ジャスティス・リーグ』('17)に繋がっていきます。これらを総称してDCEU(DCエクステンデッド・ユニバ>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.1

アカデミー賞で5部門に輝いたサイコスリラー『羊たちの沈黙』('90)の続編で『ハンニバル』('01)に続くシリーズ3弾目。

レクター博士を演じたアンソニーホプキンスの頭脳明晰なサイコっぷりは健在でし
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.1

ボクシング映画は結構好き。アメリカン・ドリームをつかむ『ロッキー』('76)とか、栄光からの転落を描いた『レイジング・ブル』('80)や『キッズ・リターン』('96)などなど。スカッとしたり、孤独な人>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

“ビートルズが存在しない世界”という変わってるけど面白い設定で存分に楽しめました。分かりやすくて万人受けする作品ではないでしょうか。

もし突然、主人公1人を除く世界中の人の記憶からビートルズが存在も
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

ジャケ写がすてき。真ん中の強者が高々とベルトを掲げて、まるで栄華を極めた古代ギリシアの彫刻のよう。別の作品を映画館で観賞した時にズラッと並ぶチラシの中でひときわ目を引いたのがこれ。FilmarksのT>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

3.1

特攻隊員として亡くなった祖父はなぜ臆病者と呼ばれたのか?戦争を知らない世代の若者(三浦春馬)が、当時の祖父を知る生存者たちに聞いて周るうちに、徐々に祖父の人物像が見えてくる構成はわかりやすかったです。>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

お困り顔のベネディクト・カンバーバッチは助かるのか、助からないのか。その顛末は17分後に明らかとなる〜、って話の短編映画(17分)でした。

『チャーリーとチョコレート工場』('05)の原作者ロアルド
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ヒッチコック的なハラハラを味わえるジャウマ・コレット=セラ監督の巻き込まれ型サスペンスです。“巻き込まれるリーアム・ニーソン”3部作で、『アンノウン』('11)、『フライト・ゲーム』('14)に続くラ>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.1

豪華スター共演で、緻密な計画を立てて難しい盗みをやってのけるというクライムものです。

パート3はホテルを乗っ取られた仲間のリベンジのために再集結。

ストーリーはテンポよく進行している感じはしますが
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.1

伝説の殺し屋が足を洗ってもなお裏社会からは抜けられない。『ボーン』シリーズ('02〜'16)、『キル・ビル』シリーズ('03〜'04)みたいな抜け忍タイプのアクションものは好きです。

掟を破り、主席
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.1

絵柄も音楽も不気味。舞台は地球ではないどこかの惑星。見たことのない色と形と音の組み合わせで溢れかえっていてゾワゾワしました。1973年に公開されたフランス・チェコ合作の前衛的なアニメです。

漫画家、
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.1

一匹狼の必殺仕事人が唯一心を許している、DIA (国防情報局)時代の同僚との関係性を改めて知ることとなり心が大きく揺さぶられます。ラストを迎えあとのロス感がマックスになるじゃない…。

ジャケ写がホラ
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.1

ほのぼの系かな?と思ったら、よかった普通にザ“ニール・ブロムカンプ式”でした。

ほのぼのとしたシーンもありますが、基本は強烈なカラーを放つニール・ブロムカンプの作品。ロボット同士の戦いは迫力満点で見
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クレイジー・ワールド(2019年製作の映画)

1.0

アフリカ、ウガンダ発の映画。2〜3年前に日本でも特集上映があったみたいです。以前、テレビ番組で紹介されていて、予告編もかなりぶっ飛んでいて気になっていました。

アメリカならハリウッド映画、インドなら
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.1

『スターウォーズ』('77)のように宇宙で繰り広げられる騎士道物語的な宇宙活劇と、『七人の侍』('54)のような桃太郎的お仲間集め要素を取り込んだ感じ。

どちらの要素も好きで、ザック・スナイダーが監
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ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

3.1

ロマンスとアドベンチャー、アクションを混ぜ混ぜしたエンターテイメント。昔は楽しく観てたなー、としみじみ。

あやふやな記憶で勝手にインディ・ジョーンズ路線と思い込んでいましたが、再鑑賞したらその路線は
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.5

“社会現象”級の人気をよそに全く観ることなくやり過ごしてきてしまい、熱狂がおさまった随分後に鑑賞し始めることになりました。今さらですがめちゃ面白いです。予備知識なくても大丈夫でした。

オープニングか
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグ版の第4弾目。前作に引き続きチームプレイ感があって、M、Q、イブなどMI6本部メンバーたちが協力し合う様子が楽しい。

とりわけ今回は00部門解体への意向が強い官僚たちによる圧力で新
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.5

冒頭から何か大きなことが起きそうな不穏な空気がひしひしと伝わってくる、シリーズのラストに相応しい幕開け。序盤のつかみはとてもいいです。全8作中の第7弾。完全に大人向けとなりましたね。小さいお子さん観た>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.1

ダーレン・アロノフスキー監督によって映像化された精神的崩壊を予感する不穏な空気に、ナタリー・ポートマンの規格外な演技が乗っかるとハンパない化学反応が起きるのですね。怯えた子猫が追い詰められて「シャー!>>続きを読む

ベスト・キッド4(1994年製作の映画)

3.1

アカデミー主演女優賞を2回も受賞しているヒラリー・スワンクが駆け出し時代にこのシリーズに“ダニエルさん”枠で出演してたのですね。ちょっとびっくり。ヒラリー・スワンクも人気ドラマ『コブラ会』('18〜)>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

『マッドマックス:フュリオサ』('24)がいよいよ公開、ということでおさらい鑑賞。頭を空にしても楽しめる映画はよくありますが、頭が空になってしまった映画はこれだけかな。なので考え事で頭いっぱいのときに>>続きを読む

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

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たまには古典を…と思っていたタイミングで、のんchanさんのレビューを読んで面白そうだったので観てみました。

冒頭で舞台挨拶のような演出があって、大昔の見世物小屋的な雰囲気でホラー感を盛り上げていま
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

「クリスマスなのになんて日だ!」ってのがお約束。“世界でもっともついていない男” が何度も死ぬ危機に直面しながらしぶとく乗り越える痛快な勧善懲悪ムービー。善なる人はハッピーなラストを迎えることができ、>>続きを読む

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