戦争が終わったのに何年経っても帰れない。ソ連に連行されて過酷な環境下で労働を強いられた57万人を超える日本人の中の1人(山本幡男さん)に焦点を当てた物語。ラーゲリはシベリアの強制収容所があった地名です>>続きを読む
ヒッチコック的なドキハラが楽しめるジャウマ・コレット=セラ監督の巻き込まれ型サスペンス映画です。“巻き込まれるリーアム・ニーソン”劇場3部作の最初の作品。本作以降『フライト・ゲーム』('14)、『トレ>>続きを読む
完結したはずの前作パート3が理解できなかったのに、何となく鑑賞することに…。今回、キアヌ・リリーブス演じる主役はゲームプログラマーとして登場。今までの『マトリックス』旧3部作は彼が作ったゲームであり、>>続きを読む
危険な状況に陥ってしまった状況に身を置く無実の人々に代わって正義を貫くデンゼル・ワシントンがひたすらかっこいい。
日中はホームセンターで真面目に働き、ダンスで仕事仲間を笑わせ、夜は行きつけのダイナー>>続きを読む
「料金分の楽しさ」保証の安心感があるこのシリーズはアクションスター、トム・クルーズによる“スパイ大作戦”第7弾。特に“ラビットフット”を追うパート3から面白くなる一方。失速する気配がゼロ。
次から次>>続きを読む
広大なアルプスの山腹にポツンと一軒家。山々に神々が宿ってるかのように幻想的。そこで暮らす4人家族による自給自足の労働生活は、大自然に溶け込んでいるかのようで時間を忘れて魅入ってしまいます。ナレーション>>続きを読む
奇想天外がウリのマジックショーエンターテイメント。前作の冒頭、大劇場の中央ステージで4人組の披露したのは遠くパリにある銀行の強盗。今回の冒頭で見せられるのはなんとニューヨークからマカオへの瞬間移動。…>>続きを読む
アメリカの子供番組『Mister Rogers' Neighborhood』。大昔に住んでいたアメリカで私も見ていました。30年以上も続いた長寿番組で多分アメリカ人でいま大人のかたであれば知らない人は>>続きを読む
平和な暮らしを過ごすホビット族のビルボ・バギンズが魔法使いガンダルフの誘いに乗って壮大な冒険の旅に出る物語の第2作目。
なんかLOTR含めて本作が一番見応えあったかも。一難去ってまた一難去ってと、ア>>続きを読む
再鑑賞してみて思い出しましたが、ティム・バートンが好きになったきっかけはこれでした。『バットマン』('89)で興味を持ち、『シザーハンズ』('90)で独特な世界観と哀愁に気持ちを持ってかれ、さらに洗練>>続きを読む
監督は『ジュラシック・パーク』('93)の原作者マイケル・クライトン。映画も作っていたのですね。知らなかった。
今から40年前に描かれた“人間に牙を向く未来テクノロジー”もの。やや近いテーマで同じ年>>続きを読む
“ボーン”シリーズ第2弾。バトル&カーアクションに加えて、追っ手の裏をかくところなど面白さが増していて、息つく暇なく飽きない展開となっていました。この続きも観たくなる。
依然として記憶が完全には戻っ>>続きを読む
珍味かな。でも“鹿”より“ロブスター”の方が口に合うかも。圧倒的な後味の悪さと気持ち悪さに品の良さを絶妙にブレンドさせた作風。
「ん〜わからん、なんか不快」最初観た時は、格式だけは高そうだけど変わっ>>続きを読む
『マッドマックスシリーズ』('79〜)のようなヒャッハー感溢れる悪党が登場するかと思ったら違いました。それって『ウォータワールド』('95)の方でしたね。文明社会が崩壊し無秩序で混沌とした荒廃の世界と>>続きを読む
父親がよく観ていた影響で西部劇が好き。でもそれはメイド・イン・ハリウッドであって、マカロニ・ウエスタンってなんだかジャケ写を見てもギトギトなB級感が溢れていて、タイトルも“荒野”“ガンマン”“ジャンゴ>>続きを読む
かつて世界各国の檜舞台でまばゆいスポットライトを浴びながら多くの観客を魅了したオペラ歌手たちが全盛期を思い出して語り、そして歌う姿。「老い」への悲壮感は少しも感じられず、過ぎ去った輝かしい時代を振り返>>続きを読む
USJアトラクションのスパイダーマンがいよいよ今年終了となるのですね。20年前からあったそうですが、なんだかあっという間。ワーキャーできるやつだったので残念。
映画の方は、CG技術がさらに進化してア>>続きを読む
『アベンジャーズ』シリーズなどマーベル・コミックのキャラクターをベースにした作品群MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の第一弾なんですね。なんとなく目にしていたMCUについて、ようやく理解し>>続きを読む
ニール・ブロムカンプが手がけた実話に基づくサクセスストーリー。映像表現のセンス抜群で、圧倒するようなスピードや腹の底から響くような音は当然のこと、レースへの没入感を高める小気味よい演出はさすがだと思い>>続きを読む
『未来少年コナン』('78)から始まって宮崎駿監督作品をいろいろ観てきたけど、これまでのどの作品よりもずっと不思議で抽象的でした。
東京・小金井公園の「江戸東京たてもの園」に建っていそうなノスタルジ>>続きを読む
心ときめく休日が終わり、切なく締めくくられる余韻が心地いい、古き良き時代のロマンチックコメディ。
このジャンルって鮮度があると思っていましたが、この作品は別格かな。切なさと優しさを同居させたロマンス>>続きを読む
パート1はランボーがベトナム帰還兵として抱える不満や怒り、拠り所のない心情が描かれたメッセージ性の強い作品でした。
パート2からが“ザ・ランボー”の始まり。パート3、4も舞台はアフガン、ミャンマーと>>続きを読む
仕掛け絵本や箱庭、ドールハウスのように現実離れしたウェス・アンダーソン式な世界観は好きです。ノーマン・ロックウェルの絵を意識したのだそう。なるほどたしかにそんな気もする…。
ノスタルジックな雰囲気が>>続きを読む
なにかと陰謀説が取り沙汰されるケネディ暗殺事件を扱った社会派監督オリバー・ストーンによる作品です。オズワルドは本当に1人でやったのか?公開当時にだいぶ話題になっていたこともあり、映画館で観た記憶があり>>続きを読む
VS系は『エイリアン VS. プレデター』('04)とか『貞子vs伽椰子』('16)などアイディア尽きた時に行き着く先にあるものっていう先入観があるせいか、本作はあまり観る気が起きなかったのですが、い>>続きを読む
10代の若い女性が大勢の大人から、絶え間なく詰め寄られていて息が詰まる。この女性こそが、百年戦争(14〜15世紀)による混乱で分裂状態にあったフランスの統一と、イングランドからの領土奪還に多大なる影響>>続きを読む
高額報酬で殺しを引き受ける殺し屋の哲学、考え、ポリシーや日々のルーチーンを追っていく感じが面白かったです。“孤独な殺し屋のありふれた日常”みたいな。彼の心のつぶやき(モノローグ)とザ・スミスの楽曲が効>>続きを読む
ジャケ写のキャッチコピー「伝説の殺し屋vs世界中の殺し屋」が本作の見どころをストレートに伝えていていいですね。頭を空っぽにしてアクションとキャッチコピー通りの戦いを楽しむ作品でした。
前作で引退から>>続きを読む
不器用なロッキーが不屈のハングリー精神でチャンピオンになり、防衛も何回かやってすっかりスター生活が板についたさまがなんとも感慨深いですね。
1〜3と順調に大味になっていってる感じはありますが退屈はし>>続きを読む
第一線を退いてからだいぶ経ってしまったかつてのスターの復活って結構好き。「え、この人があの人?」って我が家でも話題になっていました。しかもダーレン・アロノフスキー監督の『レスラー』('08)が大好きで>>続きを読む
カンヌ国際映画祭では、未完成の状態で出品されたにも関わらずパム・ドールを受賞したのだそう。
ベトナム戦争が舞台で主人公はアメリカ陸軍のウィラード大尉(マーチン・シーン)。軍上層部から制御不能となった>>続きを読む
父が西部劇好きで、私の幼少期には家のテレビからよく流れていたこともあり、今でもついつい観てしまいます。結構好きなジャンルですが最近の新作からはめっきり見なくなりましたね。
豪華キャストを揃え、勧善懲>>続きを読む
あれ?レネー・ゼルウィガーって英国の人だっけ?って思ったら役作りを頑張ったのですね。
アラサー独身OLの恋愛観や結婚観をめぐるエピソードを、最後どうなるのかなあとちょっとだけハラハラしながら追ってい>>続きを読む
ブッシュが始めたイラク戦争。トミー・リー・ジョーンズが演じる元軍人で軍警察にも所属していた父親が、イラク戦争より帰還したのちに無断離隊し行方不明となった息子を探す、ってストーリー。
そんなサスペンス>>続きを読む
ジイさんになっても一世一代のチャンスってあるのかな?ってふと思うことあるけど「あるよ、ほら」って言ってくれているみたい。
宇宙に行き損ねたジイさん4人に巡ってきた40年越しのチャンスに再チャレンジす>>続きを読む
珍味かな。ハンバーグとかカレーとかみたいに無条件に「好き!」とはならないけど、勧められる時に調理工程とか由来なんかの説明を受けて、「へ〜!」ってなって、口にしてみて「うん、お酒に合うかも」って調子を合>>続きを読む