心ときめく休日が終わり、切なく締めくくられる余韻が心地いい、古き良き時代のロマンチックコメディ。
このジャンルって鮮度があると思っていましたが、この作品は別格かな。切なさと優しさを同居させたロマンス>>続きを読む
パート1はランボーがベトナム帰還兵として抱える不満や怒り、拠り所のない心情が描かれたメッセージ性の強い作品でした。
パート2からが“ザ・ランボー”の始まり。パート3、4も舞台はアフガン、ミャンマーと>>続きを読む
仕掛け絵本や箱庭、ドールハウスのように現実離れしたウェス・アンダーソン式な世界観は好きです。ノーマン・ロックウェルの絵を意識したのだそう。なるほどたしかにそんな気もする…。
ノスタルジックな雰囲気が>>続きを読む
なにかと陰謀説が取り沙汰されるケネディ暗殺事件を扱った社会派監督オリバー・ストーンによる作品です。オズワルドは本当に1人でやったのか?公開当時にだいぶ話題になっていたこともあり、映画館で観た記憶があり>>続きを読む
VS系は『エイリアン VS. プレデター』('04)とか『貞子vs伽椰子』('16)などアイディア尽きた時に行き着く先にあるものっていう先入観があるせいか、本作はあまり観る気が起きなかったのですが、い>>続きを読む
10代の若い女性が大勢の大人から、絶え間なく詰め寄られていて息が詰まる。この女性こそが、百年戦争(14〜15世紀)による混乱で分裂状態にあったフランスの統一と、イングランドからの領土奪還に多大なる影響>>続きを読む
高額報酬で殺しを引き受ける殺し屋の哲学、考え、ポリシーや日々のルーチーンを追っていく感じが面白かったです。“孤独な殺し屋のありふれた日常”みたいな。彼の心のつぶやき(モノローグ)とザ・スミスの楽曲が効>>続きを読む
ジャケ写のキャッチコピー「伝説の殺し屋vs世界中の殺し屋」が本作の見どころをストレートに伝えていていいですね。頭を空っぽにしてアクションとキャッチコピー通りの戦いを楽しむ作品でした。
前作で引退から>>続きを読む
不器用なロッキーが不屈のハングリー精神でチャンピオンになり、防衛も何回かやってすっかりスター生活が板についたさまがなんとも感慨深いですね。
1〜3と順調に大味になっていってる感じはありますが退屈はし>>続きを読む
第一線を退いてからだいぶ経ってしまったかつてのスターの復活って結構好き。「え、この人があの人?」って我が家でも話題になっていました。しかもダーレン・アロノフスキー監督の『レスラー』('08)が大好きで>>続きを読む
カンヌ国際映画祭では、未完成の状態で出品されたにも関わらずパム・ドールを受賞したのだそう。
ベトナム戦争が舞台で主人公はアメリカ陸軍のウィラード大尉(マーチン・シーン)。軍上層部から制御不能となった>>続きを読む
父が西部劇好きで、私の幼少期には家のテレビからよく流れていたこともあり、今でもついつい観てしまいます。結構好きなジャンルですが最近の新作からはめっきり見なくなりましたね。
豪華キャストを揃え、勧善懲>>続きを読む
あれ?レネー・ゼルウィガーって英国の人だっけ?って思ったら役作りを頑張ったのですね。
アラサー独身OLの恋愛観や結婚観をめぐるエピソードを、最後どうなるのかなあとちょっとだけハラハラしながら追ってい>>続きを読む
ブッシュが始めたイラク戦争。トミー・リー・ジョーンズが演じる元軍人で軍警察にも所属していた父親が、イラク戦争より帰還したのちに無断離隊し行方不明となった息子を探す、ってストーリー。
そんなサスペンス>>続きを読む
ジイさんになっても一世一代のチャンスってあるのかな?ってふと思うことあるけど「あるよ、ほら」って言ってくれているみたい。
宇宙に行き損ねたジイさん4人に巡ってきた40年越しのチャンスに再チャレンジす>>続きを読む
珍味かな。ハンバーグとかカレーとかみたいに無条件に「好き!」とはならないけど、勧められる時に調理工程とか由来なんかの説明を受けて、「へ〜!」ってなって、口にしてみて「うん、お酒に合うかも」って調子を合>>続きを読む
暗くて単調になりそうなストーリーなのに、ズシンと重いものが乗っかってくるような見応えのあるエンターテイメントに仕上がっていて何回再鑑賞しても満足しています。
極寒の地。辺りに家ひとつない荒野で発見さ>>続きを読む
ジム・キャリーの顔芸は控えめだけど、
「おはよう!そして会えない時のために、こんにちは、こんばんは、おやすみ!」
…のとき見せる満面の笑みが顔芸コメディアンなジム・キャリーらしくて好き。
人生のすべ>>続きを読む
ファーストガンダムの劇場版3部作のラスト。総じてこの作品の魅力はガンダムの存在はもちろんのことですが、アムロ・レイ抜きにしては語られないです…。戦争の最前線で戦うことを強いられながらも、葛藤や苦悩の中>>続きを読む
監督がジェームズ・キャメロンじゃないとわかった時点で、「シュワちゃんを見る会」だけになるな、と予想したからずっと避けていました。『深夜にTVつけたら得した』みたいな感じで期待していなかったけど意外に面>>続きを読む
3つの願いを叶えるあのランプの魔神。誰もが知っているファンタジーを傑作『マッドマックス 怒りのデスロード』('15)のジョージ・ミラー監督がどう描くのか気になって観ることに。
神話を研究するアリシア>>続きを読む
悪者どものキャラ立ちが半端なく、改造車もヒャッハー感も仕上がっている作品。とりわけヒューマンガスと呼ばれる敵ボスは名前もキャラも際立ってました。
マックスも肩にプロテクターがついた黒い革ジャンのスタ>>続きを読む
初めて映画でみたアメコミヒーローがこれでした。特撮がもの珍しくて「空を飛んでいる!」って素直に喜んでたなんて純粋でしたね。
ザック・シュナイダーがリブートした『マン・オブ・スチール』('13)を観た>>続きを読む
これ、アトラクションにしたら面白そう。楽しかったです。
パークからワールドへと拡大し続けた先は?って心配は無用でした。今回は想定外に世界観が大幅に狭まり“おうちの中”。『ジュラシック・ハウス』ってタ>>続きを読む
お土産でいただいたウォンカの板チョコを一度だけ食べたことあります。ネスレが販売していたのだそうですが、もう売ってないのですよね。たしか違うフレーバーを2枚いただいたような…。映画に出てくる坊やんちのよ>>続きを読む
クリント・イーストウッドが監督した戦時中の日本を舞台にした映画です。日本の第一線で活躍する俳優たちを起用して全編日本語。外国人が作ったとは思えないほど日本人に馴染みやすい作りになっていて、これがまず驚>>続きを読む
デビッド・フィンチャー監督のデビュー作品がこの大物シリーズだなんて荷が大きかったことでしょう。シガニー・ウィーバーの坊主頭と犬型エイリアンは公開当時、話題になっていました。
閉ざされた空間にエイリア>>続きを読む
行き詰まり感から気分転換したいときに欲しくなるような、栄養ドリンク的映画。逆境の中でも一生懸命生きることの素晴らしさをスピード感あるストーリー展開で進行するのが見事でした。
世界的な大人気クイズショ>>続きを読む
カラーを観た後、本作を観ました。通常のカラー版とモノクロ版だとどちらが良いか?ちょっと興味があって観てみましたが、結果としてはどちらを観ても面白さは一緒でした。
あらためて韓国の俳優陣の質の高さを感>>続きを読む
妻に先立たれた独り身の偏屈ジイちゃんオットーとの心温まるご近所付き合いの話。ユーモアが味付けがされたヒューマンドラマとトム・ハンクスは相性がいいと思います。若かりし時代のオットーはトム・ハンクスの息子>>続きを読む
原作は漫画家白土三平のライフワーク『カムイ伝』シリーズです。その画風は独特で荒々しく、力強い線が特徴。キャラクターの表情や動きにはリアリティがあって、自然や風景の描写も細部まで丁寧に描かれていて大好き>>続きを読む
ジュリア・ロバーツの魅力全開。大口開けて笑う明るさが素敵。彼女が演じる主人公が密かに恋心を抱き続ける元カレの結婚を阻止するために四苦八苦するラブコメでした。
そして恋敵キャメロン・ディアスは目に入れ>>続きを読む
ジャンプスケア系ホラーかな?「簡単にビビるようなヤワではないぜ」って挑むも、ほぼ毎回外すことなく素直にビックリぎゃーしました。
ドアダッシュやエレベーターパニックなど、来る……と思ったところで来たり>>続きを読む
熱狂的なファンを多く持っているようで、たまに本作監督のヤン・シュヴァンクマイエル特集上映が組まれるのだそう。ジャケ写も印象的だったので鑑賞してみました。
映像のあちこちにほのかなエロとグロが匂い、生>>続きを読む
このシリーズは私的にストーリーは二の次なので、派手でスピーディーなアクション(車・船・飛行機)とボンドキャラならではの魅力だけで十分楽しめました。
ダニエル・クレイグ版の2作目(全5作)で『007/>>続きを読む
ジャケ写とタイトルだけで気になってしまう。ニューヨークのビル高層階の「外っぺりに立つ男よ、何ゆえ?」このシチュエーションで引っ張り、状況が読めないままダイナミックにストーリーが突き進んでいく好きなタイ>>続きを読む