toshfilmさんの映画レビュー・感想・評価

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幸せの教室(2011年製作の映画)

3.3

「ものすごくうるさくて・・・」を観て、やっぱりトム・ハンクス出演の作品っていいな、と思って鑑賞。しかも彼自身が監督兼主演とあっては観ない訳にはいかない。

だが、事前の大き過ぎたのか期待は裏切られた感
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.3

何が良かったのか?どこが良かったのか?うまく説明することが難しいが、良かった!観るべき!と思える作品。

人と人の繋がりは、人と人のコミュニケーションの取り方次第で広がるもの、豊かになるもの、そんなこ
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

2.9

前半から中盤まではサブウェイ・パニックに迫るドキドキ感。ところが犯人たちが地下鉄を降りてから急失速。監督が変わったのか?と思えるほどに質が落ちてしまった。サブウェイ・パニックには及ばない。

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

4.0

安っぽいドタバタ劇と評される方もおられるかもだが、素直に面白かったし、何だか泣けた。

人の美しさってこういうことなんだなってしみじみ思う。エマ・トンプソンも美しい。

本アプリ読者さんによって良い作
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.6

4作目の存在に気づいて観ようと思ったが、2も3もすっかり忘れていたので再度鑑賞。ただ記憶に残らなかったのも道理。機械vs人間の戦いはウジャウジャいる虫への銃撃を延々と続き、人類の運命の懸かった最後の戦>>続きを読む

ある殺人事件 10年前の真実(2016年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

期待していただけに残念。多くの人が予想する結末では。そう考えると邦題が良くない。

女性が殴られるシーンは観るのがつらく、これ以上観るのをやめようと思ったが、実際にやめておけば良かった。意外な展開も大
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ジェイコブ 危険な息子(2022年製作の映画)

3.9

テンポが良く、疑惑、打ち消す、また疑惑、と交錯しながらの展開は飽きさせず、楽しむことができた。

強いて言えばラスト直前になって急に安直で雑になってしまった点が残念。

しかし、最近、これはといったサ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

久しぶりに涙を滲ませながらの鑑賞となった。実話であることが一層そうさせた。

太平洋戦争が終結したというのに、想像を絶する悲惨な目に遭われ続けた方々がおられた事実に愕然とする。東西冷戦というイデオロギ
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終着駅(1953年製作の映画)

4.5

狂おしいほどに男性を愛し、元の生活を投げ打ってしまいたい女としての気持ち。

一方で幼い娘を愛し、旅先での情事を忘れてしまいたい母親としての気持ち。

揺れ動く気持ちがジェニファー・ジョーンズの表情や
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

あったかで素敵な作品。ただ家族愛、師弟関係、合唱、恋愛、それぞれ良かったものの、それぞれ物足りなさも感じてしまった。ちょっと期待が大き過ぎたのかも。

メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.0

期待が大きかったせいもあるが、大して謎もないし、意外性もない。

最も残念なのは検視結果で真相が明るみに出た点。丁寧な聞き込み捜査と検視さえ行えば、何もメグレ警部が登場するまでもなかったろうと思う。
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バッド・トレジャー(2021年製作の映画)

1.4

トレジャーものが好きだし、メル・ギブソン出演だし、イーストウッドの息子となりゃ、面白くない筈がない!・・・と思ったら裏切られた。申し訳ないが期待の大きさの反動で点数は厳しくさせて頂いた。

まずトレジ
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

妹ジェーンは陰湿で狡猾。これほどまでに醜悪な老女を観たことがない。その一方で幼女時代の栄光にすがりつく哀れさを持ち合わせる。これを創り上げたメイクの力、鬼気迫る演技力は見事であると思う。

一方の姉ブ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この半年間、数本しか映画を観ることができなかった中、エミリア・クラークの主演作を2本。「ラスト・クリスマス」と本作。全く偶然に。

これら2本に共通するのはエミリア演じる主人公が明るく、元気で、楽しく
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

ゆるやかに展開し、ゆるやかに感慨深さが湧き起こる。

父親が娘を見る優しい目、語る言葉に嘘偽りはない、作品中の娘も、映画を観る側も全くそう信じていたが、実際にそうなのだが、実はそうではなかったところに
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スプリー(2020年製作の映画)

1.2

カートに天誅がと最後まで観てしまいって後悔。カート以上にフォロワーたちの方が怖い。

先入観を捨てて観ようと思い、U-NEXTの星印だけを頼りに観たが大失敗。やはりこのアプリの方の点数を頼りにしよう。

我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

3.0

ストーリーがやや薄い気もするが、戦後間もない時期で、三人の復員兵の心の機微を丁寧に描いた現実感ある作品ということと思う。

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭やラストに延々と続くダンスは申し訳ないが退屈でしかなく、前衛ダンスが主題なの?と思ってしまう。ダンサーの女性と若きソルジャーにも意味を見出せない。

ラビン首相の人間味と葛藤、政治家たちのやり取り
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で様々な映画を選び、その場で楽しめるなんて!何て有り難いことか!

・・・そう思っていたが危うく名作を見逃す危うさも実感。

というのは、たまにはラブストーリーで癒されようと思って本作品を観始めた
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透明人間(2019年製作の映画)

3.1

タイトルから容易に展開が読めると思いきや、謎に包まれ、ドキドキな展開。タイトルが違っていたら良かったのになぁ。

大勢の人がいるレストランで妹さんが・・・のシーンはショッキング。本作品のハイライトでは
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ロープ(1948年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックには当たり外れがあるなと思っていたが・・・残念ながら後者であった。私にとっては。

現代ならいざ知らず、この時代に、このプロットかと感心したが、ブラントンの異常ぶりがハイライトされただけの
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原題はブラインド・サイド。フットボール用語でクォーターバックの視界に入らないゾーン。中心選手の弱点をカバーするマイケル、そのマイケルを助けるリー・アン。

実話を基にした本作品は、どんなに有能な人にも
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.8

幸せだから微笑むのではなく、微笑むから幸せになる、その様をまずエマに見た。次にチャーリーに、やがて娘と息子へ。

微笑みがもたらす幸福が連鎖することに気付かされる作品だと思う。

群衆(1941年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全米であれほどの一大ムーブメントになるとは思えず、強引な設定と言わざるを得ない。

ウィルビーもアンもキャラクターとして中途半端で共感しにくい。悪役ノートンも中途半端。軸がぶれず、最も印象に残ったのは
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わたしは目撃者(1970年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

新聞記者登場後、ハラハラドキドキの連続・・・謎は深まるばかり・・・

ところが終盤に向けて失速。プロットと思われた最初の目撃、養子縁組、盲目ゆえにとらえた音、情事などつながらず。何より犯人の意外性のな
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お熱い夜をあなたに(1972年製作の映画)

3.7

ビリー・ワイルダー&ジャック・レモン!に惹かれ、その二人の名前以外、何の予備知識もなく鑑賞。

飛行機の中で洋服を取り替えたことが事件に発展!?と思ったら、さして何も起こらず。イタリア入国後の道中、女
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに良作に出会えた。

私たちは知らず知らずのうちに他者を不幸にしてしまっているのかも知れない。それら一つでは決定的でなくともそれらが連鎖して重なってしまえば最悪の事態を招く。いつか、誰かが、ど
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コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最近ダークな映画ばかり観ていたからかも知れないが、久々に感動した。そしてテンポの良い展開、バラエティに富んだ場面設定、掛け合いの妙で、これぞ娯楽作品!と終始楽しめた。

(赤ちゃんを工場で生産するとい
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

クワイエットなスリリングはノンストップでドキドキさせられっ放し。

強盗は論外だろう!と思いつつ、幼い妹と共に苦境から抜け出させてあげたい!と思いつつ、悲嘆に暮れる退役老人から多額のお金を盗み出すのは
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

2.9

終始飽きることなく、面白かったと言える・・・が、種々疑問が残ってスッキリしない。

ネイサンの結局の目的は何?独りで何が楽しい?AIやボディはどこでどうやって作った?あの広大な敷地は何の意味が?

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エリザベス∞エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.9

観終わった後に映画ポスターを見ると「欲望を満たす完璧なクローンのはずだった」とある。まるでネタバレではないか!

幸い、これを観ることなく、ひょっとしてクローン人間なのか?と思案しながら観ることができ
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.1

裏切られた。従って良かった。全く変な言い方だが。

どうなってしまうのだろう?嫌な展開にならなければいいが・・・なんて終始落ち着かない気持ちで観ていた。今思えば二人を見守っていたのかも知れない。

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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

陸軍に入隊し、空挺部隊に配属される迄は人間模様がコミカルに展開して面白かった・・・が、欧州へ転属となり、フランス人医師アンリと一緒になって以降は退屈。

アンリのキャラクターも中途半端で、破局に至る迄
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逃走迷路(1942年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全体を通してイライラ感、フラストレーションが蓄積し、最後まで解消されぬまま。

やはりヒッチコック作品はバラツキが大きい気がする。

最も良かったのは山小屋で暮らし、視覚障がいのあるシニアの男性。

反撥(1964年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

ポランスキー作品と相性が良くないようで、本作も苦手。

精神に異常を来していることがとっくに判っているのに、異常を想起させる描写が単調で延々と長い。特にあんなウサギの描写を何度も・・・途中からもういい
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逃亡地帯(1966年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

集団心理云々ではなく、単に粗野、傲慢、偏見、不道徳、そんな人々を延々見せられ、挙句、無力感に苛まれる。

マーロン・ブランド、ロバート・レッドフォード、ジェーン・フォンダの名前に惹かれて観たが、ニヒリ
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