まるこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まるこ

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雪の轍(2014年製作の映画)

3.7

パルムドール受賞作品
196分と長丁場

この作品はとても評価しずらい。
もちろん悪い作品ではないし、
全然嫌いではない。

ほぼ会話劇
そしてみんな仲悪い(笑)
言い争ってばっかり。

でもその会話
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ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

3.6

ヒッチコックの遺作

見てるだろうなと思いながら
やっぱり見てたらシリーズ

これが遺作かーってなります😂

もちろんサスペンスですが、
その要素も少ない気もします。

ワレサ 連帯の男(2013年製作の映画)

4.2

ワレサ議長
名前は聞いたことあったけど、
若すぎるころだし、どんな人かもよく分かってもなかった。

ポーランドがソ連の支配下にあって、
苦しんだ時代
電気工事士のレフ・ワレサは
頭角を表していく
何度
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.5

ゴダールが理解できるような人間ではないのがわかってて
またゴダール見てしまった。

やっぱり無理だったのを再認識しただけでした。
ファンの皆様ごめんなさい。

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.8

海軍のバダスキーとマルホールは
盗みを働いて刑務所に収監される若者を護送するというお話
ロードムービーですね。

聞けば40ドルを盗みかけただけ。
盗んでない。
盗もうとしただけの若者
それで懲役8年
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ダントン(1983年製作の映画)

3.9

1794年
フランス革命

ジョルジュ・ダントンとマクシミリアン・ロベスピエールとの対立を描いた作品

本当にごくごく短い時間を描いてます。

まず、ものを知らない私は
フランス革命🟰マリーアントワネ
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.8

実在した編集者と作家さんのお話

コリン・ファースとジュード・ロウなので
役者がいい。
二人とも上手い。

編集者の役割の大きさもよくわかる。

淡々と見るのによかったかなと思う。
もう少し好きそうか
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

末期癌患者の男二人が 
無茶苦茶するロードムービー

海がみたいって素敵だと思う
やったことは無茶苦茶だけど

さて、自分は何がしたいかなぁと思った。
とりあえず、登ってない山に登りたい🏔️

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.9

映画館で確実に見てるのですが、 
どうしても思い出せないので😅
再鑑賞

おじいちゃんのロードムービーって
100%私の好み

実話ベースとは凄すぎる

暖かいほっこりのお話ですね。

でもきっとそこ
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

3.8

アマプラの終了の数時間前に、彼女の作品を2本見てからの鑑賞

その2本を見てからでよかった。
裏話がたくさんわかった。

そして、いろんな作品の裏話

彼女の写真家としての写真が
とても好きだった。
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

まずFilmarksのあらすじは❌
書きすぎだから読まない方がいいです。

タイトル‥‥どうよ?

後味悪すぎて
ここからまだなんかあるんじゃろ??
いや、ないんかーいって

このラスト酷過ぎて
2点
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五線譜のラブレター DE-LOVELY(2004年製作の映画)

3.7

作曲家コールポーターと妻リンダの伝記映画。

ミュージカル形式になってる感じもする。
ミュージカルって苦手だったのは過去のものだなと思うようになりました。

コールポーターはゲイ
これは当時も有名な話
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

4.0

「ヌーヴェル・ヴァーグ」の始まりとも言われてる作品みたい。

本当に淡々としてる。
イタリアの漁村の人々の日常。

1組の夫婦は夫の故郷で
これからのことを二人で語り合ってるって感じのが基本的なところ
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遙かなる帰郷(1997年製作の映画)

4.0

アウシュビッツから帰還するイタリアのユダヤ人のお話
ジョン・タトゥーロ主演。

アウシュビッツの後、やっと自由が手に入ったかと思われるが、そこから簡単にイタリアまで帰るれわけではない。
その苦悩が描か
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題名のない子守唄(2006年製作の映画)

3.6

トルナトーレ作品となると
どうしても期待して見てしまう。
珍しくサスペンスである。
とっても重苦しいし、
見ててしんどいところもある。
期待しすぎはよくないよって典型ね。

公開当時映画館鑑賞分

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング(2004年製作の映画)

3.9

ベネ様見たさに。
ホーキング博士のお話

大学時代にALSと診断されて
苦しみながらも研究に没頭して
素晴らしい論文を発表する

実話ですもんね。
ベネ様はよく似合ってて、
適任でした。

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.8

昔を思い出すような暖かいドキュメンタリーでした。
昔はこうやっていろんなお店があって、
商店街にも人がいてって感じだったなぁ。
香水屋のご夫婦が大好きでした。

残像(2016年製作の映画)

3.8

アンジェイ・ワイダ監督の遺作

第二次世界大戦後のポーランド
ソ連、スターリンに逆らうことのできない共産主義へと突入
画家のヴワディスワフ・ストゥシェミンスキを描く
迫害されても、自分の信念を曲げず、
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ジョーンについて(2022年製作の映画)

4.0

イザベル・ユペールの映画だなって感じ。
まさにハマり役

人生をゆっくり受け入れていく映画かな

余韻がとても好きな映画でした。

なんか変な日本人が😅

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

3.9

宗教的映画です。
可愛い可愛いマルセリーノは
生まれてすぐに修道院に捨てられてて
修道士12人に育てられます。
いたずらっ子で元気に育ったマルセリーノが見つけたものは。

イタリアのキリスト教のお話を
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.6

タルコフスキーは「ノスタルジア」に続く2作目
とにかく長いから映画館なら確実に寝てた自信ある😅
原作は未読ですが、原作者をかなり怒らせたとのこと。
いま日本では原作ものの映像化で問題が起こってますね💦
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カティンの森(2007年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦中のポーランド
将校、医者、教師など
二万人以上がソ連軍の捕虜となり
虐殺される
「カティンの森事件」

思ってたより、淡々と描かれていた。
アンジェワイダ監督のポーランドへの思いが
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コルチャック先生(1990年製作の映画)

4.2

この作品は
昔々、広島の基町クレドで
岩波ホールの映画を上映している時に
館長の高野悦子さんのお話を聞いてからの鑑賞
とても感慨深いものでした。
高野悦子さんはアンジェイワイダ監督との対談の内容をたく
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.8

フランス映画を見始めた頃だったと思う。
この独特の雰囲気に酔ってた感じはあったのかもしれない。
今見たらきっと違う感想なんだろうな。
当時すごくオシャレ映画みたなと思ったもんです。

公開時映画館鑑賞
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

今頃鑑賞(笑)

無茶苦茶だけど面白かった。
ただ人死にすぎ😅
犬可愛い

なんて感想だ🤣

シャイン(1996年製作の映画)

4.3

オーストラリアのピアニスト
デイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた伝記映画

厳格な父に育てられ、一流のピアニストになることを強要され
精神を病んでいく主人公
ラフマニノフは弾けるピアニストも少ない
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.7

とっても不思議な作品だった。
今までに見たことない感じ。 
何が現実で何が幻想か
人間は何を求めてるのか。

こんな未来は嫌だな(笑)

半分アニメーションです。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.1

カウリスマキ作品の中では少し異色?な気がした
日常生活みたいなのが多い??のに 
不法入国者を助けるお話だからかな?

映画館で見たものを久しぶりに再鑑賞

本当にいいお話
ジャケ写もとても好き❤️
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陸軍(1944年製作の映画)

4.0

1944年
第二次世界大戦真っ只中

軍のプロパガンダとして撮られた作品

でもね、圧巻のラスト
反戦映画ですよ🎬

木下監督の思いがこもってます。
田中絹代さん流石ですね

“教授”と呼ばれた男(1986年製作の映画)

3.7

トルナトーレ監督のデビュー作
イタリアのマフィア「カモッレ」の抗争
実話が元になります。
何十年かぶりの再視聴

ささいなことから人を殺してしまった男
刑務所の中で「教授」と呼ばれ
どんどん権力を持っ
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.9

アマプラのまもなく終了の中にあったので
視聴
ウッディアレンだしなぁ、観てるんじゃない??と思いながら
やっぱり観てた。
2回目の視聴

これ苦手な人も多いだろうなぁと思うけど
ウッディアレンとのやっ
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セラフィーヌの庭(2008年製作の映画)

3.8

フランス人画家、セラフィーヌ・ルイの半生

お恥ずかしいですが、全く知らない画家さんでした。

主演のヨランド・モローさんの演技が素晴らしかった✨✨
彼女がインスピレーション的?に書く絵の素晴らしさ
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1945戦場への橋 -ナチス武装戦線-(2008年製作の映画)

3.5

敗戦濃厚なドイツ

兵士が足りないからと少年も駆り出される。
ろくに訓練受けていない少年兵たち。
橋を守るように言われた7人の少年兵が
アメリカ軍相手に闘う。

もうこの時点でドイツの負けは決定的
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みんな元気(2009年製作の映画)

4.1

トルナトーレ監督が東京物語へのオマージュとして撮った作品のリメイク
これだけで見るかどうか悩みそうなんだけど(笑)
アマプラにあったので見てみました。

子供たちの元を父親が尋ねる旅
まあ、東京物語で
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.9

公開当時映画館鑑賞分

この手の映画って得意じゃないと思ったんだけど
勤務する映画館でかかってたので
見た作品ですが、
すごく気に入って、旦那にも来させた映画でした(笑)

イヨンエが美しいから成立し
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暖流 (再編集版)(1939年製作の映画)

3.8

戦前の映画

昔の奥ゆかしい美学っていうのかな。
みんなぷんぷん色気あって
本当に素晴らしい。

病院の再建をさせる男と
そのお嬢さん
そして看護師、医者

ただ、私はラストはうーんかな。
この時代に
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