万事絶好調さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

万事絶好調

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.7

公開時に見て、あんま覚えてなくて、名作『スティルウォーター』見たあとにスポットライトの人か!!ってなって再見。
マークラファロさんが調べものに突っ走る系映画。ダークウォーターズでも調べまくってたラファ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.2

ざっくり言うと何ひとつとして予想外のことが起こらない。音楽が多すぎて、「はい!ここで感動してください」みたいな演出はどうかと思う。人間ってこんな単純なのかという疑問もある。
けどクマがかわいいのでワク
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7月の物語(2017年製作の映画)

5.0

最高に愛おしい映画。モレッティ2本からの勇者たちの休息からのこれ、で、最後に特大のご褒美いただいた気分。
べったり寄り添うでもなく突き放すでもないんだけど、失敗ばかりで滑稽な人間への愛に満ちている。心
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勇者たちの休息(2016年製作の映画)

4.3

ロケ地がまずすごいし、出てくる人皆おもしろい。
そんでやっぱ自転車!!映画に最適な速度って自転車or蒸気船or馬だと思うの、という私の偏見に満ちた持論を助長してきた!(トップガンとか速すぎてなんも捉え
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サミュエル・フラーのシャーク!/ザ・シャーク(1969年製作の映画)

-

私がめちゃくちゃ苦手なバートレイノルズ×好きな映画監督ランキング10までには入るサミュエルフラー!
なんでかバートレイノルズのドアップが多くてかなりキツかった。市場を荒らし回るのも「迷惑だからやめとけ
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3つの鍵(2021年製作の映画)

3.6

親愛なる日記のすぐあとに見たから、作風が全然違くてビックリ(それ以外のナンニモレッティ作品は見たことない)
停電シーンのロウソクが美しかった。ラスト、花柄ワンピのお母さんに吹く風も印象的。
転機みたい
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親愛なる日記 レストア版(1993年製作の映画)

3.0

15年ぶりくらいに鑑賞。とにかく間断なく喋るのがやっぱりうるさかった。作風云々ではなくこの人の性格なんだろうから、言っても仕方ないけど。

危険な女(1959年製作の映画)

3.5

川辺で渡辺美佐子さんがサンドイッチ一気食いしてゴミを川にポイ捨てする映画。(このシーンやたらおもしろい)
芦田伸介さんは失礼ながら主演の顔ではないのでは…?圧倒的な画面映えしなさ。役が合ってないだけか
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日本侠客伝 浪花篇(1965年製作の映画)

3.7

流れ者の健さんが、組織内で急に重要なポジションを得るのがなんか不可解というか違和感というか、健さん違うだろ、と思っちゃう!そして終わり方がアッサリしすぎていて物足りない(ドスの長さも物足りない)!!鶴>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

2.9

あの芝刈りはなんらかの有益な労働なのか、それともわざと無益なことをさせて尊厳を奪っているのか??必要性を感じない謎労働を終始やらされているが、別に牢屋に入れられるでもなく、ホンワカした気楽な囚人生活に>>続きを読む

昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

5.0

こんなに昭和残俠伝シリーズが好きなのに、タイトルと内容を一致させられる作品はごくわずか!そんでこれはその筆頭。他と混同しようがない、至高の健さん、至高のだし巻き。他の作品だとあまりに大ゲサな演技が気に>>続きを読む

風前の灯(1957年製作の映画)

2.1

あまり見てこなかった木下惠介さんに向き合うぞ!第一弾
短い作品なのに飽き飽きしてしまう、不思議なつまらなさ。こんな素晴らしい主演コンビを迎えておいて…。コメディにしたいのかもしれないけど笑えないし、キ
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昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967年製作の映画)

4.5

そめちゃんが纏を持ってフレームインしてくるカットがめちゃくちゃかっこいい!泣ける!
超久しぶりに見返してるから確かなことは言えないけど、重吉さんが刺青してるの、シリーズ中でかなりレアなのでは??
津川
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昭和残侠伝 唐獅子仁義(1969年製作の映画)

4.5

一時期どハマりして、写真撮るとき結構「お控えなすって」のポーズしてたわ。(恥ずかしいわ)
この作品では道行の(重吉さんと合流する前)編集がかっこいい。これでもかと健さんを重ねつつ寄ってくる。主題歌の♪
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マジック(1978年製作の映画)

3.7

アッテンボローさんこんな変な映画撮ってたんか!!撮影やライティングがシブいし、これを見たら誰しもがいっこく堂さんの精神状態を心配すること請け合い。脚本はゆるいがなんせアンホプさんが頑張っている!人形の>>続きを読む

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション(2018年製作の映画)

-

ロックのドキュメンタリーは結構見るんだけど、映画なのか情報番組なのかよくわからないものがほとんど。この作品に関して言うと、
話題が多すぎて&展開が早すぎて、今なんの話してんのか混乱しやすい
インタビュ
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処刑男爵(1972年製作の映画)

2.3

ジョセフコットン様見たさでの鑑賞。なかなか出てこないので焦った(お年をまぁまぁ召されてもめちゃくちゃかっこいい!!大好き)
前日に初めて見たバーヴァ作品(ブラックサバス)がおもしろかったので期待して見
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果しなき欲望(1958年製作の映画)

4.6

殿山泰司加藤武西村晃小沢昭一が穴掘るってだけでもう面白いの確定!穴掘る映画はたいてい好き!悪事のためにせっせと穴掘って泥にまみれるの、なんでこんなおもろいんだろう!渡辺美佐子さんも色気たっぷりで最高!>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

5.0

増殖する花嫁、愛に向かって全力疾走するキートン、数年ぶりに見たが相変わらず唖然とするしかない!
映画にしかできないことをキートンは本当に的確に捉えて表現している感じがする。すごすぎる!はじめの犬の成長
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ブラック・サバス/恐怖!三つの顔(1963年製作の映画)

3.8

大好きなボリスカーロフさんが…!イタリア語アフレコされとる…!なんかウケる。イタリア語が似合わない。(イタリア映画でなきゃボリスカーロフさん使ってあの終わり方も無さそう)
マリオバーヴァ監督の映画を初
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

1.1

終始どうでもよさがすごい。しゃべり散らしてるだけ。ずっと嘘を見てる感じしかしない。『大砂塵』を引用されたことにすらイラつくわ。トマトは綺麗だった。

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

5.0

完璧オブ完璧なショットの連鎖!!!!!!!亡霊たちの歌声。

サブマリン爆撃隊(1938年製作の映画)

3.9

登場人物がなぜかあまり覚えられず、混乱しながら見た!(朝早くからケンタッキー並んで、見て、余韻に浸りまくったあとギヨームブラックのやさしい人見てダッシュでヴェーラに行ったので、緊張の糸がふと緩んだのか>>続きを読む

やさしい人(2013年製作の映画)

4.8

犬が……!映画に集中できないレベルでかわいすぎる!!ベルナールが詩を読むシーンずっと見てたい。あと終盤、クリスマスの夜、ヴァンサンマケーニュが弾き語りしてベルナールが変な合いの手いれるのももう奇跡を目>>続きを読む

香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)

5.0

ずうっと余韻に浸ってたい!
草原へ新婚旅行!お花のなかからこどもが生まれてくる!
額のマーク(絵の具で描いた?)がワリと杜撰なのもおもしろいんだけど、なんかもう馬そのものの存在感に終始ウットリしてしま
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男の敵(1935年製作の映画)

5.0

ヴィクマクの巨体が終盤ついに画面を覆いつくす!ショーウィンドーに飾られた船の模型を見て、自分ら結婚式の幻影(に吹く風!!)を見てしまうほど夢見がちで浅はかで愚かなヴィクマクがたまらなく切ない。密告から>>続きを読む

三人の名付親(1948年製作の映画)

5.0

こんなにも過酷な状況にさらされるジョンウェイン初めて見たかも?吹き荒れる強風、赤ん坊を守りながらもゴロンっと倒れて諦めかけるジョンウェインが見る幻影、聴こえる幻聴に涙を禁じえない。聖書すらも投げ捨てる>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

2.5

フォーシーズンズ歌ってめでたしめでたし〜みたいな終わり方がどうしても気に入らない。
ケヴィンベーコン🥓はめちゃくちゃ頑張ってクソ野郎の芝居をしているが、あまりにニュアンスを欠いているというか(🥓は悪く
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.1

悲しみは、使い古された喜び。ヒゲモジャのオッサンのセリフ。このオッサンの寂しさがたまらない。かわいく愛おしく見えてきてしまう。
基本的にオッサンふたりしか出てこない(あと犬。ルーシー!)が、画面は豊か
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放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)

4.3

パンでっかい🍞
絵画的な構図で、たまに小津っぽい正対の切り返しがある(パンとかはする。このパン🍞ではなく首振りのほう)
崇高。

ピロスマニ・ドキュメンタリー(1990年製作の映画)

-

教科書的。ずっとずっとナレーションで進行していくので、お勉強にはなるがあまりイメージとして記憶に残らない。これは映画なのか、なんなのか?

ピロスマニのアラベスク(1985年製作の映画)

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ピロスマニのこともセルパラのこともそんなよく知らないので、たぶんあまり分かってない
なんかおどけたようなご婦人が出てきたり、『ピロスマニ』の荒涼としたイメージとは隔たりのある豪華で美しい世界

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.2

特に目新しい視点もなく脚本ゆるゆる。オクタヴィアスペンサーの演技というか存在感は素晴らしいと思う。親の代から繋がってる田舎、イヤ!

SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

1.5

昔のアンビリバボーみたい。映画という感じはしない。D.O.A.と同じ日に見たのでよくわかるが、同じフッテージを多用している。のは良いとして、この作品内だけでも同じ素材が繰り返し出てくるのはどうなのか。>>続きを読む

D.O.A.(1980年製作の映画)

4.5

別に反体制を目的とした集団とかではなくて、言いたいことを大きい声で言ってるだけ!
ピストルズがめちゃくちゃかっこいいのはもちろんなんだけど、あまり見たことなかったシャム69のライブパフォーマンスがかっ
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.3

すごいんだろうけど好みではない(あわただしすぎる)。
カーチェイスくどくてビックリ!ヒロインの90年代感がむしろ新鮮。いろんなかっこつけた演出が今みるとダサダサで、かっこつけるもんじゃないなぁと思うね
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