このレビューはネタバレを含みます
岡村さん、すいとるゾウに非常によくはまってます。
最初こそ顔がよぎりましたが、後半は消えて、完全にすいとるゾウの声になっていました。
今後声優の仕事、増えるかもしれません。
今回ばいきんまんにフュー>>続きを読む
怪獣、モンスターの映画としては、おなか一杯に楽しめる。
贅肉がかなりそぎ落とされている印象で、詰め込まれているなと。
ただ、詰め込まれているというのは、本当に詰め込まれているという感じで、リズムが>>続きを読む
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まず始めに、原作は一度だけ読んでいる。
それは「デューン 砂の惑星」のみ。
なので今作まで描かれる内容は、一応頭には入っている上での鑑賞。
一つ言えることは、この作品は前作程主人公に寄り添っていない。>>続きを読む
この作品はアニメ作品の最終話の続きとなっているため、アニメを見ていなければ楽しむことは難しいだろう。
観る人を選ぶ作品となってしまっているのがもったいない。
弐瓶勉の世界観にSF要素は必須だと思う>>続きを読む
三部作の三作目、再上映でのIMAX鑑賞もこれにて最後。
大袈裟でも何でもなく、すべてのシーンが見どころと言っていい。
そう感じたのも、スペシャルエクステンデッド版(250分)を見ることに慣れてしま>>続きを読む
旅の仲間に続き、IMAXにて鑑賞。
「ここで骨折ってるっ」とか「ここでピーター・ジャクソンっ」など余計な感情を交えつつ
ヘルム渓谷での戦いも良いが、毎回感情を持っていかれるのはエントの行進、人間よ>>続きを読む
IMAXにて鑑賞。
「ロード・オブ・ザ・リング」を映画館で見るという喜びをもう一度味わえるという、この機会を逃す手はない。
しかもIMAXという当時は味わえなかったハイクオリティな環境で。
これ>>続きを読む
毒っ気の強い作品。
扱っているテーマは重いものだが、見せ方は娯楽性がある。
それで成立していればよいが、全体としては少しいびつな印象。
もっと娯楽性のあるものに振り切るか、もっとシリアスに描くか>>続きを読む
いじめとその周辺で起きることが網羅されている。
これといって非の打ち所がない完成度。
多面的に人間をとらえているので、人物に深みがある。
全体の構造が秀逸で、その極めつけが、起きた変化を構図のみ>>続きを読む
その鋭い眼光と、気骨ある振る舞いで、この人なら何とかしてくれそうだと信じたくなる。
内容も観る側も彼女に引っ張られていく。
とにかくやきもきする。
置かれた状況を考えると腹立たしさとともに、同情>>続きを読む
体感的には、アミューズメントパークのような楽しさがある。
いくつもの乗り物に乗って、それぞれに楽しんで満足させて帰らせてくれる。
イメージ次第でその温度感に戸惑う部分もあるが、結果的には納得、一つ>>続きを読む
通常は希望が持てそうな人物が、希望につながらないというのが、ありがちな中でもひねりが効いている。
ムードが良く、比較的ポピュラーな演出ではあるが、下手な感じはしない。
都合の良い行動が目に付くのと>>続きを読む
「ボーダー 二つの世界」で強烈な印象が残っている、アリ・アッバシ監督作。
前作と似た部分もちらほら。
一定の温度で常に不穏という、ある種一番嫌な気分になるこの見せ方、嫌いではない。
やりすぎず、>>続きを読む
上質なミステリー。
最初から最後まで常に物語が展開し続けている。
テンポが良く、収まりもよい。
話が進むにつれて可能性の広がりは徐々に集約されていく、のは当然だが行き止まりが見えてしまったのが残>>続きを読む
感情は常に抑制的で、ドキュメンタリーのよう。
ドラマチックになり得そうでも、展開で緩急をつけようとはしていない。
それだけに感情の解放が起こった時、より何かを訴えかけてくる。
観る側も彼女と一緒>>続きを読む
土地と生活に根差した物語で、そこで生きているリアリティを感じた。
演出は控えめでありつつ、効果的な暴力描写もある。
夫婦の関係性が、微笑ましくも頼もしく、その魅力がドラマの中核を担っている。
作品を作る趣旨を維持しながらも、バランスもとられていて、かなり注意深く脚本が作られているなと。
下手をすると両陣営からも批判されかねないものを、作品が持つメッセージを維持しながら、映画としても面白く>>続きを読む
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どうもこの作品の主人公は金で、終始金の行き着く先をたどっていったように思う。
出演者の顔ぶれが豪華、そのため自然とシーンが画力が生まれている。
特にシリーズを熱心に追いかけていたわけではないので、やんわりとした記憶の中鑑賞。
シリーズ初見だとしても問題なく楽しめる。
ドラマ部分がしっかり作られており、むしろ悪魔との攻防は控えめな印象。>>続きを読む
これはミステリー作品の中でも、大多数の人が面白いと思える裾野の広い作品だと思う。
一部の人には面白くても、ジャンルの中で特化しすぎると、多くの人が楽しむことはできなくなる。
その点この作品は、突飛>>続きを読む
物語は3本の柱で成り立っている、故に主人公は3人だが、誰か一人に絞った方が良かったかもしれない。
全体のボリューム故に話はサクサク進むが、人物の感情もサクサク進むため、感情移入が追い付かない。
そ>>続きを読む
王道を行くメインストーリーも良いが、語りきられていないサイドストーリーを深掘りしたくなる。
修正が掛かるほどの痛々しい映像は、この作品に一定の凄みを与えている。
観ていて心地よくはないが、修正は無い方が良い。
幼さが表れる所にコメディ要素を感じるが、反面恐ろしさにも通じている。
ただ話>>続きを読む
海の伝承、伝説、言い伝え、灯台守を題材にした映画の共通点は、海に対する畏れかと。
今作でもその縁起が、大きな転換点となっている。
あまり論理的に理解しようとしても、答えは見えないように思う。
見>>続きを読む
分かりやすく、頭を使う必要はない、悪く言えば大味。
3つほどのジャンルが組み合わさっているように見えるのだが、明らかに消化しきれていない部分がある。
炎の中に降下してゆく、消防隊員の姿をもっと見た>>続きを読む
ドラマチックに見せようとはしていない。
テスラという人間自体にフォーカスしているようで、その姿勢は真摯なものだが、ストーリーとしての魅力はあまり感じられない。
彼はあまり話さないし、感情も表に出さ>>続きを読む
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雪景色が印象的。
そこまで暗いトーンではなく、単調で物静か。
ただ要所で見られる意味ありげな見せ方が、観る者をミステリーに誘う。
クライマックスによってただのミステリーに収まらず、作品を一つ上の>>続きを読む
そういえば昔、「チャンプ」という映画が感動する映画だというので、見た記憶がある。
ただハードルが上がってそこまで感動しなかった記憶もある。
人はわざわざ涙を流したり、悲しい気持ちになる作品を見るこ>>続きを読む
しっかりと嫌な気分になれる。
明確に語られず、想像する余地が残されている。
話のテンポはゆっくりでも、集中力が途切れるということは無かった。
ただ怖い、おぞましいというだけでは終わらない。
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とある町の暗い側面が解消される、というのが作品の中にある、救いといえるが、それによって明確に主人公に救いがもたらされるわけではない。
そこにモヤモヤ。
精神的な解消に対し、肉体による解消という対極>>続きを読む
丁寧に家族の様子が描かれていて、感情移入がスムーズに進む。
魅力的なキャラクターが、ドラマを明るくしている。
大まかには、その土地に馴染むことが描かれているが、その中でもそこで暮らす家族に焦点を絞>>続きを読む
この作品はなるべく情報を入れずに観るべき映画。
最初に感じる感情と、最後に感じる感情、同じ人物でも随分違う。
割と辛口でストレート。
普通ではない雰囲気を醸し出す、最初のシーンでかなり惹きつけられる。
その推進力で最後まで興味深く観られた。
詳細なベルリンの都市計画の話が、作品とどこまで繋がりがあるのか、は分からなかった。
そ>>続きを読む
巧妙に作られた構造と、作品に込めたメッセージ、その両方が生かされ成立している。
そのアイデアが良い。
RZAは良い役を得ましたね。
アーティストの傍ら、役者としても活躍する彼に、不思議と惹きつけられる。
続きも観たい。
映画って楽しいものなんだと再確認した。
シアーシャ・ローナンを目的に観たが、役作りはどちらも素晴らしかった。
伝記とは少し違った内容で、当初イメージしたものではなかった。
ドラマとしてはシンプルで、静けさが漂う。
より伝記に近い形の物>>続きを読む