一作目としては異常なレベルで作家性が確立されている、やば
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実話ベースで記録と記憶を間に描くアメリカ英雄譚ということでイーストウッド!な一作。90分の中でミニマムかつ簡素に紡がれていく中で最大の盛り上がり所がシミュレータ実験なのが凄い。傑作すぎ。
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ギトリのテンションで100分を超える少し厳しさはあるが、勿論面白いは面白い。占いで自分たちが幸せではないことにに気づいてしまう村人と蚊を退治するシーンは良かった。あと最後突然始まる労働讃歌にも笑うしか>>続きを読む
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イースウッド映画の登場人物はいつだって傷だらけだけど、これはその傷との向き合いの映画。こんなあらすじで極めてかっちりとしたヒューマンストーリーに仕上げてるのは凄すぎ。原案はスピルバーグとのことでその感>>続きを読む
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いつも通り”アメリカ”らしい市井の人々の英雄譚。サムロックウェルのスレた白人像とイーストウッドの相性は当たり前に最高。オリヴィアワイルド序盤のグッドビール感からの号泣改心までスピード感が早すぎて笑った>>続きを読む
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まず何もミステリーでもサスペンスでもない。まぁ魅力的なアクションがある映画でもないのでそういうことにしたんだろうけど。なんか3人くらい幽体離脱する能力も謎。まぁでもキャスティングからして軽いB級映画を>>続きを読む
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母親の視点からは強烈な体験の連続ながら客観的な話の流れとしてはふわっと淡々とと進んでいくのが面白い。偽子供はあっさり現れあっさり帰るし、裁判が始まれば特に波乱もなく完勝。そのカタルシスの無さが実話とい>>続きを読む
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ギミックが面白い、クリーニング屋、空港、修理工場。特に滑走路はヒートみたいだった。夜のLAなら映画だし。この頃から30年以上も世代交代の話やってんのヤバすぎ。あと謎の浮気シーンが変態さがイーストウッド>>続きを読む
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メキシカンの心臓を持ったイーストウッド。ストーリーだけ見るとベタなどんでん返し脚本だけど、それだけで終わらない繊細さがイーストウッドにはある。
あと殺人シーンがめっちゃ好き。あんな極めてシンプル、簡素>>続きを読む
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久しぶりに見た、カメラワークはこれが一番良い、発生した事象に対しての説明は徹底的に省いているものの、神視点的なカメラワークとバリーコーガンの怪演で走りきってる。
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まぁトニスコ作品ではそうでもない気もするが、面白いのは間違いない。ブチギレトラボルタが永遠に緊張感を強いてくる。アンストッパブルでもあるパトカーと一緒に爆走チャレンジ楽しすぎ。
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トニスコにしては盛り上がりに欠ける印象
。演出が変に凝っているし、展開が複雑なので終始フワフワしている。途中と最後の爆発シーンは良かった。まぁ基本ブロマンス的な関係しか描けなそうだし、やはり女性主人公>>続きを読む
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グニャグニャ演出は新鮮。子役ダコタをひたすら映し続ける前半は長いしキモいがそれ故に後半のトニスコらしい過剰な暴力の説得力になる。それにしても父親の自殺を促すシーンとか相当ヤバいな、何となくリズムに乗っ>>続きを読む
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ドキュメンタリーに協力する序盤は退屈な気もする(この長さが後半の感動を引き立てている部分はあるだろうが)けど、帰宅→老人ホームの場面は本当に豊かな時間だった。みんなで歌を歌うシーンも食堂での再会のシー>>続きを読む
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夜になった事務所、トンネル、歩道橋とパッと思いつく部分だけでも息を呑むショットが多すぎる。そしてそのショットたちに固執することなく、淡々とテンポ良くカットが紡がれていく。決定的な部分を描かずに日常のふ>>続きを読む
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エリセによる優しい光が濃厚な死の匂いを映し出す。と言いつつも、やっぱりアナトレントのGOAT級の可愛さがこの映画を伝説たらしめているんだろうな。あと序盤の電車ポスト?に手紙を出すシーン、奥行きのあるシ>>続きを読む