さかなさんの映画レビュー・感想・評価

さかな

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・欲望ぜんぶ盛りのマーラー交響曲9番

・ラスト30分ごろまではかなり好みだったが最後に垣間見える願望が濃すぎてややしんどかった

・墓に眠っていた自分を掘り起こし貪ろうとする、創作のタネにまで寄って
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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比喩について、コリンファレルの眉毛について、景色についてなど色々頭を巡りつつ、自分にとってのMVPは意地汚くて可愛いロバと体幹グニャグニャ演技が神がかっていたバリーコーガンのふたり

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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年末家でゆるっと見るにはちょうど良い
フィリップ・グラスの時報がそれっぽくてウケた(まさか本当に依頼した?)

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「フランケンシュタイン」(2011年製作の映画)

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ジョニーリーミラーが怪物、ベネディクトカンバーバッチ博士ver.

人気の作品なのでわくわくしていたのだが…シーン同士の繋ぎが唐突で(こういうスタイルと気付くまで省略版を観ているのかと思った)、役者さ
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

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内容に加えてテイラーの私服にしょっちゅう猫毛が付いており、だいぶ彼女を好きになってしまった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

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丁寧に設計されたであろう演出や構図が気持ち良いし、ホアキンの演技もさすがだった、でも心のどこかで「この映画の舞台ゴッサムシティじゃなくても良くない?」と思ってしまう自分がいる。面白かったけど!!

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キャッツ(2019年製作の映画)

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バレエ5割・テイラースウィフト3割・ジェニファーハドソン2割な印象でした。
15歳ころに1度日本語のミュージカルを観たきりで、この歳で改めて『メモリー』の歌詞を噛み締めた。号泣するしかない。

新曲の
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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愛すべきB級クソ映画。ニコラスケイジの安心感よ。脚本からテーマソングまで、ベロベロに酔った状態で爆笑しながら作ったのでは?

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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開始数分でクーパー・ホフマンの眩しさに涙腺がゆるむ。良い目をするなあ。ジュークボックスのように脈絡は無いがパンチのあるエピソードが次々飛び出す。脇役のサイコ野郎どもをノリノリで演じるベテラン勢もよい。>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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安心感のある胸熱展開が楽しかったけれど、プレイングマネジャーの成れの果てを見てしまったようで終始「ぐええ」と呻きたい気持ちだった
でも熱かったことには変わりない

サイクロンのまつ毛に見覚えが…と思っ
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トップガン(1986年製作の映画)

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オリジナルのほうを今更観た。なるほどこれがトムクルーズ。もはやトムクルーズのPV. スリリングな演出なのに安心感が凄い
自分の中でトムクルーズのカテゴリが「スケールの大きいキムタク」から「キラキラの映
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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文章を書くことで他人を理解し、自分を知っていく過程がしみじみ良かった
紋切り型の台詞を見飽きている中、真摯な言葉が刺さる
思春期に世界観を分かち合う人がいるのは幸せだ

郷愁、憧憬、感傷的になりすぎな
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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出だしからザ・村上春樹〜!だが、静寂が心地よい映画だったので劇場で観てよかった。多言語でぶつかり合い理解し合う不思議な感覚。起伏が少ないストーリーなのに何故か緊張感があり3時間を短く感じた
それにして
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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アニヤテイラージョイの歌声を最初に聞いた時、カーディガンズのニーナかと思った。アニヤの方が少し低いものの声質や節のつけ方がよく似てる

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