tsnさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

誰にも感情移入はできなかったけど、ニューヨークの街の映し方がとっても綺麗なのでそれだけでも見る価値はある。
ちょっと駄目なティモシーがウィスパーボイスでピアノを弾き語る場面、みんなが彼に夢中になるのも
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.5

ラストのテニス鑑賞シーンは二人の感情の変化や成長ぶりを感じられる一番の山場。
照りつける夏の太陽のもと、アマンダのブルーアイが美しすぎるほどに美しい。一番胸に迫るシーンだった。
大切なひとを失った二人
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.0

8月中に見たくて見た作品。
時代性もあると思うけど、やけに説教っぽくてあまり馴染めなかった。諭されている感。
最後、何かのスイッチが入ったように雨の中歩み続けるお婆ちゃんの姿には畏怖を感じた。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

周りはどんどん変わっていくけど自分だけは変われなくて、もがいてみるけど未だに何も得られなくて、そんな20代後半を見事に表している。ドンピシャの年齢で見ていたら最後まで見切れなかったかもしれない。
それ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

パリの街並みがあまりにも美しすぎる。設定も相まって夢現な映像美。
理想を追い求めることは時には後退にもなるけど、ずっとそこに浸っていたいという気持ちもすごく分かる。
飾らないレアセドゥもチャーミングで
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

深夜にポテチとジンジャエールをお供にダラダラと見たい映画。

ターミナル(2004年製作の映画)

5.0

空港という枠の中だけでこれだけのエンタメ要素を盛り込んでいるのが素晴らしい。
主人公の温かな人柄が起こしていく数々のドラマに心打たれる。
手に入れた最後のサインを胸にタクシーで空港に向かう場面は感無量
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

大真面目にやってるのはわかっているけどあまりに不死身すぎて、これ笑い取りにきてる?ってなった。狂気。

ラストの爆発寸前の沢田研二、彼の魅力である不気味な妖艶さが存分に生かされている。粘着質と色気と異
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.5

本当に苦しくなった。
愛しているのに一緒にいられない。一緒にいられないのは自分のせいだと自己嫌悪する。救いがなかった。けれど、それでも自分の信念を時とともに強めていくロランスは人物像としてとても魅力的
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

ぼそぼそと耳元で何かを発するだけで震え上がる怖さ、これが松田優作か。
街や建物の撮り方が無機質なのも相まって全体的に重苦しく、独特の食卓の描き方が映像として強烈に記憶に残る。
ただ、これらの演出は最後
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

みんな頭では血の繋がりなんて関係ない、大切なことはその人が幸せでいられること、ってわかってるけど、この物語のように、いざ選択を迫られる側になったときに、どれだけの人が関係ないって言い切れるだろう。>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

5.0

誰が見ても楽しめるけど、あえて大人のためのお伽話と言いたい。嘘だって脚色だってなんだって、それは誰かを楽しませたいという純粋な気持ち。お父さんのそういう人間性にあったかい気持ちになる。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

主人公は落ち目のバンドマンなんだけど最高にクール。息をするように嘘をつくところや、バレることに恐れを抱いてないところが見てて気持ちいい。
宿題としてCD配るシーン大好き。あと、エンディングも。

この
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

一線を超えるか超えないかの瀬戸際を常に歩きながら絶対に超えない二人がとてもクール。お互いに間違いなく同じ感情を抱いているし、境遇だって同じなのに絶対に失落しないという固い意志、その美学に痺れた。あまり>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

3.5

全盛の二人が最高。
色褪せないフィルムってあるけどまさにこの映画がそうだと思う。
話の展開とか細かいところは目を向けず、主演の二人の魅力を存分に楽しみたい作品。