つかささんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

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待ちに待った公開。

ナターシャにとっての家族はアベンジャーズ だけ・だと思っていたけど、もうひとつの家族があって、幼少期に過ごした擬似的な家族ではあったけど絆はちゃんと繋がれていた。

バラバラにな
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.7

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キリスト教弾圧の酷さも描かれているけど、ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)の生き方の話・だと思った。

自分が信じて生きてきたものがあって、日本にも隠れて同じものを信仰してる人たちがいる。

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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

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交番勤務を明日に控えた警官なつめがバカな弟がきっかけで車両事故を起こし、自身は失明、弟も帰らぬ人となる。
3年程経ち誘拐現場に遭遇。警察に事情を説明するが、目が見えない目撃者ということでまともに取り合
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

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「人の夢の中に入る」という設定自体はありそうなんだけど実際には映像作品としてそんなに観た記憶がない。
しかも「夢の中の夢」夢が何層にもなってて、深く潜るだけ時間の進み方が遅くなるという仕組みが物語の幅
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

コナンの映画は毎度推理本編よりもアクションシーンが楽しみになってしまっている。

今年もかなりぶっ飛んだ(ありえない)アクションでしたが、それをわくわくしながら観せてくれるのが凄い。

連載は黒の組織
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.2

性別は違うし脳内の自分と会話することはないけど、共感出来るところはたくさんあった。

日帰り温泉で負の感情が芋づる式に湧き出てくるシーンなんて凄くわかる。
最終的にそんな自分が最低・って思う気持ちにも
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.2

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間違いなくシリーズ最高傑作。

剣心の過去、巴という存在を知った薫に対して恵が言葉を掛けるシーンだったり、弥彦が力の無さを悔しがるシーンだったり、それぞれその後の行動のきっかけになるシーンがちゃんと描
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.4

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京都大火編と続けて鑑賞。

印象は前作と変わらず、ストーリーを追いながらアクションを観る感じ。

その中でも全体のバランス考えると修行のシーンが少し長かったかなぁとも思ったけど、でも剣心が自身の命につ
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.6

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原作物は忠実である必要はないと思うけど、相違点によってはしっくりこなくなる。
1本目を観た時にはキャラクターの改変も含めて正直あんまりピンと来なかった。

今作はそういった点では違和感はなかった。
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

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モンハンはやったことあるけど、それ以外の事前情報無しで映画館へ。

まさかの異世界もの。

現実世界からモンハンの世界に飛ばされて序盤はパニックホラー映画さながらの展開で主役のアルテミス(ミラ・ジョヴ
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

2.8

「マジンガーZの格納庫をリアルに見積もりする」
実話が元になった映画で元ネタも面白そうだし、岸井ゆきのさんも出てるし、事前の期待値は高かった。
※大沢木兄妹再びだし。撮影の時系列は浦安の方が後かな。
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.2

ドラマの頃からさえちゃんが大好き。
彼女の天然な部分に強烈につっこんでいる升野さんの心の声はもちろんだけど、時折真紀ちゃんと一緒に辛辣な言葉を吐きかけるところもたまらない。

あとは名詞を略して言うの
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.6

クオリティーの高さは言うまでもなく、戦闘シーンでは視線をグイグイ持ってかれる。

煉獄さんと猗窩座の戦闘シーンでは気がつけば手に凄い力が入っていた。

涙は自然と流れ出てマスクを濡らす。

これを観て
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.2

オサレ師匠の新作をアニメ化。
かなり期待してたけど先行PVを観て怪しかったのと、劇場に行く余裕がなかったのでとりあえずアマプラで鑑賞。

物語でいえばまだ序章って感じだしここから先が盛り上がっていくん
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.7

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元罪人ではあるがイギリス軍に奉仕することを条件にある一定の自由が与えられる囚人という立場であるクレア。
彼には夫も赤子もいるが、将校ホーキンスに気に入られ日常的に性的暴行を加えられるも、立場的に逆らえ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.8

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少し人とは違った風貌と、人のネガティブな感情を嗅ぎ取ることが出来るティーナ。
特性を活かして税関職員として働いている。
「誰かに側にいて欲しい」という思いから結婚はしているが旦那はヒモ状態でティーナよ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

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レンタル開始された頃に観て以来2度目。
梨泰院クラスを観てる中でキム・ダミ主演作を観たくなる。

中盤までのク・ジャユン(キム・ダミ)の生活がすべて演技だったとわかったとき、それまでの両親思いの普通の
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

3.7

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劇場で観て以来2度目。

「仮面ライダーとはなんぞや」という架空と現実の想いを繋ぐような作品。

「ヒーローは心の中に存在してる」「信じれば…」みたいな思想はこれまでにもありがちな考えだけど、それを子
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

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画面の中に互いの国の兵士が大勢映り込んで戦うシーンはなくとも、塹壕に向けて放たれる砲弾と死傷者の山が戦争の激しさを物語る。

敵国の兵士を助けようとしても言葉が通じずに逆に殺されてしまうとか、実際にあ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.4

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ベースはオーソドックスなミステリーで、観やすかった。
主人公マルタの「嘘をつくと吐いてしまう」という特異体質がアクセント。

ミステリーとしては真犯人だったり、その経緯も驚くようなものではなく、遺産相
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仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(2019年製作の映画)

3.5

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恒例の先代と現役のコラボ映画。

歴史改変云々については少し話がわかりにくかったけど、ジオウとゼロワンを絡めるとなるとそうなるんだろうね。

一番テンション上がったのは、変身した或人と其雄が戦うシーン
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.2

過去に彼氏にヲタバレしてフラれたアニヲタ女子が、幼馴染みのゲーヲタと付き合うことになる。
ゲーヲタ側は互いの趣味について何とも思っていないが、女子側は過去のトラウマもあり職場へのヲタバレを極端に恐れる
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.7

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人それぞれの愛のかたちというか、そういったものを感じる映画。

次郎(義人)への貴美子と青葉の愛の表現のかたちは違うし、太郎と千代も違う。
次郎に至っては男性も女性も愛することが出来る人。
美希はヤバ
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

3.2

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戦争で大切な人たちを失ったことはわかるし、この映画の中でいえば戦争で亡くなった人たちの無念はわかる。

でも根本的な問題として、主人公のヴェラがどうしても好きになれなかった。
本当にダメだった。

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チャーリー(1992年製作の映画)

3.6

チャップリンの人生をダイジェストにした感じなので、間で少し「ん?」となってしまう場面もあった。

チャプリンの映画は子供の頃に父親が観てる横で観た程度だから詳しく知ってるわけじゃないけど、大変な人生だ
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

3.6

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東日本大震災の際に設置された遺体安置所が舞台。

津波被害で亡くなられた遺体が運ばれて来るが、ご遺体の扱いがわかる人も現場を仕切れる人もおらず場は混乱していた。
葬儀社で働いていた相葉は「運ばれてくる
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黒い家(1999年製作の映画)

3.7

保険金詐欺を行う夫婦と、対応し巻き込まれていく保険会社の窓口対応係の話。


大竹しのぶさんを女優として認識し、その凄さを知った作品。

昔一度観て、大竹しのぶさんの怖さだけ凄く覚えていて、もう一度観
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光と血(2017年製作の映画)

3.6

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被害者側と加害者側の再生の物語。

とはいえ今回の加害者は同情出来る立場とそうでない立場の人間がいて。

自分は男だけど、レイプは極めて殺人に近い犯罪だと思うので同情の余地がない。
どれだけ後悔して反
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

母親は子供たちがした苦労もわかってるだろうし、子供たちも母親の気持ちをわかってはいるんだろうけど。
特に子供たちは自分たちがしてきた苦労を考えると、普通な感じで戻ってきた母親を受け入れることが簡単では
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

4.0

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おじいちゃんが死んだ。

その連絡を受けたときに彼氏とヤッていたことに幾分かの罪悪感を抱える吉子。
彼女の目線を通して、家族の死とそれに対して向き合う各々の姿を描く。


プライドはあるが離婚し元妻と
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オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

3.2

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役者さんの演技というか、映画そのものに何か不思議な生々しさがあって、特に主演の村上由規乃さんは演技だと感じない程だった。

全体を通して説明らしいセリフや場面がなく、少しわかりづらい面もあったけど、そ
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左様なら(2018年製作の映画)

4.0

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クラスのボスキャラ的女子グループから目の敵にされることになるにも関わらず、それでも由紀に惹かれていくクラスメイトの気持ちはとても良くわかる。

結花に花瓶の水を掛けたとき「すごく腹が立った」というはっ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

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学生の頃以来。
いまを逃したら次に過去の名作を劇場で観れるチャンスは無いかもしれないから。
コロナで新作映画の公開延期は悲しいけど、こういうのは上手くプラスにしてくれてるな・と思う。

森に住む者たち
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

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ハリーが生きていてエグジーと一緒に作戦行動出来たのは熱い。前作ではなかったからね。

アクションシーンは独特のカメラワークで相変わらずだけど、前作で紳士×スパイ的アイテムがいくつも出てきたのに比べると
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カラフル(2010年製作の映画)

3.6

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10数年ぶり2回目。
当時は少し泣いた記憶があるけど、当時とは感じ方が違う。
なんかいろんなこと考えちゃったな…


罪を犯した。
自分を殺すという殺人。

確かに肯定してはいけないんだろうと思う。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.4

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本来みんなが知ってるはずのものが自分以外の記憶から消える・っていうのは過去に何かで見たことがある気もするけど、それがビートルズとは。
しかもみんなの記憶から消えたのかと思ったら歴史が変わって存在そのも
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