B姐さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 76ページ目

B姐さん

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沖縄10年戦争(1978年製作の映画)

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@シネマヴェーラ渋谷(7/10/2014)  35mm
*チバちゃん祭り! Sonny Chiba A Go Go!

けんか空手 極真拳(1975年製作の映画)

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暴れ牛だからってひとんちの飼ってるものを勝手に殺しちゃうチバちゃん。いろんなことがあって空手を封印し、贖罪の旅にでるも、復活するやラストの決闘シーンでは×××してしまうチバちゃん(×××が原因で贖罪の>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

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「サスペンスといったらサスペンスなんだが、それだけでは納まりきらない、時代の雰囲気を同時に切り取った映画」こういう映画を何年か前に観たのだがなんだっけなあ。
少し違うかも知れないが「エミリーローズ」を
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独裁者(1940年製作の映画)

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やっぱりチャップリンは、役者のからみ具合といい、ギャグの間といい、トーキーよりサイレントの方がいい。この映画で再確認した。今まで「身体性」で表現し、批評性をを獲得してきたひとが、トーキーになった途端「>>続きを読む

フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック(1973年製作の映画)

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所々に入るアリ目線!あと全体に漂うホラーのオルタナ感たるや(人によってはアンビエント感)!
しかし自分が監督した作品に凝ったタイトルバックを作らなかったというのも面白い。
DVD(7/13/2014)

エクスタミネーター(1980年製作の映画)

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まさかこの映画でスタン・ゲッツを見るとは・・・。
なんで出演したのか謎だ。

DVD(7/12/2014)

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

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S・ソダーバーグの最後の映画ってことで、どんな映画で幕を引くのか興味津々で見始めて「おーこういう深い問題に切り込んでいくのか」と思ってたらドンデンありのサスペンス物に小ぢんまりと着地。演出で観客をミス>>続きを読む

追跡者(1998年製作の映画)

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「ウェズリースナイプスが出ている映画は彼が裸になってカンフーもどきをやらなければ普通に面白い」という法則を発見。
この「◯◯者」シリーズはもう一回ぐらい作ってほしい。
タイトルは何がいいんだろう?。『
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アース(2007年製作の映画)

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地球の神秘さ、自然の雄大さと残酷さ、それと渡辺謙の変に感情のこもったナレーション・・・。

ドキュメンタリーに過剰な描写説明と感情描写(ホッキョクグマ「殺るなら今しかない、もう一度!もう一度!どんどん
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ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)

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「悪魔」崇拝のカルト集団が出てきて、その悪者たちを追う道中主人公は車で「ヘビ」を敷き、しかも主人公の名前は「ジョン・ミルトン」。69年型ダッジ・チャージャーが出てきて『失楽園』を木っ端微塵にし、グライ>>続きを読む

天河伝説殺人事件(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いつもの市川崑ルックで、金田一耕助風で、加藤武も相変わらずの「わかった」風で、警察は無力で、そして主人公は名推理を披露するも犯罪は止められず最後まで人は死ぬ。
それでも金田一シリーズは昔ワクワクしたの
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プロデューサーズ(2005年製作の映画)

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「マンマミーア」の時もそうだったが、劇演出家のひとが監督すると映画のリズム合わないのか、どうしてもたるんでしまう。メル・ブルックスの下品で意地悪で悪趣味テイストはウィル・フェレルが引き受けてくれている>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

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『かもめ食堂』『めがね』と「人畜無害環境映画」を観て学習したはずだったが、これまた地雷映画であった。そして案の定「ゆったり」「ほっこり」とひたすらオジさんたちの「オフビート」な笑い(らしきもの)がつづ>>続きを読む

アンダー・サスピション(2000年製作の映画)

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製作総指揮がJ・ハックマンとM・フリーマンの主演の俳優二人ということで、予想通り舞台劇(ほとんど取り調べシーン)のような演技合戦が繰り広げられるのだが、映画的快楽はあまりない。ご褒美は飴玉程度のM・ベ>>続きを読む

2010年(1984年製作の映画)

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「大いなる蛇足」というのが『2001年』ファンの共通認識(?)だったと勝手に思っていたのだが、再見すると予想外のワクワクするはめに。
しかし公開の5年後にベルリンの壁が崩壊するとは誰が想像しただろう
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砂の惑星(1984年製作の映画)

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『ホドロフスキーのDUNE』の為再鑑賞。昔観た時は、批評家からのウケは悪く、周りの友人達(リンチファン)は罵詈雑言の嵐。大失敗作の烙印が押されたのだが、いつのまにか「カルト映画」に。「シベ超」とかいわ>>続きを読む

トランセンデンス(2014年製作の映画)

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この近未来大風呂敷映画は思ったより古くさい出来だった。
しかしC・ノーランが関わると(映画の中の)リアリティー・ラインが杜撰になるのはなんなんでしょうね。
まあ、ノーランさんのせいじゃないかもしれない
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宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

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悪の帝王の成田三樹夫にもドギモを抜かれたが、それを遥かに凌ぐ天本英世の存在!悪の帝王から「母上!」という台詞が天本英世に発せられた時、デススターのように頭が爆発したのだった。

@シネマヴェーラ渋谷
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この畳み掛けるストーリー展開とヴィジュアルでしばし頭が呆然。しかしスタンダード(サイズ)でこんなに奥行きのある画面、物語を(現在に!)作れる事に感動。
W・アンダーソンのスタイルはこの時代(30年代)
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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映画製作頓挫ムービーといえば『ロスト・イン・ラマンチャ』を思い出す。これは涙なくしては観れないドキュメンタリーだったが、こちらの本編は非常に感動的。

「この映画に携わる全ての人間は魂の戦士だ」といっ
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

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『クラッシュ』を撮ったあと、オスカーをとったにもかかわらずP・ハギスさんは、多分いろんな人からの「ご都合主義者」批判にムカムカしてたのだと思う。それで「今度、群像劇を撮る機会があったらぐうの音も言わせ>>続きを読む

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

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最初に出てくるテロップからいきなり説教臭い。
「君達(※映画を観ている人達)が当たり前だと思っていることがいかに恵まれているか。世界のあちこちには、学ぶために、ある時は命に危険をさらしながら通学してい
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11人のカウボーイ(1971年製作の映画)

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「ぼく、移民の子だからいじめられてるんだ」
「そんなの牛には関係のないことさ」

30分以上もカットされたTV版を観た為、男の子達が一人前の「西部の男」に成長する話がダイジェスト版になってしまっていた
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ストリートファイター(1975年製作の映画)

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アウトローを描く世界にも、「仁義」とか「筋道」とか敵に対する「リスペクト」とかあった、(アクションも)地味で男臭い「時代遅れ」な映画。そしてウォルター・ヒルのデビュー作。1975年の他の映画と比べると>>続きを読む

旅情(1955年製作の映画)

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巨匠デビッド・リーン。そしてテクニカラー・プリントで観たのに全く心に響かず。まるで他人事のように観てた。
まあ他人事なのだけど。
あとここの小屋↓は(当たり前だが)少しお行儀がいいね。

@東京都国立
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

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なりきりヒーローが”本物のヒーロー”になる「必然」を描いた映画、を作りたかったのは分かった。だから「必然的」にやたら人が死ぬ。友達のせいで”大切な人”が死んでも、殆どそれにはおとがめなし。単なるプロッ>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

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未来の大統領がC・シーンだったら、ミサイルを飛ばすM・ギブソンの気持ちもわからなくはない。いや、大統領がC・シーンだったら面白いんだろうけど。でもその時は(やっぱり)集団的自衛権には反対するだろう。な>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

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(本人ではないが)B・ディランが登場する場面は胸がざわついた。ただこの監督らしく謎な部分、シーンが多く、テキストを理解しない(読み解かない)と一粒で二度美味しい感じにはならない。
ルーウィン/デイヴ・
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

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最初の4分間ワンカットから気持ちが上がっていくのだが、後半から普通の話に。あまりに期待値が高かったゆえの「むむむ」。「壊れた夫婦の関係」でも「因果」の問題でも、かすかな「希望」の光(らしきもの)を描く>>続きを読む

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

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「ここではないどこか」を求めて”自分探し”をするビッチ達の物語。「『スカーフェイス』・ミーツ・ブリトニー・スピアーズ」という評があったが、それほどではないでしょう。ヴェネチア金獅子賞も「どこを評価?」>>続きを読む

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

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ノアが子供達に「創世記」の天地創造を話すシーン。
50億年を一気に見せるCGはすごいっちゃあすごいんですが、
印象はどこかのキリスト教福音派の勧誘用ビデオを観ている
かの感。いや、すごいんですが。少し
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ゴジラ(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こういう「名作」映画はやっぱ困る存在だ。内容の細かな所のツッコミは無粋になってしまう。もうあの”ゴジラ”を産み落としている一点だけで「名作」が確定してしまっている。だからすごく厄介なのだ。

物語の社
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

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設定が「HOMELAND」に類似してるが、こちらは特段サスペンスはない。いわゆる戦争後遺症ものかと思っていたら違っていた。しかし設定がカブるってことは、現実によくあることなのかと思ってしまう。

re
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ザ・キーパー 監禁(2004年製作の映画)

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デニス・ホッパーがまた変態フルスロットルかと思いきや、
一段上の変態(テレビ局の女性プロデューサー)が出てきて
爆笑。「ハートに火をつけて」でジョディ・フォスターを監禁し、モノにした彼からすればこの映
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