「二十四の瞳」や実写版「魔女の宅急便」のロケ地で有名な小豆島に、もう一作増えた。それが本作である。
原作やアニメ版やドラマ版は未鑑賞である私の感想だが、いつもの今泉作品だった。恋愛ダメ人間や恋愛に対し>>続きを読む
ヘスはパーティーの場でも効率良いガス虐殺について考えるし、ヘスの奥さんも歯磨き粉の中に隠されていたダイヤモンドを奪った話を嬉しそうにするし、この虐殺や搾取を楽しんでいるんですよね。
本作はスターリング>>続きを読む
草なぎ剛の身体能力の高さに驚かされる。
また、関心領域の直後鑑賞したから、草なぎ剛と國村隼の趣味友達として交友を深める前半もほっこりする。
一方で、借金の返済期限よりも男同士の約束の実行を優先させるあ>>続きを読む
色んなものに喧嘩を売りながら、中心人物には強い主張を言わせないよなあと思った
十年一昔ではないけど、本作の内容は今の世相からは遠くなってしまったなあ。2022年までは原作も発行されてはいたけれど、20>>続きを読む
誰でも言えることなのだが、石原さとみがすごい。
彼女の役柄は冷静さを欠くこともあるし、落ち度もないわけではない。
それでも彼女の怒りや悲しみに感情移入してしまうのだ。
これ以上の感想はいらないだろう
冒頭の循環小数(0.9…=1)に関する授業が本作の全てを説明している。
直感はあてにならず、一つ一つを積み上げていかないと事実にはたどり着かないのだ。しかし、現実は丁寧に仕事ができないから失敗してしま>>続きを読む
「インバウンド映画」という言葉を思いついた。鎌倉のスラダン踏切も松本も雪の飯山線も秘境の只見線も外国人観光客に人気のスポット。藤井監督が過去作でも多用する鳥瞰のショットも相まって、観光地のプロモーショ>>続きを読む
GWとあって、ほぼ満員の地方のシネコンで鑑賞
本作はMCUのような各キャラの単体での見せ場とキャラ同士がコラボした見せ場の連続が大変良かった
コナン君は肉体が子どもだから、スケボーとサッカーボール以>>続きを読む
リバイバル上映で鑑賞
大人になって見返すと、アナキンの可愛さと演技の下手さに目がついた。
例えば、奴隷からの解放とジェダイの修行が始まることに喜んで、ある程度時間が経った後で母親のことを心配するくだり>>続きを読む
「なんで?」と疑問に思ってしまうことばかりだが、怪獣バトルが観れたから良いか
大衆が大量に死んでるシーンが何度も出てくるし、主人公たちはそこへの思いが見えてこないし
キングコングもゴジラも良い奴扱いに>>続きを読む
両親の家に行くための列車は下手から上手へ、自分の家に帰るための列車は上手から下手へ
主人公は過去と向き合うことで成長はできたのに、最終的に大切な人を失ってしまう。彼は孤独なおじさんだし、この後立ち直>>続きを読む
薄暗いシーンでも、感情が読み取れるし、比較的年齢に幅のある役をこなせたから、ベネチアで主演女優賞を取れたのかな
映画「エルヴィス」がエルヴィス・プレスリーの表面なら、本作はエルヴィス・プレスリーの裏面>>続きを読む
今見ると、母親役からの批判もあるとは言え、男が嫌な感じだし、あのエンディングは好きになれない。加えて、主人公のことを「階級をつなぐ人」と言っているはずなのに、溝を全く埋められていないのですよね。階級を>>続きを読む
久々に夜の上映回で鑑賞しましたが、ユナイテッドシネマはレイトショー料金が廃止されたんですね。クレカの優待とかを組み合わせるべきなんでしょうね
そんなことはさておき、私自身が長男なので、夭折した長男の代>>続きを読む
刺さる人には刺さる作品。
やじろべえのような感じだろうか、一人の女性に夫と古い異性の友人がぶら下がって、三人の気持ちが揺れ動く。
彼女の言動に対する夫と友人のそれぞれの受けの演技が良かった。彼女との関>>続きを読む
IMAX版で一度だけの鑑賞。
被写界深度の浅い寄りの画が多いのは、登場人物か多いこと、感情移入させたいからだろう。
爆破時の音圧もすごかったし、光よりも音や風は遅いことがよく表現できていたと思う
本作>>続きを読む
オピオイド中毒の元凶であるサックラー一族との戦いというよりも、ナン・ゴールディンの自伝の要素が強い。
人は社会を作り、社会の最小単位である家族を作り、それらの中で生きる以上政治とは無縁ではいられないと>>続きを読む
ピアノの音色や雨の音が主人公の彼女の声。セリフがなくても、動きが僅かであっても、感情が伝わる身振り手振りが素晴らしい
当時のあの立場の女性にとって、自分の意志で結婚相手を選ぶことが自由の象徴となる行為>>続きを読む
TVシリーズからエピソードを選定して上映しているだけなので、映画としてというより、冒険活劇として面白い。
「原作を読んでないのか」には笑った
軍艦による砲撃シーンでは、描かなくてもよいのに、水兵たち>>続きを読む
「四月になれば~」よりもお客がいた。
本作の原作未読ながら、同一作者の実体験に基づく映画「零落」(こちらの原作も未読)を鑑賞していたので、かわいい絵柄とダークさを兼ね備えているんだろうなと思っていたら>>続きを読む
国際線の航空券は高額なんだから出発直前にキャンセルするなよとか、同棲までやっているんだから失踪せずに直接話せよとか、長澤まさみ、佐藤健及び森七菜が同世代に見えないとか、色々言いたいことがあるけどさてお>>続きを読む
imax版で鑑賞
大河ドラマを観ているようだった。宗教、武力、資源を背景に権利争いが繰り広げられるためである。
リーダーには周囲を熱狂させるが、自分自身もその熱にのせられる様がリアル
書きかけ
アジア系移民っぽいというか、タイガーマムっぽいというか。
思春期の親離れと友情についての話でした。
ヒーローというより、ジョーカーでは。
妙に清々しい気持ちになれる作品
志尊淳が顎髭を生やしている理由が分かってなるほどと。伝わらない、届かない52ヘルツのような声が届くことも時にはある。中々届かなくても、いつか届くと信じて生きるしかないのでは。
宮沢氷魚は好青年、魔性の>>続きを読む
昔のスパイ映画っぽい要素が多くて、キングスマンの監督らしいなあとか、あの主人公の演技の切り替えは大変だっただろうなあとか思ってた。
一番気になったのは、5年もトレーニングをサボったであろう人が所作は覚>>続きを読む
全く面白くないとは思わないが、なんか記憶に残りづらいというか
比較的低予算で作られているように見受けられるので、傷は浅いはず…
木村多江の認知症の演技はすごかったし、リリー・フランキーの子どもに頼りたくない親心やプライドの高さもあるあると共感させる。
ただし、子どもの前でタバコを吸うとか、お酒を飲みながら、子どもの面倒を見よう>>続きを読む
「三度目の殺人」のように法廷劇を通して浮かび上がる主観と客観、事実と真実。ファーストカットは階段を駆け下りる犬と落ちるボール。公式パンフにもあるように、落下のモチーフという意味がある。それに加えて、私>>続きを読む
女性二人の主人公と男性一人の複雑な三角関係と逆光の淡い照明が「花とアリス」っぽいと思っていたら、公式パンフによれば中国オリジナル版がその作品をオマージュしているとのこと。岩井俊二作品繋がりで、キム・ダ>>続きを読む
回復と選択の物語だなと思った。
主人公の初めての職場の上司は女性だったのだけれど、事情を言えなかったか理解してもらえなかったのかな。
終盤、渋川清彦の泣く直前の表情が良かった。あんなふうに、誰かの成>>続きを読む