tsuboさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.0

アートワークは最高。
オーバーサイズTにショーパンって、なんであんなにエロいんだろう。

語弊あるかもしれないけど、My Hair is Bad味が漂う映画。

実は沸点が低くてプライドが高いのに、余
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

人は弱くて恐ろしい。
自然界で最も強い動物は、軍隊アリとも言われている。どれだけ卑小な存在でも、膨大な数集まれば、強くなってしまうのが自然の摂理なのだろう。皮肉にも、文明の進んだ現在の人間界においても
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

ホッコリする、おじさんたちのどうでもいい会話劇。至福。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

手に汗握る緊張感が半端ない良作。
浅香航大はスタイル良すぎるから、すぐに犯人の目星が着いちゃったけど、その後の対決はもう寿命が縮んじゃうほどのハラハラ。

一番泣いちゃったのは、パルのところ。
最後、
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

マッチョイズムとLGBTQ…の水と油感。

カンバーバッチは、役者をやるために生まれてきた人なんだなって、つくづく思う。

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

『あの頃。』に近い、男同士のホモソが満載の映画のため、女性陣は閲覧注意かも。

くだらないの中に愛や切なさがある。
星野源の歌みたいになっちゃったけど笑

途中、B級SFみたいになるから、そこは好き嫌
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.5

雨の日が好きになる作品。
とにかく、ただただ映像が美しい。
そして、「言の葉の庭」という素晴らしいタイトル。

秦基博の「rain」が最高の主題歌。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

堤真一を堪能できる作品。
ドラマの劇場版って、質が下がることが多いが、ガリレオ作品は例外。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.5

諦める理由ばかり探すのはやめにしよう。
一生懸命は、やっぱりダサくない。カッコいいよ。

青春のすべてが詰まってます!

愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

「気持ち悪いんですけど、本当に」が鑑賞後感。

美化しすぎないラブコメを描いている点はいいんだけど、ちょっと質感が苦手かな。『愛がなんだ』みたいで。

『ちょっと思い出しただけ』の台詞を借りるならば、
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

文字通り小さな森のある「小森」地方が舞台。自然と共生する人間の丁寧な暮らしがゆったりと切りとられている。

橋本愛の聡明さ、そしてほとんど台詞のない彼女の画力が感じられる作品。映画に愛された女優と言わ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

この質感が東京テアトルなんだよな。
『花束みたいな恋をした』から坂元裕二の癖を取り除いた、絶妙なバランス。

真夜中にちょっと思い出して観たい作品。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

2.5

マッチョすぎる世界観が合わなかった。
古き良き(悪しき)男のナルシシズム映画。

ただ、エレカシとの相性は抜群だし、これくらい抑えた佐藤二郎もよかった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

日本が抱える格差社会を丁寧に切り取った作品。それは、慶應義塾大学の内部生と外部生のように、きっかりと分断がなされている。地方出身の私にとって「松濤」はピンとこないし、「丸の内」の方がわかりやすく憧れる>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

This is 内田けんじ。

香川照之が白眉。
入れ替わってすぐからの顔がたまらん笑

あとは、半沢と古美門を彷彿とさせる堺雅人もよかったな。

締めも陳腐で最高。

アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

クラクションはもはやあおり。
不用意なクラクションは控えよう、いや、今後一生涯クラクションは鳴らさないかも。

あと、寝坊して焦って自分勝手な運転もナンセンス。アイサイトがあったって、車を乗る時は心理
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

理屈っぽくて人の感情に疎い「モテない」理系予備校講師と、恋愛知識は豊富だが実経験はないマセた女子高生の噛み合わない会話劇。言われたことをそのまま聞き返してくる人っているんだよな笑

「普通」を巡る議論
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.0

公開時には、評判同様感動できたんだけど。今回、全く泣けなかった。

よかった点は、まずタイトル。ただ、最後はフィクションでも…。文字通りに沸かすのかい。
次に、演者陣。特に杉咲花さん、伊藤蒼さんの演技
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.0

菅田将暉のドラマのハード版。
たまに芸人さんがマネするビートたけしはこれか。人間、窮地に陥ると性が出るって言うけれど、あっという間に死んじゃうから、あんまり考える映画ではないね。

杉村の気持ちがよく
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.5

内田けんじ監督は、ヤクザ好きだな笑

他の作品同様に、途中で視聴者を騙してくる。のちに『騙し絵の牙』にも出演する大泉洋がこの作品に見え隠れする。そうくるか、そうくるかと楽しめるコメディ。

橋渡し役の
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.5

いわゆる多視点群像劇。
贋札があっちこっちに移動しているだけなのにって面白くなる笑

軽い気持ちで楽しめる、あったかコメディ。