自分も加害者だと気づいて変わる勇気。
間違っている主人公。
社会の不条理の中では、自分を正当化して家族を守るために道徳を捨てるのも仕方ない。奥さんも、子供が嫌がるのを聞かずにホームレスの腹を切る。息>>続きを読む
子供に見えても、あの頃から人間だった。
こんな映画、二度と作れない。中学生のとあるクラスに50日間密着。そう聞いただけでもデリケートな年齢の子たちに密着を許す学校なんてそうそうないぞ、と思わされる。>>続きを読む
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たくさんの可能性から、一つの現実を選ぶ、受け入れる。
ホラーテイストがたくさん。本当のホラー映画ほど怖がらせるわけではないが、ホラー的演出やビジュアルがあれば、怖がらせなくても「ホラー表現」だなと思>>続きを読む
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怖がって闇を見ていると、闇を理解しはじめてしまう。
人の闇と向き合っているうちに、自分に闇を感じてしまう。
主人公は、獄中の殺人鬼に頼まれた「一件だけ紛れている冤罪」の証明のため、独自で調査する。主>>続きを読む
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一見無機質にアレンジされた、やっぱり希望のヒーロー。
怪獣対ウルトラマン。
ウルトラマンの映画と聞いて怪獣とのバトルシーンを期待するが、ヒューマンドラマ、政治ドラマもある。そのドラマ要素に行く前に、>>続きを読む
ディズニーなのに、と思うけどディズニーにしかできない。
アニメキャラ大集合。それも、ディズニーだけでなくいろんなアニメのキャラクターが出てくる。正直、日本人にはピンと来ないキャラクターが多かったが、>>続きを読む
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道徳からはみだしたところにも、苦しむ人がいる。
娘がシスターにつばを吐くシーンが一番笑った。怖い、暗い映画なのに笑ってしまうところがいくつもあったが、このシーンが一番豪快だった。そして「大人は分かっ>>続きを読む
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町で叫ぶおじさん、誕生の秘密。
狂人の暴走の全て。
ムロツヨシがどう怖いんだろうと思って見に行ったが、序盤はムロツヨシ演じる田母神が悪いと思うところが一切ない。無償で休日や仕事の合間を使ってYout>>続きを読む
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仕事とは、大人が本気で夢物語を現実にすること。
衝突はあれど、それぞれが真剣にやっている。
たくさんの人の手がかかっているアニメ作品。その一人ひとりが自分の作業にこだわりを持つ職人だから、監督の思い>>続きを読む
まっすぐシンプルにかっこいい映画。
キャラクターの変化を細かく描かなくてもいい。
トム・クルーズ演じるピート目線でずっと物語は進み、彼抜きでの若者たちだけの描写はほとんどない。だけど、各キャラクター>>続きを読む
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神話の破壊。
(2017年、公開初日に観た感想です)
シリーズを壊す問題作。それを最も象徴するのは、まっすぐな希望の体現者ではなくなってしまったルーク・スカイウォーカーだ。ダークサイドの力に怯える>>続きを読む
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ありがとう。でも、まだ飲み込めていない。これから消化していく。
(2019年公開初日に観て、数日思いふけったときの感想です)
正直、戸惑っている。面白かった、楽しかった、ありがとう。でも、しっく>>続きを読む
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良いキャラぞろいだが、前提が悪すぎる。
ショッキングな始まり。ジョン・コナーが、T2のあとすぐ殺されていたという設定。しかも、シュワ型ターミネーターで動揺させた隙をついての攻撃で、T2の感動を思い切>>続きを読む
大満足のエンタメで有終の美。
今までの恐竜パニックに『ミッション:インポッシブル』を足して新しいものに。
恐竜が追いかけてくるのをハラハラと逃げるシリーズだが、今回は恐竜以外の要素でのアクション、ミ>>続きを読む
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国と国の信頼のお話。
過酷な世界の伝記。『モアナ』やスター・ウォーズのようにワクワクと明るい方面ではなかった。『モアナ』スタッフによる作品ということと、予告で砂漠地帯をアルマジロに乗って走る姿が、タ>>続きを読む
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なりたい自分にあらかじめなっていないコンプレックス。
創造と本物。
本物の迫力を知らないからリアルなものが描けない、ということがコンプレックスの漫画家。これまでの人生で自分が培ってこなかったものを、>>続きを読む
海底に閉じこまれる恐怖を、完全に疑似体験。
サメ映画かと思ったら、サメ抜きでも怖い状況。サメ映画ってもはやファンタジーだけど、この映画は、自分がこの状況に置かれたら……と想像がしやすいシチュエーショ>>続きを読む
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すごいことを成し遂げるには、命を取られるリスクが必要。
すごいものを撮ってやる、がモチベ。UFOの攻撃に晒される兄妹の話だが、メインのモチベーションが「生き延びる」とか「倒す」ではなく、「UFOを撮>>続きを読む
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恐怖が観客に降りかかるよう綿密に作られてるのが、陰湿。
観客への呪い。この映画の一番の特徴は、ラストで発覚する仕掛け。冒頭、娘を呪いから救いたい母親が、観客に向けて語り掛ける。「どうしても娘を救いた>>続きを読む
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25周年、ルフィの夢の意味を問う。
カリスマ歌手ウタを映画一瞬で作り上げる。25年やっている漫画で、映画一回きりのキャラクターが大きな存在感を放たなければいけない。そこへの力の注ぎように圧倒された。>>続きを読む
バケモノにされた人間の、同情と無反省。
主人公が、ホラーのバケモノ扱い。ベトナム戦争でPTSDになったランボーは、町を歩いていただけで不審なやつと認定されて警察に絡まれる。警察の異常なリンチで戦場の>>続きを読む
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信じたいものを信じ切れるなんて、類まれなこと。
たくさんの痛快な瞬間と、2匹のヤギ。うるさいヤギが面白すぎる。姿が見える前から、なんちゅう悲鳴だと面白さが溜まって、いざ姿が見えて大きい2匹のヤギだっ>>続きを読む
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残された者である自分がどう思うか、を大切にすればいい。
喪失感を癒す話。亡くなった人が、これから生きる人にどうしてほしいと願っていたか、という考え方を否定したのがよかった。前作主演のチャドウィック・>>続きを読む
徹底的に、日本。
元祖「ゴジラ」の2016年版。1954年、水爆実験に日本が巻き込まれた第五福竜丸事件。その年のうちに、水爆実験のせいで生まれた大怪獣「ゴジラ」の映画が公開された。放射能をゴジラと>>続きを読む
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巧みに、パワー全開の原体験を見せられている。
またパワーマックスで「これがインド映画か」と楽しませてくれた。『バーフバリ』の監督の映画が、日本でも前作以上に多くの人に広まって話題になっている。見たら>>続きを読む
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迫力を完全再現と、一発目でかますまさかの配役。
まさかの、宮城リョータが主人公。原作でも、バックボーンが描かれずに一人だけ情報が薄いキャラクターになってしまった宮城。原作で同時に登場した三井の陰に隠>>続きを読む
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変えるためには、やるしかない。
願いを叶えるために戦う意味。呪いによってうつむいて生きる乙骨。しかし、それをプラスになりうると思ってくれた五条が、彼を呪術高専に入学させる。この出会いは彼にとって救い>>続きを読む
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正しく強く成長したキャラクターたちに感動しっぱなし。
思う存分、最終決戦を楽しめた。前作の退屈さと打って変わって、今回はずっと重要なシーンで面白かった。今まで見てきたキャラクターが、勇ましく戦うのを>>続きを読む
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うーん、次のクライマックスにすべての期待をかける。
最終章は二部作で余すところなく映画化したわけだが、省略してよかったと思う。
最初の、ハーマイオニーが両親の頭から自分の記憶を消す場面は、とても悲し>>続きを読む
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謎のプリンスが重要じゃないのが引っかかる。
今回は結構変なバランスの映画。スラグホーン先生の出番が多いのがまず不思議。物語も佳境に来ているのに、悪役ではなく、新任の先生が何を隠しているのか探るのがハ>>続きを読む
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闇を目前に、仲間に涙する。
ドローレス・アンブリッジ、一番嫌いなキャラ決定。ヴォルデモート陣営じゃない悪役という特殊な立ち位置で、ヴォルデモート陣営の誰よりも腹立たしい。ハリーを嘘つき扱いして「ぼく>>続きを読む
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分かってもらえないトラウマを持つことが何より恐怖。
ロンが最悪の思春期。
3大魔法学校の大会という盛り上がり要素と、ヴォルデモート復活に至るまでの暗さという、大きな軸と色があるんだけど、それ以上に気>>続きを読む
大人の怖さが炸裂する。
シリウス登場の幽霊屋敷のシーンが緊張感がハジケていて面白い。ロンを助けにハリーとハーマイオニーが屋敷の部屋に入ると、ドアの裏に囚人・シリウスが。シリウスの汚い笑い顔や、まとも>>続きを読む
ロックハートの重要性。
ロックハートという、比較対象であり賑やかし。小さいころはドビーが印象強かったが、ドビーの出番は3回だけ。一方、ロックハートが、賑やかしキャラの割にずっと出てくることに気が付い>>続きを読む
詰め込みすぎて最高な異世界出発映画。
お金と気合いが入ってるから、今見ても迫力がある。20年前の映画なので、当時の印象に比べたら作り物に見えるところもあるが、それがあることで、その他の大部分は今見て>>続きを読む
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世界は圧倒的な力を持っている。
世界はたくさんの命を産むが、人間が世界を知ろうとすると命を落とす。人の命を自分の目的のために淡々と使える心のない人間を、心ある人間がどれだけ憎んでも、奪われた命は戻っ>>続きを読む