shishishiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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この胸いっぱいの愛を(2005年製作の映画)

4.0

なーんか塩田明彦我慢してねぇかなんて思いながら前半見てたけど、こんな泣かされると思わなんだ。

カナリア(2004年製作の映画)

4.8

とにかく画面内の運動、運動、運動に次ぐ運動と、恥じる事なく堂々と真っ正面から事象を捉えるキャメラ。
これほど言語的な邪魔の入らない映画はそうそう出会えない

昼も夜も(2014年製作の映画)

4.2

何か腹に一物抱えた男を捉えるショットを妙ちくりんな女が切り裂くことから始まる、まさに純度の高い塩田明彦映画である。
とにかく素敵だから見てクレメンス。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

ちゃんと東映△の映画になってるの見てて嬉しくなりますね。
ヤングダイスの異常な可愛さとビキニのプリケッツ。まさに東映式。
宣誓のシーンの制服が並ぶショットが素晴らしく、あれ一発で黒いコメディが始まる予
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

今回は良いんじゃないすか?
冒頭の証拠隠滅のためにあんなバカな作戦立てるウクライナ政府イメージとか、もう辻褄合わせる気ない割れたガラスとか、そんならそれはいつ建てた事になるのよって廃墟とか、ポエムにし
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女っ気なし(2011年製作の映画)

4.6

すばらしい。タバコを吸ってるかと思いきやチョコバーかい。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.5

魅力的なオモチャ箱ひっくり返して雑に片付けやがった!!!
個人的にはリチャードマシスン的アイツらが、あんな感じでやられんのは納得いかん!!!あとあのループ疑惑はなんだ!!
でもピザ食いながら見る分には
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

ステレオタイプなエッセンスをアベコベに入れ替えて異化効果を狙ったように思うが、ちょーっと話が分かりやすすぎるので上手く入っていない、が、人にオススメは出来る。
なんたってヴィゴの兄貴がズルい。可愛い。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.2

シシースペイセクにロマンチックな青春を楽しむ時間が訪れたようで、その姿がとても可愛いので泣きました。

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

4.2

東出昌大は黒沢清によって宇宙人であることをバラされてしまいました

ファウスト(2011年製作の映画)

4.3

岩を流れる水の流れをもって悪魔の「これは無だ」という言語を重ねた場面は高揚した。
「原作より自由に翻訳」とあるが思いっきりリアリズム的方向性ではあった。
リドリースコットのエクソダスと同じアプローチで
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

泣いたぞこいつ

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.1

ここまであっけらかんとウィッカーマンを真似して映画を作れる風潮に対し、タランティーノとPTAはやはり偉大なんだな、と思う。

大好きな熊さんでてきたし、最後の炎上シーンも爆笑できたからよかったんだけど
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

スノーピアサーで格差社会を前後で描いたポンジュノが、今度は素直に上下で勝負を仕掛けてきた。
高所から低所へ流れる水など、観念と物理的構造が似ているのでわかりやすい。
格差社会を描いてるのにブルジョア側
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ジョーカー(2019年製作の映画)

1.5

それでジョーカーになれちまうならこの映画はいらないんだよ!

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.7

繊細で色気のある髪の毛の表現には感動いたしました。
またそれがお芝居とストーリーテリングのキーになっている計算高さも楽しめました。
テレビシリーズも観ていない、というかタイトルも何も知らない状態で劇場
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帰れない二人(2018年製作の映画)

4.1

絶えず朽ちてゆく最新機器で終わり続ける永遠を語られてしまう、、

近松物語(1954年製作の映画)

4.4

船の上のシーンは美しすぎて、
もはやあの世の映像でした。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

オモチャ達がハッキリと幽霊宣言しててすごいと思いました。

よこがお(2019年製作の映画)

4.3

時間軸の前後で画面内の事実がひとつひとつ繋がって行く様は気持ちいい。市川実和子の佇まいはちゃんと小君悪いし、筒井真理子の転落劇は西鶴一代女と張れるほど清々しい。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.5

ホラーと犬とポンジュノ 映画が好きな僕にとっては他に何もいらぬ、という感じでした。
Jホラーというか黒沢清研究映画作家の筆頭格として、その名を汚さぬデビュー作であった。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

ポンジュノ の立場的にいつもの「韓国あるあるネタ」を抜き取らざるを得ない、純粋に映画エンタメちからで戦うしかない勝負の一本な訳だが、そんなレベルのシンパイは野暮だった。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.9

5億回は聞いた問題?命題?提起だけど、ちゃんと面白い。ポンジュノ にしてはふつうの映画だったけど。