海さんの映画レビュー・感想・評価

海

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

原作の面白さを映像でも表現できるんだ〜って感動した!
綾野剛演じる成田狂児がなんか可愛いし色気もあるしで好きすぎる、、綾野剛好きになっちゃった
聡実くん演じてた子、顔小さすぎてそこから可愛かった(?)
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

疲れた..
エログロ要素ありで半目で見たシーン沢山ある

どんどん知性をつけて変わっていく中で、ずっと自分に正直に生きる部分だけは変わらないところが良かった

見る側もいかに自分が色んな偏見や見栄に縛
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

5.0

蒼井優はもちろん森山未來も最高
しっかり毎回百万円貯められることが、私からすると凄い
この蒼井優の不器用さと清々しさが愛しくてたまらない

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.4

いちいち建築やインテリアが素晴らしくて、それだけで眼福だった
女性2人の蠱惑的なダンス、こういうの生で見てみたい
森のシーンも圧巻だった、、

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

4.0

会社サボって見に行ったので、良い思い出になりそう(クズ)
良い飲みっぷりに、鮮やかなファッションで、凝り固まった世界を一笑するかのような存在感!酒を飲むための戻らない旅って素敵
酩酊しようが社会から隔
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ヴィオレット・ノジエール(1978年製作の映画)

3.8

鑑賞後、世界の全てがうとましい気持ちになって、虚無になってしまった(映画の空気に引きずられやすい)

化粧バッチしで黒の毛皮を纏うユペールが、化粧を落とすとほんとにあどけなくて子供みたいで、化粧と服っ
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天使の影(1976年製作の映画)

3.5

音楽の入れ方が特に魅力的だった。
あと、後ろ姿の主人公にだんだん接近していって表情が見えるショットも良かった。

ファスビンダーは反ユダヤ主義なのかなと思ったが、結局そういった主義や格差が生まれてしま
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画の入りからぶっ飛んでて良すぎて泣きそうになった。爆発の音がとどろき、建物は倒壊の最中に、結婚証明書にサインするワンシーン。その絵面に重なるように赤い字が増えていって、戦争で流れた血が溢れ出すようだ>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こういう対戦もの(?)は進んで見ない方だけど、キリアンマーフィーを見たかったのと、次作のヒースレジャーを見るために軽い気持ちで見始めたけど、面白かった。
クリスチャンベイルのルックスがアメリカンサイコ
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愛という名の疑惑(1992年製作の映画)

3.0

キムベイシンガーとリチャードギア目当てで見た。フロイトの心理学って学んだら面白そう。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

3.6

何を見せられてるの?(良い意味で)て感じだった。
コンチータを2人の女優さんが演じているのは、男はコンチータを欲望の対象としての"女"として見ているため、コンチータの実態については興味がなく、見た目も
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ロアン・リンユィ/阮玲玉(1991年製作の映画)

3.0


マレーネディートリッヒを意識しているマギーチャンを見れて良かった。演技の練習みたいな形で唐に挑発的に煙草の煙を吹きかけるシーン痺れた

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

3.5

正直、展開が読めない面白さはあるけど、しっちゃかめっちゃか、、と感じてしまった笑
サンディデニスの無機的な美しさと室内の絢爛さとで窒息しそうな息苦しさが、不穏さに拍車をかけてる。
サンディデニスの猫の
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ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

4.0

ミエヴィルの「マリアの本」がかなり良かった。親が外出中に、クラシック爆音で流して自由に踊るの、私も少女時代にやっていたので、あの時の伸びやかさと少女なりに抱えた鬱屈さを思い出して、見ながら泣いてしまっ>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

これでもかというくらいにとち狂ったロバートデニーロが頭から離れない、、
いや、もう貴方死んでてもおかしくないよ?!ってシチュエーションでもゴリゴリに生きてて、その生命力が、異常な執着心というか恨みを物
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

儀式のように繰り返される毎日。同じようなことを繰り返す日々が恐ろしいのではなく、自身が決めたマニュアル通りに生活することで、"生きている"ことを保っている状況が恐ろしい。
売春もルーティンワークの一環
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

スーザンの目が綺麗すぎて、しかも目で語りかけるような演技なのでとても引き込まれた。
ジョーブラックが可愛くて、やっぱ初々しいけど実直な感じの人っていいな、、って思った
家が訳わからないくらい豪華で、そ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

もっと人と語り合いたい。素直に打ち明け合ったその時に、相手の脆い部分も愛しいと思える気がする。とにかく最高の映画!

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

3.2

たぶん悪魔が、を見た後に本作を見ると肩透かしくらうよう..
復讐の仕方めんどくさすぎるし、別れた彼女に、好きな人と結ばれるよう手伝ってもらうなんて無神経すぎる...
エレーナの顔圧と人形みたいな子犬が
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

そう私たちは語り足りない
例えば、思っていたけど言葉にしなかったことや、気恥ずかしいようなロマンチックな思想や、内に秘めてる複雑難解な自分のこととか、そういうのを語るべきなんだ、というか語りたい。素直
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ティモシーシャラメがいい
ウディアレン特有のクスッと笑える会話を眺めているだけで楽しい

危険なプロット(2012年製作の映画)

4.6

充足

少年の嘘だかほんとだか分からない客観的な風刺画みたいな文章にめちゃくちゃ振り回されて楽しかった

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.5

全てに意表をつかれる
アンナカリーナなくして成立しない映画

所々で男どもがこんな話があるって話してくれる内容が好きだった。そういう世界のどこかの皮肉な実話による教えみたいなの聞きたい。
ダンスシーン
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

私にとって「花様年華」を超える作品は今のところ無い
あらゆるシーンが好きだし、溢れんばかりの映像美に、映画という"物語"を展開するものという認識から、映像そのものを味わうことも映画の醍醐味なのだと認識
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.9

つかみどころのない小悪魔のような、どこか不安定なレアセドゥの移り変わる表情に翻弄され見惚れてた
チョコレートと煙草私も同時に食してみよう

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.3

鑑賞後数日たっても北アフリカ(おそらくモロッコ)の青い月夜に、どんなに体を合わせても枯渇していく男とクロチルドの白のドレスを思い出す。細い路地にただ茫然とそこにいる現地の人の中で、実態の掴めない女と1>>続きを読む

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.0

ネイル、指輪、チャイナドレスと小物による鮮やかさを見るだけで眼福だった

終わりの方トニーレオンの優しい表情に私まで辛くなってた
違う形で出会ってればとも思うけど、違う形で出会ってたらここまで切迫した
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