ハイエナちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ハイエナちゃん

ハイエナちゃん

トッツィー(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

俳優としての成長かと思いきや、単なる恋愛ドラマとして締めくくられて残念。しかも恋愛に関する人としての成長は感じられないままハッピーエンドでモヤモヤ。

この映画のストーリーラインはいくつかのエンディン
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.5

娯楽ハリウッド映画の王道的な1本で好感。

高校時代の同級生、脳筋と気弱なデブくんが警察学校で再会。バカな警官コンビとしてパトロール生活。

そんなふたりは見た目が若い?からという理由だけで潜入捜査官
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

1.0

クリスマスイブの夜にサンタクロースが武装強盗集団相手に大暴れ!という設定は面白い。しかし本編は期待を大きく下回る内容。

各シーンのテンポも悪くかった。
中身が無いのに長回しが多かったり、逆に極端に端
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ダイ・ハート(2023年製作の映画)

1.0

挫折。ジョン・ウィックと同じ脚本家とは思えないほど酷いシーンばかりのシークエンス。導入部はそこそこだった。舞台がアクションスクールに移ってからは、なぜか急に失速。

調べてみると本作は元々はテレビドラ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.8

10年前に見たときは面白く感じなかったんですよ。理由は分からないんですが。

で、先日改めて見てみたら、「なんじゃこりゃあああああ」の面白さでした。
導入部が見事ですね。ジョン・ウィックの素性を明かさ
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ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

1.0

10分で挫折。アダム・サンドラーは大好きな俳優だけど、全く魅力を感じない人物設定、興味の沸かないストーリーライン。
映画って雰囲気の撮り方でもなく、NETFLIXお得意の単なる時間浪費動画。
他に見た
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プロジェクトA子(1986年製作の映画)

3.1

宮崎駿監督にけんかを売って、激怒させたという本作。
アニメ雑誌のインタビューで制作動機を次のように語ったのは有名な話。
「明るく、理屈の先行しない作品を観たかったので。最近の作品は宗教がかっているのが
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機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

2.9

完結編にしてやっと映画らしくなったと思います。
映画は主人公設定と目的設定が大事だと言われています。
1部と2部については登場人物が多すぎたこと、目的設定がTV版のストーリーを尺に収めることになってし
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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

2.5

やっぱりZガンダムはTVシリーズで見てなんぼなんだなあと思いました。

第2部のテーマは恋人。悲恋もあれば、十代らしい恋もある。あるいは不器用なおっさんの恋心。拠り処となる男を求める女。友達以上恋人未
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機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

2.9

「映画」として純粋に評価すると最低。TV版のファンとして見ると、3点ぐらい。監督の試み自体は5点の評価。その理由を書いていきます。

●映画としては最低
そもそもテレビシリーズを映画にまとめるのは無理
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キクロプス CYCLOPS(1987年製作の映画)

1.0

本作は80年代後半に流行ったスプラッター物オリジナルビデオ。当時のスプラッター表現を研究する人には向いているが、それ以外に特筆すべきものがない作品。

冒頭にナレーションや世界観設定のテロップがある作
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HYDRA(2019年製作の映画)

3.3

映画監督ではなく映画のアクション監督による映画。
全体的に荒削りではあるものの、ストーリー構成の基本に則って作らていて好感。
主人公の「成長」に関しても、キャラ設定上、ほんの僅か。ですが、ウェイターで
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豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

1.0

映画通ぶってわかるふりをして見続けるという選択肢もあった。だが、時間の無駄と感じて30分で終了。

脚本も演出も稚拙で言葉足らず。登場人物たちの設定と雑である。故にどんな人なのかが見当も付かず、何のた
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

名前は知ってるけど見たことないし、白黒で古臭くてつまんなそう。とお思いの方にどんな映画か簡単に解説。

傭兵7人によるタワーディフェンス型のアクション映画です。
完全に娯楽映画です。お行儀よく姿勢を正
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大逆転(1983年製作の映画)

3.0

この映画、まさに80年代のアフリカ系アメリカ人の社会的地位が象徴的に描かれている。運転手、掃除人などブルーカラーは黒人、ホワイトカラーは白人というステレオタイプな役割分担。実際そうだったんでしょうけれ>>続きを読む

ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.0

父の家業は強盗。そしてそんな親の子である彼もまた強盗として生きている。そんな男が人生をやり直そうと試みるのだが。

というがストーリーライン。そこに、業務(銀行強盗)がきっかけで知り合った女性もストー
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狼たちの絆(1991年製作の映画)

5.0

チョウ・ユンファのガムくちゃ噛みで星5つ。とにかくニヤニヤしながらガムを噛むシーンが演技?が面白い。

あれ?ちょっと壊れちゃったのかな?と不安になるくらいヤバいオーラを放ってます。

ちなみに映画と
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激突!(1971年製作の映画)

3.0

いま見るとフツー或いは退屈かもしれません。ひたすら大型トレーラーに追い回されるという恐怖。現代においてはさほど目新しくはないですからね。

劇場公開時はこういった理不尽な恐怖は斬新だったはず。当時リア
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.3

麻薬捜査チームで街に染まりすぎてしまったベテラン刑事と、憧れのそのチームに配属された新人くんの初日の出来事。

寓話的でありつつ、そこまで説教臭くもなく。脚本としては面白く、冒頭10分での状況設定パー
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アニマル・ハウス(1978年製作の映画)

1.0

主演と思いきや全くそんなことはないジョン・ベルーシの立ち位置に不安を感じながら30分。挫折しました。
ショートエピソードを積み重ねていく構成の映画なのだが、いかんせん脚本が雑然として洗練されていない。
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純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

1.0

見ていて片腹痛しの宮迫のクズ親役は、晩年のリアル宮迫とオーバーラップ。
麻生久美子は不気味でしかなく、ミスキャスト。

観客に何を見せたかったのかさっぱり分からない場当たり的にも見える脚本。
ラストま
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チャチャ・リアル・スムース(2022年製作の映画)

1.0

配信映画だね、ってな内容のテレビドラマクオリティ。あるいはテレビドラマの体にも至ってない。

監督が主演や脚本を兼ねるのは構わないが、せめて脚本の書き方の鉄則ぐらいはちゃんと学んでからにして欲しい。
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マチルダ(1996年製作の映画)

1.0

導入部は面白かったものの、天才児に超能力要素を足すことで物語が破綻している。
序盤は天才児、後半は超能力少女。
どっちの凄さでストーリーを転がしていくのか。見る側は戸惑う。
主人公の女の子も上手く演じ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

女同士の友情物語的な映画と勘違いして、長年敬遠していた本作。
映画脚本のテキストブックの中でも多く引用されていたので、いまさらながら鑑賞。
これは90年代のアメリカン・ニューシネマですね。

自分にと
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.8

さえないNTRサラリーマンが、実は天才的な暗殺者の家系だとしたら?
娯楽アクションながら、プロローグからエピローグまでよくまとまってる。

アクションシーンも独創的なアイデアが豊富。特にクライマックス
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ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

カーアクション系のクライム映画、と見せかけたあらすじ。しかし実は正統派映画でした。自分的には2000年代に突如現れたアメリカン・ニューシネマと位置づけてます。

2010年代以降、大量消費するタイプの
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ドキュメント 太陽の牙ダグラム(1983年製作の映画)

2.0

本編であるテレビ版太陽の牙ダグラムを見なければさっぱり分からない内容でありつつ、テレビ版を見ていれば劇場版は見る必要もない。

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