psychedeliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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死霊のえじき(1985年製作の映画)

5.0

新三部作では新参のゾンビ映画ファンをげんなりさせたロメロだが,この旧三部作の完結作を見ると実は古参という印象とは裏腹に,一昨毎に方法論を大きく変えていることがわかる。一昨目は古典ホラー,二作目はオカル>>続きを読む

眠狂四郎 女妖剣(1964年製作の映画)

5.0

雷蔵の狂四郎では四作目にあたる。前三作と比べると一転して劇画色が強い。ロードムービーの中で悪女や刺客を斬り伏せて行く狂四郎の姿は川崎三枝子作品におけるカタルシスのそれと同じく名付くものを全身に漲らせて>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

基本的に他のホラー映画では絶対にやらないことをやった映画。驚愕する女の眼球を接写し続けたり,獣や鳥の骨や羽毛の散乱した部屋を執拗に映し続けたり,ベタになることを恐れて誰もがわざわざやらないことを全てや>>続きを読む

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

5.0

東映バイオレンス・アクションの中でも極め付けの傑作。元はアメリカのAIP辺りが量産したブラックスプロイテーションに触発されて生まれたのだろうが(いわばパクリ)伊藤俊也という新鋭にまかせたために類稀なる>>続きを読む

吸血処女イレーナ・鮮血のエクスタシー(1973年製作の映画)

5.0

一体何が処女なんでしょうか。リナ・ロメイ嬢は徹頭徹尾ヤリっ放しだし,血を吸う描写も直接的には描かれません(描かれるバージョンもあるのだが)
ソリダット・ミランダ亡き後,ジェス・フランコの新たな相棒とな
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原子人間(1955年製作の映画)

5.0

古典ホラー路線を推し進める以前の英ハマープロダクションの製作した傑作SFホラー。
エイリアン以前の作品としては最高レベルの出来。どうして日本ではヴァル・ゲストがハマーで撮った作品を殆どソフト化しないの
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風流使者 天下無双の剣(1959年製作の映画)

5.0

右太衛門,月形,大友,ワカトミの殺陣が一度に見られるのはこの作品だけ。東映のエース松田定次のチャンバラ映画の集大成。